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線の恋病

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この小説書くのが一番頭使ってる気します最近笑 なるべく色々な描写挟みたくてやるけど難しい…… なんとか面白くなれ〜〜笑
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線の恋病 第12話

線の恋病 第12話

テラスの食堂を後にした僕は、ゼミを飛ばし愛菜に会いにバスに乗っていた。お咎めは勿論、心配のLINEすら僕のスマホは鳴りはしない。耳元では着信音の代わりに興味も無い音楽だけがただただ惰性で流れている。

(プシュッ)

車体を揺らしながら、バスはゆっくりと足を止めた。河原町三条と駅名をアナウンスする車掌の声は、この駅名だけは特別ゆったりと声に出している気がした。殆どの乗客はこの駅で降りる。僕もバスか

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線の恋病 第11話

線の恋病 第11話

僕は視線の先の光景に今更になって真ん中なんかを歩いていた事を後悔する。端に寄るにしても、今からでは目立ってしまう。さしずめ大名行列を前にした村人みないな所だろうか。
右往左往する僕を見つけ、ぞろぞろと僕の周りに集まる集団。
揃いのリュックに揃いの茶髪。疎らな服装ではあるが、無駄に張った胸板からは変に統一感のある集団に見えた。
どれもこれも見せられているだけ。そんなものにいちいち気落ちしてしまう僕。

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