万有引力というウソ
塾をやっていて「こんなウソを子供に教えていいものかどうか」と悩むことがあります。
とはいえ「万有引力」というウソは、塾生が受ける定期試験や入試に出題されますので、教えないわけにもいきません。
そのため「万有引力はウソだから、お前達が真実を解明してくれ」と付け加えるようにしています。
歴史の改ざんというのは、どこの国もやっていることです。
そうしないと民心が安定しないので、これは必要悪といえるでしょう。
しかし科学でこれをやられると、子供達の探求心を潰すことになるため、害悪としか言いようがありません。
すべてのものに引力が存在する?
私と、この目の前のパソコンが、お互いに引っ張りあっているとでもいうのですか?
根拠は?
そう、なぜ万物に引力があるのか、その「根拠がない」のです。
こういった法則のずるいところは「調べようがない」ことです。
「人間やパソコンの引力を測る装置が無い=永久にウソがバレない」
そういうことです。
たしかに科学の発展は目覚ましく、人類は空を飛び、ついには宇宙にまで達しました。
しかし「すべてのものに引力がある」という万有引力の法則、それ自体には何の根拠もないのです。
地球の中心に向かって引っ張る力はあっても、それが万有引力の法則で言う「重力」である必要はないのです。
現実、宇宙科学では万有引力の法則に翳(かげ)りが見えてきています。
星が、万有引力の法則では説明の出来ない動きをしているというのです。
それに危機を感じた科学者たちが、ダークマター(暗黒物質)などという存在を頭の中で作り出し、それらの引力が働いているからそういう動きになるのだと、強引に万有引力の法則をフォローしようとしています。
これは困ったことです。
新しい法則を発見してもらいたいと思うのですが。
星の中心に引っ張る力、それが重力でないとするのであれば、いったい何なのでしょうね。
地球上で渦を作ると、それは地球の中心に向かって伸びていきます。が、地球の力が及ばない宇宙空間では、中央部分が球体になって回転するようです。水も、宇宙空間では球体になりますね。
その球体の中心に向かう力、この辺がカギかもしれません。
あるいは、学校の理科の実験でも見られるように、物質同士が結合しようとする性質が巨大なエネルギーになったものなのかもしれません。
しかし、「なぜ」くっつこうとするのかはまだ分かっていないのです。
真実を解き明かす役目は、子供たちにゆだねましょう。
こうやって万有引力がウソだというと、特に理系の人が怒り出します。
同様に「光より速い物質は無い」とする相対性理論がウソだといっても、激しい非難を受けます。
アインシュタインが発表した当時は、光より速い物質の観測が不可能であったから言えたのでしょう。が、今では光と同等の速さを持つ物質が見つかっていますから、それは無理ですね。
怒り出すのは、たぶん、日本独特の習慣ではないかと思います。
『教科書に書いてあることは間違いがない』
と、盲目的に思い込む人が多いのです。
「詰め込み教育」という、日本の教育方針の問題なのかもしれません。
教師の言うこと、教科書の書いてあること、それらに疑問を持つ子が生まれてこない土壌が日本にあります。
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