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便秘が及ぼす体への影響って?症状を緩和する食事と合わせて管理栄養士が解説

◆パナプラス薬局の「栄養だより」って?
パナプラス薬局の管理栄養士チームがお届けする“食と健康に関するコラム”。食に関するちょっとしたギモンや管理栄養士ならではの専門的なお話まで、チームメンバー7人が発信しています。本日は「便秘が及ぼす体への影響と緩和のための食事」についてです。

便秘になると、お腹の張りや痛みをはじめとした様々な影響が体にあらわれます。今回はどんな影響があるのか、また食事の面でどのようなことをすれば和らげることができるのか、管理栄養士の視点でまとめてみました。


あんな症状もこんな症状も、実は便秘が原因?

便秘の症状としては張りや腹痛が一般的に知られていますが、実はそれ以外にも様々な症状としてあらわれます。

便秘は及ぼす主な症状

・お腹の異常
・おならや口臭といった臭いのトラブル
・ニキビや吹き出物といったお肌のトラブル
・食事は変えていないのに太りやすい
・体の疲労感
・ストレス
・免疫力の低下

これらの症状の中に当てはまるものはありますか?当てはまるという方は便秘が関係している可能性があります。便秘で悩む方は薬に頼る前に、まずは食生活を見直してみるのがおすすめです。


便秘の方に多い食事とは

便秘の方は食事嗜好にも特徴があります。

例えば、
・魚よりお肉が好き
・根菜類などの野菜はあまり食べない
・ヨーグルトはあまり食べない
・油ものはあまり食べない
など…。

上記のような食事を続けると、腸内のバランスが崩れ悪玉菌が優勢になってしまいます。そうすると、体の異常となって便秘の症状が現れる場合があるのです。


便秘緩和のために。食事選択のすすめ

便秘に悩んでいる人は、まずは以下の食品を積極的に摂ることを意識しましょう。

①ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌などが含まれる食材
②食物繊維やオリゴ糖が含まれる食材
③オレイン酸が含まれる油

①の代表食材はヨーグルト、漬物、納豆。②はりんご、バナナ、キウイ、わかめ、えのき、豆腐、オクラ、めかぶ、もち麦ご飯などに含まれています。③はオリーブオイルなどに含まれる油。オレイン酸は腸を刺激してぜん動運動を促すと言われているほか、腸内の滑りをよくし、便を出しやすくする効果も期待できます。


便秘は様々な体の影響を生み出しますが、毎日出す事を目標にする必要はありません。出ていないと不安になりがちですが、食事量や、食事の内容によって出やすい日、出にくい日があるので体のペースに合わせて付き合っていくと良いと思います。

どの食材と相性が良いかは人によって様々です。自分と相性が良いものを見つけて、便秘になりにくい食事を意識しながら生活してみてはいかがでしょうか?

パナプラス薬局管理栄養士チームよりおしらせ

パナプラス薬局では全店舗に管理栄養士が常駐しており、日頃から外来患者様を中心に栄養指導、栄養相談を行っています。

OTC商品(健康補助食品)購入に関するアドバイスや、専任の管理栄養士による「有料栄養相談プログラム」のサービスも行っておりますので、気になる方は各店舗までお気軽にご相談ください。

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