47都道府県郷土料理レシピ集
管理栄養士のインスタグラムアカウントで
全国の郷土料理を作るという企画をしました♪
こんなご時世なのでフォロワーさんに少しでも旅行した気分になっていただけたらなと挑戦しましたが、私自身がとても勉強になり楽しめました☺️
9月1日から10月17日まで、全国の郷土料理を自分なりに研究して実際に作り、毎日投稿してきた記録をせっかくなのでこのnoteにもレシピをまとめてみました。47つ分あります!
郷土料理の簡単な紹介と実際に料理の写真、
レシピ、作って食べてみた感想を以下にまとめてみました。
※郷土料理(ご当地グルメ)は1都道府県あたりいくつもありますが、家庭で比較的簡単に作りやすいものを各県1つ選び、再現しました♪
1. 北海道「鮭のちゃんちゃん焼き」
「鮭のちゃんちゃん焼き」は、秋から冬にかけてとれるサケと旬の野菜を蒸し焼きにして味噌で味付けした料理です。石狩地方の漁師町が発祥といわれています。今では「石狩鍋」「ジンギスカン」と共に「農山漁村の郷土料理百選(農林水産省主催)」に選ばれています✨
名前の由来は諸説あり、“ちゃっちゃとくつくれるから”、“お父ちゃんがつくるから”、“焼くときに鉄板とヘラがチャンチャンという音を立てるから”など、
さまざまな由来があります😶
石狩市では、昭和初期ごろに船上で漁師たちが釣ったサケをドラム缶からつくった鉄板で焼いて食べたのが発祥と伝わっています。
北海道のサケの歴史は古く、その昔アイヌの人々が貴重な食料源として捕獲していました。今でもサケの漁獲量は国内トップを誇り、北海道ではサケを使った郷土料理が多く存在します☺️
北海道の大地の恵みの美味しいものがぎゅっと凝縮されたこの料理🥔🧈🐟✨鮭や野菜を味噌とバターを合わせて作ったタレに絡めて、熱々のプレートでじゅわっと焼いていただきます😍♪
少しこってり濃いめの味付けがたまりません🤤
めちゃくちゃごはんに合います🍚!
【材料】※2人分
鮭の切り身 2切れ
キャベツ 200g (1/4玉ほど)
もやし 1/2袋
玉ねぎ 1/2個
パプリカ 1個
じゃがいも 1個
★合わせ味噌 大さじ4
★白すりごま 大さじ2
★きび砂糖 大さじ1.5
★醤油 大さじ1.5
★みりん 大さじ1.5
★酒 大さじ3
★バター 10g
サラダ油 大さじ1
追いバター お好みで
小ネギ 適量
【作り方】
▼下準備
・鮭の切り身は1切れ4等分にする。
・キャベツはざく切りにする。
・玉ねぎはくし切りにする。
・パプリカは食べやすい大きさに細長く切る。
・じゃがいもは皮をむき0.5cm厚さのいちょう切りにする。
・★の材料は耐熱容器に合わせて混ぜ、ラップをして600Wの電子レンジで1分半加熱する。(味噌ダレの完成♪)
① ホットプレート(フライパン)にサラダ油大1をひき、鮭の切り身を皮目からパリパリに焼く。(中強火)
② 鮭に火が通ったらキャベツ、もやし、玉ねぎ、パプリカの野菜を加えて、蓋をして10分蒸し焼きにする。
③ 味噌ダレを加えて、全体を混ぜながら炒め、味が馴染んだら完成♪
④ 追いバターをして、小ネギをちらして、いただきます✨
2. 青森「バラ焼き」
バラ焼きとはたっぷりの玉ねぎと牛バラ肉を、
醤油ベースの甘辛いタレで絡めて鉄板でしっかりと炒める料理です♪
発祥は青森県三沢市ですが、お隣十和田市でもソウルフードとして根強く愛されています。「十和田バラ焼き」という名でも広く認知され、市内の飲食店では牛バラ肉のほかに豚肉や馬肉、羊肉などさまざまなお肉で提供されているそうな😊
さすがりんご🍎が特産物の青森!
味付けは甘めで食べやすく、お子様も大人もみんな大好きな感じ味でした
すき焼きのタレで甘く煮込んでごはんと共に
食べると美味しい😉🍚🥢
溶き卵をつけながら食べても美味しかったです!
【材料】※3人分
牛バラ肉(牛細切れ肉) 250g
玉ねぎ 1個
★すりおろしりんご 160g
★すりおろしにんにく 小さじ1
★すりおろし生姜 小さじ1
★すき焼きのタレ 150ml
★きび砂糖 大さじ1/2
溶き卵 お好みで
【作り方】
▼下準備
・りんごは皮を剥いてすりおろす。
・玉ねぎは1.5〜2cm角のざく切りにする。
① ボウルにタレの材料★を混ぜ合わせる。
そこに切った玉ねぎ、牛肉を入れてしっかり揉み込む。
② フライパンに移し中火で熱し、炒めるようにかき混ぜながら煮込む♪
(青森では鉄板で焼いたりもします)
③ 玉ねぎがしんなりして透明になったら完成♪ お皿に盛り、溶き卵と共にいただきます✨
3. 岩手「じゃじゃ麺」
じゃじゃ麺は、中国からの引き揚げ者が現地の家庭料理を盛岡で手に入る材料で再現したのが始まりと言われています。見た目は、きしめんのような平打ち麺の上に、肉味噌ときゅうり、長ネギがのった、中華料理の「ジャージャー麺」に似たスタイル!
加える調味料の種類も量も自由なので、自分好みの味を見つける楽しみがあるという点がじゃじゃ麺ならではの魅力だそう✨
みそ味に、甘み・酸味・辛味が入り交じった味わいはなんとも複雑で奥深い!そして、モチモチした麺に挽き肉やきゅうり、長ネギがからんだ食感も独特で、一度食べるとやみつきに♪
そしてじゃじゃ麺のもう一つの魅力が、
「チータンタン」と呼ばれる食後の卵スープ。
食後の皿に自分で卵を割り入れ、店の人に麺のゆで汁とじゃじゃ味噌を加えていただきます。この時に、コショウやラー油など卓上の調味料を好みで加えるのもじゃじゃ麺ファンにとっては定番だそう✨もちろん、何も加えずそのまま飲んでも美味しいそうです😉
「盛岡冷麺」「わんこそば」とともに「盛岡三大麺」に数えられる麺料理で、盛岡っ子にとってはソウルフードだそうです♪
つるつるとやみつきになる味でした😋
【材料】※2人分
うどん 200g (乾麺)
豚ひき肉 120g
たまねぎ 1/2個
長ネギ 1本(白)
きゅうり 1本
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
ごま油 大さじ1
★味噌 大さじ3 (あれば赤味噌)
★オイスターソース 大さじ1
★きび砂糖 大さじ1
水 1/2カップ
豆板醤 小さじ1
黒いりごま 小さじ2
おろししょうが 適量
お酢 お好みの量
ラー油 お好みの量
【作り方】
▼下準備
・玉ねぎはみじん切りにする。
・長ネギ(白)は小口切りにする。
・きゅうりは千切りにする。
・黒いりごまはすり鉢でする。
① フライパンにごま油大1、おろしにんにく、しょうがを入れ、中火で熱する。香りが立ってきたら玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒める。
② 豚ひき肉を加えて、色が変わるまで炒める。
豆板醤をお好みで加えて炒め合わせる。
★の調味料、水1/2カップを加えて、とろみがつくまで加熱する。
③ とろりとしてきたら、黒すりごまを加えて、
水気がほぼなくなれば、肉味噌の完成♪✨
④ 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、うどんを表記通り茹で、水気をよく切って、器に盛り付ける。
⑤ 肉味噌、きゅうり、長ネギ、おろししょうがをトッピングして、酢やラー油を回しかけて、いただきます!
(酢は3回しほどがおすすめ⭐️)
ちなみに〆のチータンタンは、
食べ終わった器に、肉味噌、長ネギ、溶き卵を加えて、うどんの茹で汁を温めて加えます!
お好みでラー油をかけていただきます♪
4.秋田「横手やきそば」
横手やきそばは、キャベツや豚ひき肉を入れて目玉焼きをのせ、福神漬けを添えるのが特徴です♪
また、太い麺を使うのも特徴です!
今回ソースはオイスターソースと中濃ソースを混ぜて作りましたが、ウスターソースでもOKです!
地元、秋田県横手市では、ウスターソースに各店オリジナルのソースをブレンドして作るそうです!
ちなみに名称の表記は「横手焼きそば」ではなく「横手やきそば」で統一されてるそう!
地名が目立つための工夫だそうです♪
具沢山にしたくてピーマン🫑とにんじん🥕も入れてみました!甘辛い麺と半熟卵が絡んでとっても美味しかったです✨
【材料】※1人分
焼きそば 1玉(できれば太麺)
豚ひき肉 100g
キャベツ 4〜5枚
にんじん 1/3本
ピーマン 1個
オリーブ油 小さじ1
★水 大さじ2
★オイスターソース 大さじ1
★中濃ソース 小さじ2
★顆粒和風だし 小さじ1
卵 1個
サラダ油 小さじ1
福神漬け 適量(20gほど)
粗挽き黒こしょう 適量
【作り方】
▼下準備
・キャベツは一口大に切る。
・にんじんは薄い短冊切りにする。
・ピーマンは輪切りの半分に切る。
・★は合わせてソースを作る。
① フライパンにオリーブ油小1を中火で熱し、豚ひき肉を入れてほぐしながら炒める。色が変わってきたら、キャベツ、にんじん、ピーマンを加えて炒める。
② 野菜に油が馴染んだら、焼きそば麺と合わせた★を加えて、全体に味を絡める。お皿に盛り付ける。
③ フライパンをキッチンペーパーで軽く拭き取り、サラダ油(オリーブ油)を小1をひき直し、卵を割り入れる。半熟の目玉焼きを作る。蓋をして弱火〜中火で1〜1分半で様子見ながら熱する。白身が固まったらOK✨火を止める。
④ 焼きそばの上にのせて、福神漬けを添えて、粗挽き黒こしょうをふり、完成♪
5. 宮城「はらこ飯」
昆布だしと醤油で甘辛く煮た鮭の切り身。
その煮汁でごはんを炊き、ごはんの上に鮭と腹子(いくら)をたっぷりのせていただく秋の郷土料理です!
宮城県には北上川、鳴瀬川、阿武隈川をはじめとする大小さまざまな河川があり、毎年秋になるとサケが産卵のために遡上します。天然秋鮭(シロサケ)の旬は10月から本格化し12月中旬まで続きます。一年でおよそ2ヶ月間だけの旬ですが、秋鮭が故郷の海に戻ってくるのは放流してから4年後。その旅はアラスカやオホーツク海にまで渡り三陸の海に戻ってきます。天然秋鮭は水温の低い極寒の海の恵みと言えます。
「はらこ飯」は、伊達政宗公が荒浜の運河工事を視察した折に領民から献上されたことでも有名。
政宗公に献上する以前から、阿武隈川に遡上してくるサケを地引網で獲っていた地元の”漁師飯”として食されていて、各家庭によって味付けが異なるため、亘理では「うちのが一番」が合言葉になっているそうです♪
鮭の旨味が染み出した少し濃いめのごはんが
とても美味しかったです!
【材料】※お米3合分
秋鮭の切り身 3切れ
お米 3合
いくらの醤油漬け 70g
三つ葉 適量
昆布 1枚 (10cm×10cm)
水 450cc
★醤油 80cc
★酒 80cc
★みりん 50cc
★きび砂糖 大さじ2
【作り方】
▼下準備
・秋鮭の小骨をピンセットで抜く。
(ピンセットがない場合は、身を煮た後だと、手でも簡単に抜きます。)
・鍋に昆布と水450mlを入れて30分浸しておく。
・お米は洗ってザルに上げておく。
① 鮭1切れを3等分し、軽塩をふって10分ほどおく。表面に出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
② 昆布を浸した鍋に★を入れて火にかけ、煮立たせる。
③ 鮭の切り身を加えて5分煮る。鮭と昆布を取り出す。鮭の皮を取り除く。小骨があれば取り除く。
④ 炊飯器にお米を入れ、3合の目盛りまで、鮭を煮た煮汁を注ぐ。(3合の目盛りまで足りなければ水を足してください。)
⑤ 通常炊飯する。炊き上がったら、鮭の切り身を入れて、蓋をして食べる時まで蒸らす。
⑥ 器にごはんをよそい、鮭、三つ葉をのせ、いくらをかけたら完成♪
かき混ぜながらいただきます!
6. 山形「だし」
野菜を生のまま手軽に食べられる夏の山形県の定番料理です!山々に囲まれ夏は高温多湿で非常に暑さが厳しい村山地域を中心に食べられてきたといわれており、現在でも地元の人々の生活に定着している一品♪暑さで食欲がなくなる時期にきゅうりやなすなど水分を多く含む夏野菜と青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたのが「だし」。昔から農繁期のスピード料理としても親しまれてきました。
「だし」という名前の由来は、出汁のようにほかの食材を引き立てる事から「だし」となった説や、包丁で野菜を細かく切り“出す”ことから「だし」となった説、また、野菜を刻んで味付けしただけで手早く食卓に“出す”ことから「だし」となったなど、諸説あるそうです😌
そのまま食べても美味しいし、
そうめんにかけても美味しい♪
めんつゆだけ、白だしだけでもOKですが、
めんつゆと白だしを合わせるとさらに美味しい✨
鰹節をかけるのもありです!
山形では家庭の分だけ「だし」の種類があるそうで、だし醤油で食べたり色々な食べ方があります!
【材料】※4人分
ナス 1本
きゅうり 1本
オクラ 8本
みょうが 3個
大葉 10枚
白だし 30ml
めんつゆ 50ml
水 80ml
【作り方】
▼野菜の下処理
・ナスは粗みじん切りにしてたっぷりの水に10分間晒しアクをぬく。水気を切る。
・きゅうりは粗みじん切りにする。
・オクラは輪切りにする。
・みょうはみじん切りにする。
・大葉は軸を除き、色紙切りにする。
① ボウルに切った野菜を全て入れ、白だし、
めんつゆ、水を入れて合わせる。
② 冷蔵庫で1時間冷やしたら完成♪
7. 福島「いかにんじん」
いかにんじんとは福島県中通り北部の郷土料理。
スルメとニンジンを細切りにし、醤油、日本酒、みりんなどで味付けします。各家庭で主に晩秋から冬にかけて作られ、おつまみ、おかずとして親しまれています♪お正月に作ったりすることもあるとか。
ごはんのお供にもぴったりです🍚✨
するめの旨みとにんじんの甘みが合わさり、
とっても日本酒に合う味でした🍶
にんじんは本来長にんじんを使用しますが、なかなか手に入らないので今回は普通のにんじんで作りました🥕また、だし醤油を使用するところを宇和島鯛めしを作った時の出汁で代用しました🤣笑
その出汁の作り方も載せました🦑
【材料】※4人分
スルメ(身の部分) 1枚
にんじん 1本
酒 120cc
▼[出汁] 100mlだけ使用
★酒 大さじ6
★白だし 300ml
★醤油 大さじ4
★みりん 大さじ4
醤油 大さじ1
水 大さじ2
みりん 50ml
きび砂糖 大さじ2
【作り方】
▼下準備
・スルメは身の部分だけをキッチンバサミで細く切る。今回ゲソは使わない。切ったスルメに酒120ccをかけて30分浸す。
・にんじんは2〜3等分長さに切り、縦薄切りにした後、細切りにする。
・出汁の作り方は、まず酒を小鍋に入れて火にかけ、煮立ったら火を止めて他の調味料を加えて混ぜ合わせる。(出汁の完成)
① ボウルに日本酒から引き上げて水気を切ったスルメとにんじんを入れる。
② 小鍋に出汁100ml、醤油大1、水大2、みりん50ml、きび砂糖大2を加えて火にかける。
③ 煮立ったら火を止めて、熱いうちに①のボウルに注ぎ入れる。混ぜ合わせて一晩冷蔵庫で寝かせる。
④ 器に盛り付けて完成♪
8. 栃木「けんちん汁」
けんちん汁は元々お寺で振舞われていた精進料理で、肉を使わない野菜だけの具材が正統派と言われています。けんちん汁は野菜を油で炒めてから出汁を加えるのが特徴で、油が貴重な昔は収穫期くらいにしか食べられなかったそうです。今では郷土料理として那須に根付き、汁だけでなくうどんなどを入れて食べられてもいます。
煮干しの出汁もしっかり抽出されて、
計3種類の異なる出汁が合わさて
旨味の相乗効果を生み出しました☺️✨
根菜は栄養豊富!とても身体が温まります✨
しっかりコトコト煮たので、
野菜の旨味が感じられる味に仕上がりました!
【材料】※4〜5人分
大根 300g(1/3本)
にんじん 1本
しいたけ 6個
里芋 5〜6個(300g)
ごぼう 70g
こんにゃく 220g
木綿豆腐 350g
煮干し 7尾
青ねぎ 適量
サラダ油 大さじ3〜4
白だし汁 450ml (白だし:大さじ3)
和風顆粒だし汁 200ml (和風顆粒だし:小さじ1/2 )
醤油 大さじ3
塩 ふたつまみ
【作り方】
▼下準備
・大根は0.7mm厚さ程のいちょう切りにする。
・にんじんは薄めの半月切り、またはいちょう切りにする。(小さいものは輪切り)
・ごぼうは斜め薄切りして、水にさらしてアクを抜く。
・里芋は皮を剥き、小さめの一口大の乱切りに。
・椎茸は3〜4等分する。軸も使う♪
・こんにゃくはスプーンで一口大にちぎり分ける。
・青ネギは輪切りにする。
・煮干しは頭と内臓をとる。
(指で背中から割き、内臓をとる。)
① 鍋に油をひき、大根、にんじん、ごぼう、里芋、椎茸、こんにゃくを入れて、全体に油が馴染むまで炒める。
② 全体に油が馴染み、十分に炒めたら、豆腐をちぎりながら加える。
③ だし汁2種と煮干しを加えて、野菜が柔らかくなるで10〜12分程煮る。
④ 最後に醤油、塩を加えて、味を調える。
⑤ 器に盛り付けて、ネギを散らして、完成♪
9. 茨城「あんこう鍋」
あんこうは「東のアンコウ 西のフグ」と並び称される茨城県を代表する冬の味覚です!
茨城のあんこうは11月~3月までが旬で、特に肝が肥大する12月~2月が美味しい時期と言われています。
茨城に住んでいる友達夫婦の情報によると、スーパーや市場でよくあんこうの吊るし切りが見られるそう✨あんこうは余すことなく食べられるので1匹捌くのがおすすめだとか。
身が透明でピンク色であるほど新鮮な証拠!
また、皮に艶があるほど新鮮です✨
ぷるぷるでコラーゲンたっぷり!一方で身は脂が少なくヘルシーで美容にも良いあんこう🐟
あんきもは今回手に入らなかったので、味噌を溶かずに昆布だしであっさりといただきました。
ちなみに1匹丸ごと捌くというのは勇気がなくて断念しましたw
レシピでは鍋つゆは薄めに作っているので
お好みで調整してください♪
【材料】※2人分
あんこう 400g
えのき 1袋
白菜 200g
長ネギ 1/2本
焼き豆腐 200g
春菊 1束
にんじん 1/2本
しいたけ 2本
白滝 100g (アク抜き不要)
昆布 3枚
水 1000ml
★酒 100ml
★みりん 60ml
★きび砂糖 大さじ3
★醤油 50ml
七味唐辛子 適量
ポン酢 適量
【作り方】
▼下準備
・えのきは石づきを切り落としほぐす。
・白菜はざく切りする。
・長ネギは斜め切りまたは3cm長さに切る。
・焼き豆腐は大きめの立方体に切る。
・春菊は4cm長さに切る。
・しいたけは軸をとり、飾り切りにする。
・にんじんは1.5cm厚さの輪切りし、花形でくり抜く。くり抜いた後のにんじんも細かく切って使う。
・あんこうは沸騰したお湯で10秒程湯引きし、氷水にとり、水気をきる。
① 鍋に水1000mlと切り込みを入れた昆布(濡れたキッチンペーパーで表面を拭く)を3枚程入れて、30分浸す。火にかけ沸騰直後に火を止め、昆布を取り出したら、昆布だしの完成!
② 昆布だしに★の調味料を加えて火にかける。
③ 沸騰したら、野菜、焼き豆腐、きのこ類、白滝を加える。(春菊以外全て)あんこうの骨や皮も加える。
④ 最後にあんこうの身を入れて火が通ったら、春菊をのせて!完成♪
10. 群馬「子供洋食」
子供洋食は群馬県桐生市のご当地グルメ♪
名前の由来は子どもたちのおやつだったためだそうです!ウスターソースのパンチが効いてるので意外とお酒がすすみそう!
おつまみとしてもアリかもしれません😊
ふかしたじゃがいもをこんがり焼いて、桜エビ、
長ネギとともに炒め合わせ、ウスターソースで味付け😋♪ 仕上げに青のりをまぶして完成!
桜エビのいい香りが食欲そそります✨
子供もきっと大好きな味👧🏻👦🏻🧡
【材料】※3人分
じゃがいも 中4個
長ネギ 1本分(白い部分)
桜エビ 6g
オリーブオイル 大さじ1.5
ウスターソース 3回し程
青のり 適量
【作り方】
▼下準備
白ネギは小口切りにする。
① じゃがいもは綺麗に洗って芽を取り、皮付きのまま耐熱容器に入れて、ラップをして600Wの電子レンジで8分加熱する。(もちろんふかす方法でも大丈夫です!)
② じゃがいもの皮を剥き(キッチンペーパーで包むようにして優しくこするとラクチン♪)、一口大に切る。
③ フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを入れてこんがりと焼く。
④ 全面焼き目がついたら、長ネギ、桜エビを加えて炒め合わせる。
⑤ ウスターソースを3回しほど加えて、全体に馴染ませる。
⑥ お皿に盛り付けて、青のりをふったら完成♪
11. 埼玉「つみっこ」
「つみっこ」とは「すいとん」のことで、小麦と野菜を使って作ります✨ 埼玉県本庄市では地元でとれた農家が仕事の合間に良く食べた地域に馴染みのある味だそう😌 「つみっこ」という変わった名前は、練った小麦粉のかたまりを摘み取るようにちぎって鍋に入れたことからついたとされています。
今回は強い粘り気のある大和芋を使って作りました!大和芋は長芋に比べて水分が少なく粘りが強いのが特徴です。
【材料】※5〜6人分
大和芋 200g
薄力粉 170g
溶き卵 2個分
にんじん 1本
大根 1/4本
油揚げ 2枚
長ねぎ 1本
椎茸 小8個
れんこん 200g
小松菜 3株
水 1400ml
白だし 150ml
醤油 大さじ3
【作り方】
▼下準備
・大和芋は皮を剥いてすりおろしてボウルに入れ、薄力粉、溶き卵と共に混ぜ合わせる。耳たぶ程度の柔らかさにこねる。このままラップをして1〜2時間置いておくとふんわりよく伸びる。(すいとんの生地)
・大根、にんじんはいちょう切りにする。
・油揚げは短冊切りにする。
・長ねぎは輪切りにする。
・椎茸は薄切りにする。
・れんこんは小さめの乱切りにする。
・小松菜は根元を切り落とし、5cm長さに切る。
① 鍋に水と白だしを入れ、根菜類の大根、にんじん、れんこんを入れて火にかける。
② 煮立ってから2〜3分したら、すいとんの生地をスプーンですくって丸くしながら加える。(写真は大きめですが小さい方が柔らかく食べやすくなります)
③ 残りの椎茸、小松菜、長ねぎ、油揚げを加えて2分程煮込む。
④ 最後に醤油を入れて混ぜたら、できあがり。
12. 千葉「鯵のまご茶漬け」
漁師飯として手軽に作れることで地元の方に親しまれてきた料理。新鮮だからこそ美味しく食べられるという点がミソです✨
主に千葉県の房総半島の南東部に位置するいすみ、御宿、勝浦、鴨川といったエリアで食べられているそう。いずれも太平洋側の外房に面しており、沖合は暖流と寒流が交わる場所があることから海の生物がとても豊富。アジやクロダイ、メジナなどの魚が一年を通じて釣れます!
漁師さんが船の上でまごまごせずに素早く食べられるように考案された料理で、アジなどの魚の身をヅケにしたり、ネギやミソ、ショウガを軽く和えて、それをごはんの上にのせ、魚のアラでとっただし汁をかけて食すものです。あまりにも美味しいため「孫にも食べさせたい」という思いから「まご茶」と名付けられたという説もあるそうです。
今回はおろし生姜、醤油、みりん、白ごまに漬け込んだアジを細かく刻んだみょうが、小ねぎ、海苔と共にごはんの上にのせていただきます☺️
様々な薬味が効いてさっぱり美味しい♪
いくらでも食べれそうな感じでした♡
【材料】※1人分
鯵のお刺身 3枚(1尾)
★醤油 大さじ2
★みりん 小さじ1
★おろし生姜 小さじ1
★白いりごま 大さじ1
大葉 3枚
みょうが 2個
小ネギ 大さじ3
焼き海苔 適量
わさび 適量
和風顆粒だし 小さじ1/2
温かいごはん お茶碗1杯分
熱湯 お好みの量
【作り方】
▼下準備
・みょうがはみじん切りにする。
・大葉は細切りにする。
・小ネギは小口切りにする。
・焼き海苔はキッチンバサミで細く刻む。
① 刺身用のアジは斜めにそぎ切りにする。
ボウルに★の材料を混ぜ合わせて漬けダレを作る。そこに鯵を入れて15分冷蔵庫で漬け込む。
② ごはんを器によそい、アジをのせて、和風顆粒だし、みょうが、大葉、焼き海苔、小ネギものせて、熱湯を回しかける。
③ わさびを添えて、お好みで追加で白いりごまをかけたら完成♪
13. 東京「もんじゃ焼き」
東京の下町で生まれたもんじゃ焼きは「もんじゃ」は江戸時代末期から明治にかけて子供たちが出汁で溶いだ生地で鉄板に文字を書いて覚えながら食べていたのが始まりで、文字(もんじ)焼きと呼ばれたのがルーツだそうです。
当時、東京の隅田川河口の中州の埋立地として誕生した町、月島。いかにも下町らしい街並みに発展した月島で、とりわけ子供たちで賑わっていたのが路地の駄菓子屋です。店の奥に鉄板の焼台を置き、小麦粉を溶いて薄く焼いたものに醤油や蜜をつけて食べさせたのが、「もんじゃ焼」の始まりだとか😶
このもんじゃ焼きが大阪や広島など各地に伝わり、現在のお好み焼きに枝分かれしていったと言われています。実はもんじゃ焼きの方がお好み焼より歴史が古い料理だそうです😳‼︎
もんじゃ焼きの楽しみは、食感の違い!
小麦粉を溶かす出汁の量が多く、鉄板に接する部分はパリパリとていて、押さえつけが足りない部分はトロっとした違う食感を味わうことができます♪
【材料】※2人分 (2回分)
キャベツ 1/2玉
薄力粉 50g
水 500ml
白だし 大さじ2
醤油 大さじ1
ウスターソース 大さじ2
顆粒和風だし 小さじ1/2
天かす 適量
かつお節 適量
とろけるチーズ 適量
切り餅 適量(しゃぶしゃぶ用)
辛子明太子 1腹
カレー粉 適量
サラダ油 大さじ1
【作り方】
▼下準備
・キャベツは細かく切る。(1cm角)
・切り餅は1cm四方に切る。
・辛子明太子は1腹を4等分する。
① ボウルに薄力粉、水、白だし、醤油、ウスターソース、顆粒和風だしを入れて、泡立て器でよく撹拌する。生地の完成!(多少ダマが残ってもOK)
② 温めたホットプレートにサラダ油をひき、キャベツ(半量)を広げて、しんなりするまで炒める。
③ 再び生地を底に沈殿(分離)しないように混ぜたら、お玉2杯分をキャベツの上にかけて、混ぜ合わせて絡める。
④ キャベツを円状にして、真ん中をあけて土手をつくる。生地を混ぜてお玉1杯分を真ん中に加える。4秒後くらいに生地と土手を混ぜ合わせる。
⑤ 生地と土手が一体化したら、再びドーナツ状に土手を作って、真ん中にお玉1杯分の生地を流し込む。ここに天かす、かつお節、おもち、チーズ、明太子(2回目は明太子、もちの代わりにカレー粉♪)をのせる。
⑥ 全体を混ぜ合わせて、全てが馴染んだら、再び土手を作って真ん中にお玉1杯分の生地を流し込み、しっかり混ぜ合わせたら、完成♪
⑦ 生地をヘラで鉄板に焼き付けるようにしながらいただきます✨
14. 神奈川「海軍カレー」
海軍カレー(かいぐんカレー)とは、旧日本海軍(1872年-1945年)の兵食に由来するとされるカレーライスです。(Wikipediaより)
海軍カレーの正確な定義は、曖昧な部分も多いようですが、基本的には「レトロ」、「昔懐かしい」を特色とするそうです。海軍割烹術考書のレシピに基づき調理したものとされています!
今回は
・カレー粉と小麦粉を使ってルーを作ること
・チャツネを使うこと
・カレーライス、牛乳、サラダの3点セット
のポイント3点を押さえて作ってみました♪
一晩寝かせるとさらにとろみがついて
美味しかったです✨
【材料】※4〜5人分
牛肉 400g
岩塩 少々
粗挽き黒胡椒 少々
玉ねぎ 小1個
じゃがいも 中2個
さつまいも 小1本
にんじん 中1本
オリーブ油 大さじ3
スターアニス 1個(ホール)
クローブ 4粒(ホール)
カルダモン 3粒(ホール)
水 900cc
フォン・ド・ボー 16g(1袋)
顆粒コンソメ 大さじ1.5
牛脂 70g
薄力粉 大さじ2.5
▼市販のカレー粉 大さじ6
(※今回はカレー粉の代わりにスパイスを使いました)
★ターメリック 小さじ2
★チリペッパー 小さじ1
★ガラムマサラ 小さじ2
★ブラックペッパー 小さじ1/5
★クミン 小さじ2
★コリアンダー 小さじ4
チャツネ 大さじ1
中濃ソース 大さじ1
塩 少々
牛乳
お好みのサラダ
【作り方】
▼下準備
・牛肉は一口大に切り、岩塩、黒こしょうをふっておく。
・玉ねぎはさいの目切りにする。
・じゃがいもは皮をむき、一口大切って水にさらし、水気を切る。
・にんじんは皮をむき、角切りにする。
・さつまいもは綺麗に洗い、輪切りまたは半月切りにする。
① 鍋にオリーブ油大3、スターアニス、クローブ、カルダモンを入れて火にかける。カルダモンからパチパチと音がして泡立ってきたら、玉ねぎを加えて中火で3分炒める。
② にんじんを加えて中火で2分炒める。
牛肉を加えて全面に焼き色をつける。
そこにじゃがいも、さつまいもを加えて中火でさらに4分炒める。
③ 水、フォンドボーを加えて一煮立ちさせ、蓋をして弱火で20分煮込む。顆粒コンソメを入れて混ぜ合わせる。
④ ③を煮込んでいる間にルーを作る。
小さめのフライパンに牛脂70gを弱火でゆっくりと炒めて溶かす。油がしっかり溶けたら薄力粉大さじ2.5を加える。全体に泡が立ち、ほんのり茶色になるまで混ぜながら炒める。
⑤ カレー粉(★のスパイス)を加え、極弱火で焦がさないように注意しながら、とろっとするまで炒める。
⑥ ③のお鍋に⑤を加えて、全体を混ぜ合わせてとろみがつくまで煮込む。塩、中濃ソース、チャツネを加えて味を整える。
⑦ ごはんをお皿に盛り、カレーをかけて、サラダと牛乳を用意して、完成♪
15. 新潟「柏崎鯛茶漬け」
柏崎は約42kmの海岸線をもつ海のまちで、複雑に入り組んだ岩場のリアス式海岸は良好な漁場として知られています。特に笠島沖には鯛の産卵場があると言われています。そのため柏崎は県内有数の鯛の水揚げ量を誇り、近隣の旅館では古くから鯛料理を提供してきました。
鯛飯、鯛味噌など様々なメニューがありますが、近年盛り上がりをみせているのが「鯛茶漬け」です。笠島の鯛は成長段階で荒波でもまれ、白身がキュッと引き締められています。
鯛めしの上には三つ葉、いくら、岩のり、わさびをのせて、だし汁(お茶)をかけました。
ちょっと贅沢で磯の香りを味わえる一品✨
もちろん鯛めしのまま食べても美味しいのですが、お茶漬けにすると味のまとまりがよくサラサラと食べられました☺️✨
【材料】※2人分
鯛の切り身 2切れ
★薄口醤油 大さじ2
★酒 大さじ2
★みりん 大さじ1
★塩 ひとつまみ
昆布 1枚 (10cm×10cm)
サラダ油 大さじ1
お米 2合
いくら 70g
岩のりの佃煮 適量
三つ葉 適量
わさび 適量
和風顆粒だし 小さじ1/2(1人分)
熱湯 適量
(※お茶でもOK)
【作り方】
▼下準備
・お米は洗ってザルに上げておく。
・鯛の切り身に薄く塩(分量外)をふり15分おいて、出てきた水分をキッチンペーパーで拭く。
① フライパンにサラダ油を中火で熱し、タイを皮目から焼く。皮目に焼き色がついたら裏返して、1分ほど焼く。
② 炊飯器にお米を入れ、★の調味料を入れる。昆布は表面を濡らして絞ったキッチンペーパーで軽く拭いてから加える。水を2合の目盛りまで注ぐ。
③ 焼いたタイの切り身をのせて、炊飯する。
④ 炊き上がったら、昆布とタイを取り出し、タイの小骨を取り除く。(皮はお好みで取り除く)タイ1切れを残し、残り1切れを戻し入れて、身をほぐしながらごはんと共に混ぜ合わせる。(鯛めしの完成♪)
⑤ 器に鯛めしをよそい、その上に半分に切ったタイの切り身、いくら、岩のりの佃煮、三つ葉、わさびをのせる。顆粒和風だしを入れて、熱湯(お茶)をお好みの量注ぐ。できあがり♪
16. 富山「ブラックラーメン」
「富山ブラックラーメン」は、醤油をベースとした真っ黒なスープで、味・見た目ともにインパクト抜群のラーメンです!黒が特徴的なラーメンは地元の人々から「ブラック」と呼ばれています。ご飯を主食とし、ラーメンをおかずとして食べることを考えているため、ラーメン単品では塩分を強めに感じるのが一般的だそうです。
発祥としては、戦後間もない頃、労働者のためにごはんのおかずとなるようたっぷり濃いめのラーメンを考案したのが始まりと言われています。
「長七製麺 富山のブラックラーメン」
を使って調理しました。
真っ黒なスープに焼豚やメンマを入れて。
味が濃いめなので温玉をのせるとマイルドになりました♪ブラックペッパーをかけるとパンチが足されてさらに美味しくなりました。
【材料】※1人分
富山ブラックラーメンの麺 1玉
付属のスープ 1袋
お湯 300cc
焼豚 3枚
メンマ お好みの量
白ねぎ 1/2本
温玉 1個
粗挽き黒こしょう 適量
【作り方】
▼下準備
・白ねぎは輪切りにする。
① 沸騰したお湯に麺を入れて、ほぐしながら2〜3分茹でる。
② 器にスープを注ぎ、お湯300cc(麺の茹で汁でOK)を加えて、溶く。
③ 麺が茹で上がったら、湯を切ってスープの器に移し、焼豚、メンマ、白ねぎ、温玉をトッピング♪ 仕上げに粗挽き黒こしょうをかけて、できあがり!
17. 長野「野沢菜のおやき」
長野県は"おやき"自体が親しまれています。
夏ならば、茄子を千切りにして少し油で炒め、その中に味噌を入れたものが主流です。
冬ならば、野沢菜の他に、大根のソボロやネギ味噌などが餡に用いられています♪
伝統的な作り方は、囲炉裏の灰の中で焼くのが通常ですが、一度囲炉裏の隅におかれた「渡し」の上で乾かしてから焼いたりもするそう。その時の燃料はコナラなどの落葉広葉樹が用いられるそうです!
雪国らしい工夫ですね☺️
もっちり生地の中に、甘辛く炒めて八幡屋礒五郎の七味唐辛子で和えた野沢菜をたっぷり詰めました♪
しっかりお腹が膨れてくれて、おやつにもおかずにもぴったりです😌♪
【材料】※4つ分
▼[具材 ]
野沢菜 230g
ごま油 大さじ1.5
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 小さじ2
七味唐辛子 少々 (八幡屋礒五郎)
▼[生地 ]
強力粉 100g
薄力粉 100g
塩 少々
熱湯 150ml
サラダ油 大さじ1/2
熱湯 100ml
薄力粉(打ち粉) 適量
【作り方】
① ボウルに強力粉、薄力粉、塩を入れて全体を軽く混ぜる。熱湯を注ぎ入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなりひとまとまりになるまで混ぜ合わせる。ラップで包み、冷蔵庫で1時間程寝かせる。
② 野沢菜は塩気が強いので流水ですすぎ、水気を絞る。包丁で細かく刻む。
③ フライパンにごま油大1.5を熱し、野沢菜を炒める。酒、みりん、醤油を加えて、水気がなくなるまで炒める。
④ 七味唐辛子をふり、全体を混ぜる。
(お子様が食べる場合はなしでOKです)
⑤ 台(まな板)に打ち粉をし、寝かした生地をスケッパーで4等分する。軽くまとめてから手で平らに広げ、中央に④の野沢菜をのせて、生地をつまんで口を閉じる。厚み1.5〜2cm程の平たい丸型に成型する。
⑥ 中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、生地を並べて両面焼き色がつくまで焼く。
⑦ 両面こんがり焼き色がついたら、水100mlを流し入れて蓋をして蒸し焼きにする。
水分がなくなったら完成♪
18. 山梨「ほうとう」
「ほうとう」とは小麦粉を練り、平らに切った「ほうとうめん」を、たっぷりの具材とともに味噌仕立ての汁で煮こんだもので、「うまいもんだよかぼちゃのほうとう」といわれるほど、誰もが知る山梨県の代表的な郷土料理です。峡南地域では「のしいれ」「のしこみ」とも呼ばれていて、稲作が適さない山間で米に代わる主食として古くから親しまれてきました。作る手間がかからず野菜や肉とも相性が良く、栄養価も高いです✨「ほうとう」は「餺飥」の呼び名で、平安時代から貴族が儀式等で食べていたそうです。
かぼちゃなどの野菜を入れてトロトロに煮込み、熱々をいただきます☺️✨
ほうとうの平打ち麺が手に入らなかったので
冷凍うどんで作り、それっぽい柔らかい食感を手軽に再現しました😉
七味唐辛子を入れるとアクセントになってとっても美味しかったです♪
味噌は後入れではなく、最初に溶かしてから火にかけるのがポイントです!
【材料】※1〜2人分
冷凍うどん 1玉
かぼちゃ 1/8個
にんじん 1/3本
しめじ 1/2袋
長ねぎ 18cm
白菜 100g
大根 125g
豚肉の切り落とし 135g
★水 300ml
★顆粒和風だし 小さじ1/4
★めんつゆ 30ml
★合わせ味噌 大さじ1
七味唐辛子 お好みで
【作り方】
▼下準備
・にんじんは半月切りにする。
・大根はいちょう切りにする。
・かぼちゃは食べやすい大きさに薄切りにする。
・長ねぎは斜め切りにする。
・白菜は食べやすい大きさにざく切りにする。
・しめじは石づきを切り落とし、ほぐす。
① 鍋に★の材料を入れて、味噌を溶く。
にんじん、大根、かぼちゃ、白菜の芯、しめじを入れて火にかける。柔らかくなったら、白菜の葉、長ねぎを入れて煮る。
② 豚肉を加えて煮込み、アクを取り除く。
③ 冷凍うどんを入れて、柔らかくなるまで煮込む。
④ 七味唐辛子をかけて、できあがり♪
19. 静岡「たまごふわふわ」
たまごふわふわは郷土料理というより
静岡県袋井市のご当地グルメです!
袋井市は掛川市とと磐田市の間にある市。
磐田市は卓球の水谷選手と伊藤美誠選手の出身地です♪ 袋井は東海道五十三次のど真ん中の宿場町でもあります。たまごふわふわは袋井宿で朝食のお膳に出された料理で、将軍徳川家の祝宴料理として登場したこともあり、当時の由緒正しい高級卵料理だったそうです。
卵白をふわふわに泡立てて卵黄を後から加えて混ぜ、出汁の上にのせるだけ😉
蓋をして蒸らせば、出汁との接地面は茶碗蒸しのように卵が固まってぷるぷるに✨
卵をふわっふわにするためには土鍋の大きさに対してちょっと多めの卵をたっぷりと使うことです♪
小ネギの代わりに三つ葉を散らしても◎
【材料】※1〜2人用の土鍋
卵 2個
だし汁 300ml(白だし30ml + 水270ml)
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1
小ネギ 適量
【作り方】
① 土鍋にだし汁、醤油、みりんを入れて煮立たせる。
② 卵は卵白と卵黄に分ける。卵白は泡立て器(ハンドミキサー)でしっかり泡立てて固めのメレンゲを作る。そこに溶きほぐした卵黄を加えて、泡を潰さないように混ぜ合わせる。
③ 土鍋のだし汁が沸騰したら火を弱めるかもしくは止めて、ぶくぶくした泡を収める。そこに②を加えてゴムベラでならし、蓋をして20秒蒸らす。
④ 蓋を開けて小ネギをのせたら完成♪
20. 岐阜「五平餅」
五平餅は、昔山仕事をする人たちが山で有り合わせのご飯をつぶして手元にある板切れににぎりつけて焼き、みそをつけて食べながら酒をくみ交わしたのが始まりと言われています。携帯食として弁当のかわりにしていたそうです。秋の収穫後、神様に感謝して作る伝統的な料理でもあります。
お米をすりつぶして平たい棒に成型し、
くるみを細かく砕いて白すりごま、味噌と共に合わせて作る、くるみ味噌を塗って、表面を香ばしく焼いたら完成✨意外と簡単で手軽に作れます♪
きっとお子様も大好きな味です☺️✨
おやつにぴったり★
【材料】※5本分
ごはん 2合分
素焼きくるみ 50g
★きび砂糖 50g
★合わせ味噌 大さじ2
★白いりごま 大さじ2
★酒 大さじ1
★みりん 大さじ1
★醤油 小さじ1
※必要なもの・・・割り箸5本
【作り方】
▼下準備
素焼きくるみはジップロックなどの保存袋に入れて、麺棒などで粉々に砕いておく。
① すり鉢に白いりごまを入れてすりこぎですり潰す。そこにくるみを混ぜて、すり合わせる。
② きび砂糖、味噌、醤油、酒、みりんを加えていき、その都度よく混ぜる。
(くるみ味噌の完成♪)
③ 温かいごはんをボウルに入れ(お釜のままでもOK)、水で濡らしたすりこぎで半づきにする。
④ 手水をつけて、割り箸にごはんを巻き付けてわらじ形にする。持ち手にアルミホイルを巻いて、トースターで両面カラッと乾燥する程度に焼く。(グリルでもOK)
⑤ 表面にくるみ味噌を塗り、再びトースターで焼いたら完成♪(焦げやすいので様子を見ながら)
21. 石川「ブリ丼」
石川県は海鮮がとても豊富!
金沢の台所と呼ばれる近江町市場には海鮮丼のお店がたくさんあり、ノドグロやブリなどが有名です。
特に冬の能登の代名詞“ブリ”。カニカマは香箱ガニをイメージしました。香箱ガニは11月初旬から12月末と旬が短いですが、この時期金沢近江市場ではたくさんのお店で味わうことができます🦀
新鮮なブリは臭みがなく、脂がしっかりのっていてとっても美味しい✨
そして金沢といえば金箔!以前金沢に行った時に購入した食用金箔をかけて、見た目を華やかにしてみました。
【材料】※1人分
ブリ 120g (刺身用)
カニカマ 2本
めかぶ 1パック
たくあん 3枚
小ねぎ 1本
白いりごま 適量
食用金箔 適量
ごはん 1膳
白だし 大さじ1
醤油 小さじ1
【作り方】
▼下準備
・ブリはお好みの厚みにそぎ切りする。
・たくあんは細切りにする。
・カニカマはほぐす。
① どんぶりにごはんを盛り、その上にブリ、カニカマ、めかぶをのせ、たくあん、小ネギを上にトッピングする。
② 白だしと醤油は合わせて混ぜて、上からかける。(量はお好みで)
③ 白いりごま、食用金箔をふりかけて、完成♪
22. 福井「ソースカツ丼」
全国的にカツ丼といえば玉子カツ丼ですが、福井県は一味違って「カツ丼=ソースカツ丼」が一般的♪ 濃い目のソースで味付けしたカツ丼。薄くスライスした豚肉を揚げ、特製のタレに浸し、タレをまぶしたご飯の上に乗せるだけ✨
作り方はいたってシンプルなのに食欲をそそるフルーティなソースの香りとジューシーな肉汁は、まさに一度食べたら忘れられない味です😊
福井といえば、越前ガニや海鮮丼も有名ですが、
ソースカツ丼は地元民に馴染みがあり、愛されています✨衣がサックサクで細かいのが特徴!
噛んだ瞬間にじゅわ〜と肉汁が溢れて、ソースがしっかり絡んで最高に美味しかったです☺️♪
サクサクの衣を作るポイントは、パン粉をフードプロセッサーで粉々に砕くことです😉✨
また、なるべく薄めの豚肉を選ぶことも本格的に福井の味を再現するポイントです!
山盛りのキャベツとも相性抜群です🧡
【材料】※3人分
トンカツ用豚ロース肉 4枚 (1cm厚さ)
塩こしょう 少々
薄力粉 適量
◎溶き卵 1個分
◎水 大さじ3
パン粉 適量
揚げ油 適量
▼[特製ソース]
ウスターソース 65ml
トマトケチャップ 大さじ3
酒 大さじ2
きび砂糖 大さじ1
醤油 小さじ2
みりん 大さじ1
水 大さじ3.5
温かいごはん 3人分
キャベツの千切り 葉6〜7枚
七味唐辛子 お好みで
トマト 1個(別皿)
【作り方】
▼下準備
・キャベツは千切りにする。
・パン粉はフードプロセッサーで粉々に細かく砕いておく。
① 豚肉は筋切りし、塩こしょう少々をふり、1枚を半分に切る。
② 特製ソースを作る。
ソースの材料を全て小鍋に入れて、火にかけ沸騰したら弱火にし、5〜6分煮詰める。ツヤが出て、とろみがついたら火を止め、そのまま冷ます。
③ ◎の溶き卵と水を混ぜ合わせる。
豚肉に薄力粉を両面薄くまぶし、余分な粉を払い落とし、◎、パン粉の順にまとわせる。
④ 揚げ油を中温(170℃前後)に熱し、豚肉を入れてカリッとするまで揚げる。
⑤ ごはんを器に盛り、キャベツの千切りをのせる。トマトはくし切りにし、お好みのドレッシング(青じそがさっぱりおススメ)をかける。
⑥ 熱々の豚カツをソースにダイブさせ、全体にソースを染み込ませたら、キャベツの上にのせて、完成♪お好みで七味唐辛子をかけていただきます😋✨
23. 愛知「鉄板ナポリタン」
鉄板ナポリタンは1960年代初頭に名古屋の老舗喫茶店「ユキ」の店主が「スパゲティが冷めないように」とこの鉄皿でイタリアンを出したことが始まりです。熱々に熱したステーキ皿にイタりアンを盛り、溶き卵を縁から流し込むことでさらに保温力も上がるという効果も。この昭和レトロなナポリタンが名古屋では人気です!
愛知はモーニング文化が根付いており、喫茶店の数がとても多いです。赤ウインナーとふわふわ卵と太めの麺が特徴です✨今回細麺で卵も薄焼なので忠実な再現にはなってないです😂
私は名古屋に4年と5ヶ月住んでいましたが、
味は美味しくできました♪
【材料】※1人分
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1個
赤ウインナー 4本
オリーブオイル 大さじ1
パスタ 80g
ケチャップ 大さじ3
ウスターソース 小さじ1
きび砂糖 小さじ1/2〜小さじ1
塩 少々
粉チーズ 適量
粗挽き黒こしょう 適量
卵 2個
【作り方】
▼下準備
・玉ねぎは0.5〜0.7mm厚さに切る。
・ピーマンは輪切りにする。
・ウインナーは1本を斜め3等分にする。
① フライパンにオリーブ油大1を熱し、玉ねぎ、ピーマン、ウインナーを炒める。きび砂糖小1/2〜1をまぶして混ぜる。
② 火が通ったら端に寄せて、空いたところにケチャップ、ウスターソースを入れて、ふつふつと煮詰めて酸味を飛ばしてから野菜と混ぜる。
塩少々をふり、混ぜる。
③ 茹でたパスタを合わせて、全体にソースを馴染ませる。
④ 薄く油をひいて熱したスキレットの中央にパスタを盛り、縁から溶き卵を流し入れる。
(工程写真では先に卵を流し入れてますが、後から入れた方が半熟ふわふわになります。)
⑤ 粉チーズ、粗挽き黒こしょうをまぶしたら完成♪
24. 滋賀「鴨鍋」
滋賀県は鴨料理🦆がポピュラーです♪
冬の訪れとともに琵琶湖に飛来してくるマガモを豆腐やネギなどの野菜と一緒に煮込んで食す鍋料理が郷土料理として知られています☺️
寒い冬を乗り切るマガモは脂が多くのり、しっかりとした歯ごたえと脂身の甘さが特徴。「鴨が葱を背負ってくる」ということわざの通り、カモとネギの相性は抜群だそう✨
元々は魚を取る網にかかったカモのみを食していましたが、現在では冬季に限り猟が許されており、
11月から3月にかけて脂がのった鴨料理を食べることができます!
鴨肉は完全に火を通すと固くなるので、
少しレアくらいが美味しいです♪
お好みで溶き卵につけて食べても美味しいです✨
せりの独特な風味が食欲をそそり、ねぎはもちろんのこと、ごぼうとの相性も良かったです☺️
【材料】※3〜4分
鴨ロース肉 300g
長ねぎ 1本
せり 1束
舞茸 1袋
ごぼう 1本
白菜 80g
油揚げ 3枚
焼き豆腐 200g
昆布だし 1000ml
酒 100cc
薄口醤油 100cc
きび砂糖 80g
山椒 お好みで
七味唐辛子 お好みで
【作り方】
▼下準備
・長ねぎは斜め切りにする。
・白菜はざく切りにする。
・ごぼうも斜め切りにする。
・舞茸はほぐす。
・せりは5〜6cm長さに切る。
・油揚げは短冊切りにする。
・焼き豆腐は大きめの立方体に切る。
① 鍋に昆布だし、きび砂糖、薄口醤油、酒を入れて合わせ、火にかけて沸騰させる。
② ごぼう、白菜、舞茸、油揚げ、豆腐を入れて少し煮たら、時間差で長ねぎ、せりを加える。
③ ねぎの上(側)に鴨ロース肉を一枚ずつ並べのせて、色が変わったら、ねぎに巻いていただきます。お好みで山椒、七味唐辛子をかけても美味しいです!
25.三重 「伊勢うどん」
三重は私の故郷です😌
三重に住んでいればスーパーでいつでも伊勢うどんが手に入ります😉♪ちなみに伊勢うどんがうどんの中で1番好きです🥰
伊勢うどんの真反対にあるのが讃岐うどん!
こちらも美味しいですがやっぱり伊勢うどんの方がが美味しく感じます😉(完全に個人の感想)
伊勢うどんは普通、うどん、甘辛い漆黒のタレ、ネギだけの構成ですが、今回は揚げ玉と温泉卵も乗せてみました。(揚げ玉は要らなかったw)
江戸時代以前から伊勢周辺の農民が食べていた地味噌のたまりをつけたうどんを、だし汁を加えて食べやすくしたのが伊勢うどんのはじまりと言われています。その後、お伊勢参りの参拝客にうどんを振舞う店が出てきたことで定着しはじめ、現在でも三重の家庭では日常食として愛されています。
【材料】※1人分
伊勢うどん 1玉
伊勢うどんのタレ 1つ
卵 1個
ネギ 適量
揚げ玉 適量
(↑入れなくていいです笑)
【作り方】
① 鍋にたっぶりのお湯を沸かし、うどんを入れる。再度沸騰してから2〜3分茹でる。
② お湯を切り、丼ぶりにうどんを入れてタレを絡める。
③ ネギ、温泉卵、(揚げ玉)を乗せて完成♪
▼温泉卵の作り方
① 鍋に卵が完全に浸かる程のたっぷりのお湯を沸かす。
② お湯が沸騰したら火を止め、冷蔵庫から出したての卵をおたまを使ってそっと沈める。
③ 夏場なら8分、冬場なら10分そのまま浸けておく。(火を通しすぎると白身が固まるので注意)
④ お湯から取り出し、伊勢うどんの丼ぶりに割り落としてたら完成♪
26. 京都「衣笠丼」
京都で親しまれている油揚げと九条ネギを玉子とじにした丼ぶりです😉✨
衣笠丼(きぬがさどん)は、「絹笠丼」や「信太(しのだ)丼」と呼ばれることもあります。
京都発祥のご当地丼とされていますが、中身は大阪などで食されている狭義のきつね丼と同じであり、この呼び方は京都固有の呼び名だそうです😌
とても簡単で節約レシピとしてもおすすめです♪
京都では横幅があり大きな京揚げを使って作られますが、今回は普通のお揚げで作りました!
出汁がしっかり染みてとろとろでめちゃ美味しかったです😍油揚げにお出汁がしっかり染みていて一口食べた瞬間にじゅわっと溢れました✨
お好みで山椒をかけても◎
【材料】※2人分
油揚げ 大2枚
九条ネギ 3〜4本
★白だし 大さじ1
★水 200ml
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
きび砂糖 大さじ1
カンロ飴 2個
卵 4個
温かいごはん 丼ぶり2杯分
【作り方】
▼下準備
・★の白だしは★の水で割っておく。
・油揚げは油抜きをして、短冊切りにする。
・九条ネギは斜め切りにする。
・卵は溶きほぐしておく。
① 鍋に水で割った白だし、醤油、みりん、きび砂糖、油揚げを加えて加熱する。
② 一煮立ちしたらネギとカンロ飴2個を加える。
③ カンロ飴が溶けてネギに火が通ったら、溶き卵を流し入れて、半熟状になったら火を止める。
④ 器にごはんをよそい、③をかけて、完成♪
27. 奈良「茶粥」
茶がゆが奈良の人々に古くから親しまれています。
料理としての素朴さゆえに奈良県内では専門店をうたっているところは少ないですが、いくつかのお店ではそれぞれに工夫をこらした茶がゆを召し上がることもできます。店によって香りや味わいの特徴が異なり、付け合わせも千差万別です。また、茶粥体調を整えるとされています😌✨
「おかいさん」といわれる奈良の「茶粥」。本来の作り方は、煮出したほうじ茶の中に冷やごはんを入れて炊いたもので、さらっとしているのが特徴です。「大和の朝は茶粥で明ける」といわれているほど「茶粥」は奈良の代表的な日常食なのだそうです✨
今回は生のお米から作ったので、さらっとはせずに粘り気が出てますが味としてはとても美味しかったです☺️さつまいもの素朴な甘みとほうじ茶の香ばしい風味がほんのりとし、少量の塩気(塩)と共に食べるとちょうど良い塩梅😌 柴漬けなどのお新香と共にいただきました。
【材料】※2人分
お米 1/2合
さつまいも 小1本 (173g)
ほうじ茶パック 2パック
お湯 500ml
▼【付け合わせ】
梅干し 2粒
柴漬け 適量
釜揚げしらす 適量
【作り方】
▼下準備
・お米は洗って水を切っておく。
・さつまいもは1.5cm厚さのいちょう切りにし、水に10分さらし、水気を切る。
① 鍋に水500mlを入れて沸騰させ、ほうじ茶パックを2パック入れて4分煮出す。
② ティーパックを取り出し、洗ったお米とさつまいもを入れて、中弱火で20〜25分炊く。途中で様子を見て、水分の蒸発が早ければ、早めに切り上げてもOK。
③ お米が柔らかく炊けたら、器によそい、付け合わせを添えて、完成♪
28. 大阪「木の葉丼」
安価な食材ながら腹持ちがいいので庶民的な食堂の定番メニューとして関西では親しまれているそうな。名前の由来は、具材を舞い散る木の葉に見立てたとのこと…なんとも風流です☺️✨
また、木の葉丼と同様、関西圏に特有の丼として「きつね丼」があります!こちらは蒲鉾ではなく油揚げを卵とじにしています。
素朴な出汁の味が美味しく
身体に優しいと感じました😌
大阪は父の故郷であり私にとっても馴染み深い場所。子供の頃からしょっちゅう遊びに行っていました。グルメの街大阪ですが、素朴な料理もたくさんあります。きつねうどんとかもとっても有名ですね。道頓堀の「今井」というお店はとっても美味しいですよ✨
【材料】※2人分
たけのこの水煮 130g
しいたけ 4個
かまぼこ 85g
カイワレ大根 適量
卵 2個
焼き海苔 適量
温かいごはん 2膳
めんつゆ 45ml
※3倍の水を入れて希釈する。(計180ml)
【作り方】
▼下準備
・たけのこは流水で洗い、食べやすい大きさに薄く切る。
・かまぼこは薄くスライスする。
・しいたけも薄くスライスする。(石づきも縦に割く)
・卵は溶きほぐしておく。
・焼き海苔はキッチンバサミで細く切る。
① 鍋にたけのこ、かまぼこ、椎茸を加えて、めんつゆを入れて中火にかける。沸騰したら落とし蓋をして弱火で5分煮る。
② 溶き卵を流し入れて大きく優しくかき混ぜる。半熟の状態で火を止めて、蓋をして蒸らし、卵とじにする。
③ 器にごはんをよそい、②をのせて、カイワレ大根と焼き海苔を添えて完成♪
29. 和歌山「梅しらす丼」
しらすは主に和歌山市から田辺市までの紀伊水道沖および新宮沖で漁獲されています。
生のしらすを釜茹でしたものが「しらす」、釜茹で後、天日などで乾燥したものが「ちりめん」と呼ばれます。和歌山県では、水揚げ港近くにしらすの加工場が多くあるため、水揚げ後すぐに釜茹でを行えます。漁獲から加工までが短時間で行われるため、ふんわりぷりぷりの食感が味わえるしらす丼が地元に根付いたそうです✨
1年を通して漁獲されますが一番おいしい旬の季節は春と秋です。(秋:9〜11月)
醤油とごま油で香ばしく味付け♪
甘い大粒の紀州南高梅と合わさるととても食欲のそそる美味しさ✨個人的に大好きな味でした☺️
【材料】※1人分
釜揚げしらす 70g
大葉 5枚
紀州南高梅 1個
醤油 小さじ1
ごま油 大さじ1〜1.5
温かいごはん 適量
【作り方】
① 大葉は軸を除き、千切りにする。
② 器にごはんを盛り、しらす、大葉をのせて、醤油とごま油をかける。
③ 梅干しを上に乗せて、完成♪
30. 兵庫「そばめし」
そばめしは、兵庫県神戸市の長田区で主に親しまれているご当地グルメです!ソース好きの関西人にはたまらない料理です😉✨
お好み焼屋さんに冷えたお弁当を持ち込んだお客さんのご飯を、焼きそばと一緒に炒めてあげたのがそばめしの始まりだそうです。元は常連さんの裏メニューだったものが口コミで広がり、正式なメニューとなったみたいです!
こんにゃくと牛肉を出汁と共に甘辛く炊き合わせた「ぼっかけ」を入れて作りました。
美味しく作るには水分をしっかり飛ばすのがポイント♪ ホットプレートで焼きながら食べると美味しいです!ソースはお好みソースでもOK。中濃ソースより酸味が少なめでまろやかな味になります。
ちなみにこれ、私の地元の松阪でも土曜のお昼にたまに出てきたメニューでした😳
馴染み深いといったら馴染み深い!
(ぼっかけは入れてなかったですが)
【材料】※2人分
牛肉の切り落とし 150g
こんにゃく 150g
★白だし 15cc
★水 100cc
★醤油 大さじ1.5
★みりん 大さじ2
★きび砂糖 大さじ1.5
★酒 50cc
★おろししょうが 小さじ2
サラダ油 大さじ1
炊き立てごはん 1膳
焼きそばの麺 1玉
キャベツ 3〜4枚
天かす 大さじ2
刻み紅生姜 大さじ2
ウスターソース 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
かつお節 適量
青のり 適量
【作り方】
▼下準備
・こんにゃくは縦半分に切った後、厚みを半分にして、薄切りにする。沸騰したお湯で3分茹でてアク抜きする。
・キャベツは千切りにする。
・焼きそばの麺はほぐし、細かく刻む。
① フライパンに牛肉、こんにゃくを入れて、★の材料を全て入れて、水分がほとんどなくなるまで甘辛く煮る。(ぼっかけの完成♪)
② ホットプレートに油を熱し、麺、ごはんを加えて炒め合わせる。そこにキャベツを加えてさらに炒め合わせる。
③ ぼっかけを加えて混ぜ合わせる。
④ 天かす、かつお節、刻み紅生姜を加えて炒め合わせる。
⑤ ウスターソース、中濃ソースで味付けする。
(お好みソースでも問題ないです♪)
⑥ 仕上げに青のりをかけて、完成♪
31. 鳥取「いただき」
中に生のお米・野菜を詰めて、だし汁でじっくり炊き上げた古くから伝わる郷土料理で鳥取県西部・弓ヶ浜(ゆみがはま)半島を中心に親しまれています。大きな油揚げの中に生米、生野菜を詰め、だし汁でじっくりと炊き上げた山陰の代表的な田舎めし。かつては、漁師や農家の人々がお弁当に持って行ったと言われています。大きなお口でガブリと頬ばれば、ジュワ~ッと広がる甘味と旨味に思わずみんなが笑顔になります♪
いただきの名前の由来は、昔何か特別な行事があった時に各家庭で作られ近所に振る舞われたそうです。まだお米が貴重な時代には大変ご馳走とされ、近所の方の「もらう」ではなく「頂く」という感謝の気持ちがそのままこの「いただき」という名になったと言われています。
由来は諸説色々あり、秀峰「大山(だいせん)」の頂上に形が似ているところからこう呼ばれるようになったという説もあるそうです。
昆布だしがしっかり染み込んだおいなりさんのような料理✨ 中に詰めるものは酢飯ではなく、お米とごぼうとにんじんを詰めてお鍋で炊き上げます♪
甘辛い出汁がしっかり染み込んで、とっても美味しくできました🥰
昆布の豊かな香りが食欲をそそります✨
【材料】※5〜6人分
お米 カップ1と1/2
にんじん 1/2本
ごぼう 20㎝
お揚げ 5枚
▼[昆布だし]
水 800ml
羅白昆布 3枚
醤油 大さじ4
きび砂糖 大さじ3
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
【作り方】
▼下準備
・昆布だしをとる♪
羅白昆布の表面を濡らして固く絞ったキッチンペーパーで拭き、出汁が染み出しやすいように、数箇所キッチンバサミで切り込みを入れる。鍋に水800mlと昆布を入れ、30分浸す。
火にかけ、沸騰直前に火を止めて、昆布を取り出せば完成♪昆布は使うので捨てずに取っておきます😉!
・お米は洗っておく。
・にんじんは薄切りにし、1.5cm長さの千切りにする。
・ごぼうはささがきにする。
・油揚げはザルにボウルを重ねて、上から熱湯をかけて油抜きする。キッチンペーパーで押さえて、水分をとる。
① ボウルにお米、にんじん、ごぼうを合わせる。
② 油揚げは長方形、または三角形の袋状になるように切る。袋を開く。麺棒でコロコロと上から圧力をかけると、袋が開きやすいです😉!
③ 油揚げの中に、野菜を混ぜたお米を詰める。ぱんぱんに入れず、余裕を持って詰めて、口を爪楊枝で閉じる。
④ 昆布出汁をとった鍋に、醤油、砂糖、酒、みりんを加えて混ぜる。鍋の底に出汁をとった後の昆布を敷き並べる。(焦げ付き防止)
⑤ その上に油揚げを口が上になるように敷き詰めて入れる。落とし蓋をして強火にかける。沸騰したら中火にして、20分炊く。
⑥ 汁気がなくなったら火を止めて、そのまま5〜10分蒸らして、完成♪
32. 岡山「ひるぜん焼きそば」
岡山の蒜山高原のご当地グルメ✨
ソースに味噌を使って麺を香ばしく焼き上げ、
食感のある親鳥を使うのが特徴です😉
蒜山高原は岡山市から車で1時間半。鳥取県に程近い場所にあります。ここにはひるぜん焼そばの名店がたくさんあり、この地方のご家庭でも親しまれています。本場では蒜山でとれた甘みのあるキャベツを使い、秘伝のタレは、ニンニク、玉ネギ、リンゴなど独自の素材を加えた味噌ダレを使用しているそう。
余談ですが、蒜山高原はつい最近癒し旅で訪れました。(三重から車で4時間半w)
私がお邪魔したお店は「悠悠」さんでは柔らかい鶏肉を使用していて、味噌が効いた香ばしい焼きそばがとってもボリューミーで美味しかったです🤤
ちなみにもう一つの名物の大ぶりの「唐揚げ」も
サックサクジューシーで大満足でした🤤
【材料】※1人分
焼きそば麺 1玉
キャベツ 3枚
玉ねぎ 1/2個
鶏もも肉 200g
★焼肉のタレ 大さじ2
★ウスターソース 小さじ1
★酒 小さじ1
★合わせ味噌 小さじ1
サラダ油 大さじ1
【作り方】
▼下準備
・キャベツは芯を取り除き、食べやすい大きさにざく切りにする。
・玉ねぎは1cm幅の薄切りにする。
・鶏もも肉は一口大に切る。
・★の調味料は混ぜ合わせてソースを作っておく。
① フライパンにサラダ油大1を中火で熱し、鶏肉を炒める。鶏肉に5割火が通ったら、玉ねぎを加えて、鶏肉に火が通るで炒める。
② ここで焼きそば麺を加えて、鶏肉の脂を焼きそばに馴染ませるように炒める。焼きそばがカリカリになるまで炒める。(ポイント⭐️)
③ 焼きそばがカリカリになったら、半分スペースを空けて、そこにキャベツを投入♪キャベツの上に麺をのせる。キャベツが少ししんなりしてきたら、合わせたソースを上からかけて、麺に馴染ませる。
④ 強火にして、汁気を飛ばすようにして焼く。
焼きそばを両面、しっかり焼き、パチパチと音がしてきたらOK!完成♪
33. 島根「はしまき」
「はしまき」は、大阪よりも西の中国・九州地方のお祭りの屋台グルメで、食べ歩きするにはもってこいの形状です♪
薄いお好み焼きを箸に巻きつけて作ります!
鉄板で焼き上げて、ソースや青のり、マヨネーズをかけて熱々を食べるのが美味しい✨
具材はお好みのものを入れて楽しめます。
今回は半熟目玉焼きを上にのせていただきました!
【材料】※2人分
キャベツ 2〜3枚
万能ネギ 大さじ5
薄力粉 100g
揚げ玉 大さじ3
刻み紅生姜 大さじ1
顆粒和風だし 小さじ2
卵 1個
水 150ml
サラダ油 小さじ2
▼[トッピング]
とろけるチーズ 適量
お好みソース 適量
マヨネーズ 適量
青のり 適量
かつお節 適量
卵(目玉焼き)
※準備するもの
割り箸 2本
【作り方】
▼下準備
・キャベツは千切りにする。
・ネギは小口切りにする。
① ボウルにキャベツ、ネギ、薄力粉、揚げ玉、刻み紅生姜、顆粒和風だし、卵、水を加えて、よく混ぜ合わせる。
② ホットプレート(または卵焼き器)にサラダ油をひき充分温まったら、生地の半量を流し入れて広げて、3〜4分焼く。
③ 表面が固まってきたら、裏返してさらに1〜2分焼く。(裏返す前にチーズをのせて馴染ませて焼くのも、美味しいのでアリです😉)
④ 取り出して、生地を横にして、端の方を割り箸で狭み(割り箸は割らない)、くるくると巻く。お好みソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をトッピング!また、空いたホットプレートで目玉焼きを焼いて乗せても美味しい🍳
34. 広島「お好み焼き」
広島のお好み焼きは生地と具を混ぜあわせないのが特徴♪
鉄板の上で薄く焼いた生地に大量のキャベツ、もやし、豚肉の順でのせてからひっくり返して蒸し焼きにします。別で作った焼きそばと薄く焼いた卵とあわせて食べる人気のご当地料理。ソースはどろっとした甘口のものを用いるのが一般的で、お好みでマヨネーズをかけて食べるのもありです♪お酒の席のしめとしても愛されています🍺🍶
カリッとした麺が美味しい✨
キャベツなどの野菜たっぷりで粉気は少なめで、野菜と麺と卵が層になって重なっていて、めちゃめちゃボリューミーで美味しかったです☺️♪
【材料】※2〜3人分
キャベツの葉 5〜6枚
もやし 1/3袋
青ネギ 大さじ3〜4
豚バラ肉 110g
中華蒸し麺 1玉 (焼きそばの麺)
揚げ玉 お好みの量
卵 2個
▼[生地]
薄力粉 1/2カップ
※薄力粉の3割を"大豆粉"に置き換えました。
水 1/2カップ
とろろ昆布 お好みの量
かつお節 お好みの量
サラダ油 適量
おたふくソース 適量
青のり 適量
【作り方】
▼下準備
・キャベツの葉は千切りにする。
・青ネギは輪切りにする。
・豚バラ肉は4cm長さ程に切る。
・ボウルに薄力粉、大豆粉、水を泡立て器でなめらかに混ぜ合わせる。
① フライパンを中火で熱し、サラダ油をひく。
生地を直径13〜14cmほどに薄く丸く広げる。
生地の上にとろろ昆布、かつお節を広げてのせる。これで生地の味付けは完了♪
② 生地の上にキャベツ、もやし、青ネギをたっぷりのせて、揚げ玉ものせる。山盛りになるほどのキャベツがポイント♪
③ さらにその上に豚肉をのせ、残りの生地を少量つなぎとしてかける。ここで全体をよいしょとひっくり返す😉!(もう一つフライパンを準備し、あらかじめサラダ油を薄くひいて火にかけある程度温めておき、フライパン同士を重ねて行うと、成功します😆✨)
※単独でひっくり返すのは私には無理でしたw
上からヘラなどで押さえて焼き付ける。
④ 空いた方のフライパンで中華麺をほぐしながら焼く。麺がカリッとしてきたら生地の大きさに丸く成型する。
⑤ ホットプレートで作る場合は、麺の上に、お肉、野菜、生地をよいしょと持ち上げて乗せる。今回はそんな高度な技には挑戦せず、麺をお皿に盛り付けて、その上にお肉、野菜、生地を移動させながら乗せる。
⑥ さらに麺を焼いたフライパンに卵を2個割り入れる。菜箸で気味を崩しながらかき混ぜ、全体を丸く整える。
⑦ 卵が焼けたら⑤の上にひっくり返しながらのせる。(両面焼かずに片面焼いたらOK😉)
⑧ ソースを塗り、青のりをふりかけて完成♪
35. 山口「鱧しゃぶ」
山口を代表する特産物といえばフグと鱧!
フグは山口が日本一の取扱量を誇ることで有名ですが、美味しい鱧も有名です♪
「はもは水を飲んでおいしくなる」と言われるように夏に旬を迎えます。大阪の天神祭や京都の祇園祭など、関西の夏祭りには欠かせない存在!山口県の瀬戸内海沿岸は全国でも有数の産地で、山口の町が室町時代の古くから「西の京」と呼ばれてきたことにちなんで「西京はも」と名付け商標登録を行っています。
とても上品で繊細な味で、ほろほろと口の中でとける鱧の食感は、お魚を食べてることを忘れる口溶け。皮の部分は弾力があり、少しもちっとしました。はもの皮に多く含まれるコンドロイチンは若返りの栄養素と言われ肌をみずみずしく保つ作用があるそうです。また、骨切りと言う特殊な調理を加えるため、小骨もまるごと食べることができ、カルシウムもしっかり摂れます。
鱧の旬は夏(7月)と秋(10〜11月)です♪
ポン酢や梅肉をつけるよりも、鱧の骨や頭でとった出汁だけで味わうのが1番美味しかったです。とてもあっさりとした繊細な出汁で、淡白なようで細やかな鱧の脂の旨味がしっかり感じられました✨
しかし今回は料理というより、
鱧しゃぶセットを取り寄せて鍋に入れるだけの調理です😂w "家庭で簡単に作れる"という証明になっていなくて申し訳ございません🙇♀️💦
【材料】※2人分
玉ねぎ(淡路島産) 1個
えのき 1/2株
しめじ 1/2株
水菜 適量
細ねぎ 適量
椎茸 2個
飾りにんじん 2匹
あわ麩 4切れ
(もち粉とあわの実で作られている)
鱧しゃぶ 2人分
出汁 1500ml
ポン酢 お好みで
梅肉 お好みで
【作り方】
① 鍋に出汁をたっぷり張り、炙った鱧の頭と骨を入れて、蓋をして沸騰させる。
② 沸騰したら鱧の頭と骨を取り出し、淡路島玉ねぎ、野菜を入れて炊く。
③ 野菜が食べごろになったら、鱧の身を1つずつ(写真では一気に入れてますが笑)、皮目からそっと出汁に放ち、鱧の身が白くボタンのように開けば、食べごろ♪炊きすぎず、出汁にくぐらせるだけで、骨切した身の間に出汁がよく染みる✨
④ 最初は出汁だけめ、その後、梅肉やポン酢につけて食べると、3重で楽しい♪締めは素麺で♪
36. 香川「骨付鳥」
骨付鳥には親(おや)鳥と、雛(ひな)鳥の2種類あります。“おや”はしかっりとした歯ごたえが特徴的。噛めば噛むほど味わい深く、一度食べるとはまってしまいます。鶏肉本来の風味が味わえてクセになる通好みの逸品です♪
“ひな”はふっくらと柔らかい肉質で食べやすいのが特徴です。お肉はジューシーで、皮はパリパリと芳ばしく、小さなお子様から年配の方まで幅広く人気があります!
スパイシーなのでビールとの相性も抜群!
シメは、お皿に残ったたっぷりの肉汁におにぎりを浸して食べるのがツウです♪
たっぷりのこしょうとガーリック油で
じっくり焼き上げました。
キャベツと一緒にいただきます🥬
【材料】※1人分
骨つきもも肉 1本
※親鳥、雛鳥(若鳥)どちらでもOK!
★おろしにんにく 小さじ2
★ガーリックパウダー 4〜5ふり
★テーブルこしょう 小さじ2
★岩塩 小さじ1/5
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
キャベツ お好みの量
【作り方】
① 鶏肉は包丁で数本切り込みを入れて、フォークで数箇所刺す。裏表両側に★の調味料をすりこみ、冷蔵庫で1時間以上馴染ませる。
② にんにく1片を潰す。オリーブオイル大2〜3を小さいフライパンで熱し、にんにくを入れて10分程弱火で香りを油に移す。(ガーリックオイル)
③ オーブンを200℃に熱し、クッキングシートの上にガーリック油をのせ、その上に鶏肉を皮目を下にして置く。残りの油も上からかけて、オーブンで10分焼く。
④ 裏返して同じく10分焼く。そのままオーブンを250℃に上げて、さらに5分焼く。(様子を見ながら)
⑤ 食べやすい大きさに切ったキャベツをお皿に敷き詰め、その上に鶏肉をのせ、クッキングシートに残ったガーリック油を上からかけて、完成♪
37. 徳島「でこまわし」
でこまわしは味噌田楽のことで、回しながら焼く様子や食べる時にも熱を冷ますため、クルクルと串を回するところが、人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形に似ていることから「でこまわし」という名が付いたと言われています。
徳島県の祖谷(いや)地方に伝わるもので、祖谷には有名な「大歩危(おおぼけ)」があります。そんな山深い場所の郷土料理です。
基本的には「サトイモの味噌田楽」ということになるようですが、今ではジャガイモやサトイモ、こんにゃく、岩豆腐と呼ばれる硬い豆腐を人形に見立ててくしに刺して作られています。これを炭火の脇で回しながら焼きます。
お店の軒先で鮎やあめごなどといった渓流の魚などと一緒に炭火に当たっています。少し甘めの味噌が程よく焦げたでこまわしは、玉こんにゃく、岩豆腐、ジャガイモの組み合わせ。それぞれに違う食感が楽しめ、体も温まります✨
今回は蕎麦粉団子×小さいじゃがいも×豆腐×こんにゃくの組み合わせで作りました♪
田楽味噌ダレを塗ってこんがり焼いたら出来上がり。
【材料】※4本分
そば粉 40g
水 大さじ3
じゃがいも 小さいサイズ4個
木綿豆腐 200g
こんにゃく 150g
▼【田楽味噌】
★味噌 大さじ2
★醤油 小さじ1
★きび砂糖 大さじ3
★酒 小さじ1
★水 小さじ1
【作り方】
▼下準備
・じゃがいもは芽を取り皮をむく。
・木綿豆腐は4等分の四角形に切る。(じゃがいもと厚みを合わせる)キッチンペーパーでしっかり水気を切る。
・こんにゃくは沸騰したお湯で2〜3分茹でてアク抜きし、三角形に切る。キッチンペーパーでしっかり水気を切る。
① じゃがいも鍋で水から茹でる。沸騰してから10分を目安に茹で、竹串が刺さる程度になればOK!
② そば団子を作る。ボウルにそば粉を入れ、少量ずつ水を加えて、一塊になるように練り合わせる。生地が均一になったら、4等分に分けて丸める。(手にそば粉で打ち粉して丸める)
③ 沸騰したお湯に入れ、浮かんでくるまで茹でる。氷水に取る。
④ 田楽味噌の材料を混ぜ合わせる。
⑤ 竹串にこんにゃく、豆腐、じゃがいも、そば団子の順に刺して、トースターのトレイにアルミホイルを敷いた上にのせ、表面にたっぷりの田楽味噌を塗る。
⑥ 上火グリルのトースターで6分程焼く。
表面がこんがり焼けたら、でこまわしの完成♪
38. 高知「鰹のたたき」
高知のかつおの旬は、
「初鰹」が3〜5月。「戻り鰹」が9〜11月。
また、高知県では旬の時期に釣ったばかりのカツオをその日のうちに食べる「日戻り鰹」を楽しめることが有名だそうです!それはそれは極上の味だとか☺️
季節が温かくなるにつれ黒潮に乗って太平洋を北上する初鰹は、脂が少なくサッパリしているのが特徴で、薬味をたっぷり乗せてポン酢で味わう「タタキ」が一番おいしい食べ方だと言われています。
一方、戻り鰹は、春に黒潮に乗って北上したカツオが秋になるとUターンして南下したタイミングで水揚げされます。南下していく途中で多くの餌を食べているため、初鰹に比べ、脂が乗り、柔らかな味わいとトロッとした食感になっています。生の刺身で濃厚な旨味を味わうのがおすすめだそうです😌
表面をサッと焼いて、氷水で身を締めて、
脂がのってとろっと濃厚な味わいをそのままにいただきました😌 薄くスライスした玉ねぎをたっぷり敷き、小ネギをまぶし、生姜にんにくポン酢でかけるといくらでも食べられそうな美味しさでした✨
【材料】※2〜3人分
皮付きのかつお 大1節(250g)
粗塩 適量
玉ねぎ 1/2個
万能ねぎの小口切り 5本
ポン酢じょうゆ 適量
おろし生姜 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
サラダ油 小さじ2
【作り方】
▼下準備
・玉ねぎは薄くスライスし、水にさらして辛みを消す。
・かつおは粗塩を全体に軽くふり、5分ほど置く。出てきた水分をキッチンペーパーでふいて臭みを除く。
① フライパンにサラダ油を熱し、かつおの皮目を下にして30秒焼く。他の面も各面20秒ずつ焼く。(1〜2mm色が変わる程度がベスト)
② 氷水にとって、余熱が伝わるのを防ぎ、身をしめる。キッチンペーパーで水気をふく。
③ 皮を手前にして置き、1cm厚さに切る。
包丁を一気に手前に引きながら切ると、あまり身崩れせず綺麗な断面に切れます。バットに入れてラップをし、冷蔵庫で15〜30分ほど冷やすと、色が鮮やかになります。
④ ポン酢醤油とおろし生姜、おろしにんにくは混ぜ合わせる。(タレ)
お皿に玉ねぎを敷き、かつおを並べ、上からタレをかけてねぎを散らして、いただきます。
39. 愛媛 「宇和島鯛めし」
中予・東予で食される鯛めしは、鯛をご飯と共に炊き上げますが、南予では生の鯛をタレに漬け込みタレごと熱いご飯にかけて食べます。海賊飯とも漁師飯とも言われ、船上の酒盛りの終わりに酒の残った茶碗にご飯を盛り、醤油をたっぷり含ませた鯛の刺身をのせて食べたのが始まりとされています😌
とても簡単で美味しかったです☺️✨
本場で食べる鯛めしはきっともっとぷりぷりで
新鮮で美味しいのだろうなと、愛媛に行ってみたい気持ちが膨らみます🥰
実はまだ四国には行ったこと一度もないんです。
いつか道後温泉♨️など風情ある愛媛をお散歩してみたいなぁ。
【材料】※1人分
鯛のお刺身 お好みの量
★酒 大さじ6
★出汁(白だし) 300ml
★醤油 大さじ4
★みりん 大さじ4
★卵 1個
温かいごはん 1膳分
大葉 5枚
焼き海苔 適当
卵黄 1個
【作り方】
① 小鍋に★酒大6を入れて火にかけてアルコールを飛ばす。そのあと★出汁300ml、★醤油大4、★みりん大4を加えて混ぜ合わせ、火を止める。人肌程度まで冷ます。
② ボウルに卵を溶きほぐし、人肌程度の温度まで冷ましたダシ大さじ6〜7杯(お好みの量)を溶き卵に加える。
③ 鯛のお刺身を包丁を寝かしてスッとそぎ切りにする。薄過ぎず、厚すぎず。
④ ②のダシにお刺身を入れて絡める。
⑤ ごはんを器に盛って、お刺身をタレごと乗せ、大葉、焼き海苔を刻んでトッピング!卵黄を乗せて完成♪
40. 福岡「玉めし」
玉めし(煮卵おむすび)は福岡県みやま市の名物です!
「みやま玉めし」として親しまれているお店があります♪そこでは100年の老舗『守山醸造』の醤油を使っているそうです!これを使った秘伝のタレは10年以上継ぎ足しながら作っていて、独特の甘味と風味を醸し出しているそうです✨
甘辛い味付け煮卵を甘辛い味付けごはんで包みます。九州醤油を思わせる甘辛さをすき焼きのタレで再現しました😋
【材料】※5個分
卵 5個
塩 大さじ1
★すき焼きのタレ 150cc
★醤油 15cc
★塩 少々
お米 2合
白いりごま お好みで
焼き海苔 お好みで
小ネギ お好みで
【作り方】
▼下準備
卵は常温に戻しておく。
① 鍋に水を18mmの高さまで入れる。
(定規で計りましたが笑、卵が2/3ほど浸かる高さです)
塩大さじ1を加えて火にかけ、沸騰したら卵を入れ、最初の1分半はお玉などで転がし続ける。残り5分は蓋をして中火で加熱する。
② 茹で上がったらすぐに冷水にとり、水の中で殻をむく。(半熟卵の完成)
③ ボウルに★のすき焼きのタレ、醤油、塩を混ぜ合わせ、タレを作る。半熟卵を入れて、冷蔵庫で1時間漬け込む。(30分経過後に一度卵を転がす)
④ 漬け込んでいる間にお米を炊く。2合のお米を洗い、炊飯器のお釜に入れ、★の漬けダレを大さじ4杯加えて、2合の目盛りまで水を注いで炊飯する。
⑤ 炊き上がったごはんで煮卵を包む。
ラップの上にごはんを広げ、煮卵を真ん中にのせて、ラップを使って丸く包む。ラップごと包丁で半分に切ると綺麗な断面に♪
(ごはんの量が多いと私みたいに崩れますww)
⑥ お好みで白いりごまや、焼き海苔、小ネギと共にいただきます♪
41. 大分「石垣もち」
粉食文化から生まれた石垣もちは昔の人が農作業の合間に食べるために作られていたおやつです。名前の由来は石垣のようにゴツゴツしているからという説と、石垣の多い地区発祥であるからという説があるそう😮
芋を切りこむから「きりこみもち」、芋をこねるから「こねこみもち」などと、地域によって名前や由来が異なります。
見た目も材料も愛知の「鬼まんじゅう」そっくり😳‼︎ とても親しみのある味でした🍠
金時芋を使用しましたがお芋自体に甘みがあるので、お砂糖はもう少し控えめで良かったかも。
めちゃくちゃ腹持ちいいです。笑
【材料】※16〜20個分
さつまいも 2本
薄力粉 300g
片栗粉 20g
ベーキングパウダー 6g
塩 5g
きび砂糖 160g
水 120ml
【作り方】
▼下準備
さつまいもは皮を剥いて1.2〜1.3cm角に切る。たっぷりの水に浸して2時間以上置く。(アク抜きする) ※私は一晩漬けましたが、2時間程で大丈夫です♪
① さつまいもをザルにあげて水気を切る。
さつまいもをボウルに入れて、薄力粉、片栗粉、ベーキングパウダー、塩を合わせてふるいながら加える。きび砂糖もふるって加える。
② さつまいもと混ぜ合わせる。
混ざったら、水120mlを少しずつ加えて混ぜ合わせる。粉っぽくなくなったらOK!
練りすぎない。
③ クッキングシートを正方形に切り、その上にスプーンで生地をのせる。(50gほどが食べやすい)
④ 蒸し器やせいろに並べ入れて、お湯を沸かし、強火で25分蒸す。
⑤ ふわふわに仕上がったら完成♪
42. 熊本「つぼん汁」
「つぼん汁」は、鶏肉、かまぼこ、里芋、ごぼう、人参、大根など根菜の野菜を小さめに切り、いりこ出汁で煮て醤油味で仕上げた具だくさんの汁もので、野菜の旨味が溶けだした優しい味わいです✨
もともとは人吉球磨地域で秋祭りに供される会席膳の一つで、現在は正月や祭りなどでも作られているそう😌
特に祝い事には欠かせない料理であり、そのとき具材は7種類か9種類など奇数でそろえます。
これでもかってくらい具沢山が嬉しい😊
味付けは淡口しょうゆ、濃口しょうゆ、お酒だけのシンプルさ。そこに椎茸のもどし汁も入れたらとっても美味しくなりました✨
野菜や鶏肉の旨味が溶け出し、澄んだつゆがとっても美味しかったです✨
【材料】※5〜6人分
里芋 8個
にんじん 1本
ちくわ 4本
こんにゃく 1枚
焼き豆腐 280g
干し椎茸 5枚
椎茸 2枚
鶏もも肉 300g
水 6カップ
★椎茸のもどし汁 100ml
★酒 大さじ4〜6
★薄口しょうゆ 大さじ3
★濃口しょうゆ 大さじ3
【作り方】
▼下準備
・干し椎茸は水で戻しておく。(6時間程)
・鶏肉は少し小さめの一口サイズに切る。
・にんじん、ちくわ、こんにゃく、焼き豆腐は同じ大きさの一口大のサイコロ状に切る。
・椎茸、干し椎茸はそぎ切りにする。
① 鍋に水6カップを入れ、焼き豆腐以外の材料を入れる。中火にかけて沸騰してから8〜12分程様子を見ながら煮る。出てきたアクを丁寧に取り除く。
② 野菜に火が通ったら★と焼き豆腐を加える。さらに2分ほど煮て完成♪
43. 宮崎「冷や汁」
冷や汁とは、魚のすり身に炙った味噌、すりごまなどを合わせたものを、魚の頭や骨、昆布などでとっただし汁で伸ばし、豆腐を加え、冷えた麦飯にかけて食べる宮崎の郷土料理です!
使う魚は様々ですが、一般的にはアジやトビウオ、カマスなどを使用します。古くは鎌倉時代の書、鎌倉管領家記録に「武家にては飯に汁かけ参らせ候、僧侶にては冷汁をかけ参らせ候」と記されていたそうです😳
今では全国に広がっていますが、特に夏の厳しい宮崎県の風土に適して郷土料理として定着するようになったそうな✨
夏の暑い時期、さっぱりしたものが食べたい時に作ったので最高に美味しかったです🥺🎐
冷たい味噌汁!というような感じです😋
何とも食欲をかきたてる味でした…‼︎
【材料】※4人分
アジの干物 1枚
大葉 5枚
みょうが 3個
絹豆腐 350g
きゅうり 1本
★合わせ味噌 大さじ4
★白すりごま 大さじ2
★顆粒和風だし 小さじ1
★醤油 小さじ1
★おろし生姜 小さじ1/2
★水 400ml
サラダ油 大さじ1
ごはん お好みの量
【作り方】
▼下準備
・絹豆腐はキッチンペーパーで包み、15分程置いて水切りする。
・きゅうり、みょうがは薄い輪切りにする。
・大葉は軸を切り落とし、色紙切りにする。
① フライパンにサラダ油大1をひき中火で熱し、アジの干物を焼く。皮目3分、身の部分2分程を目安に焼き、身をほぐす。
② ボウルに★の材料を入れて混ぜ合わせたら、きゅうり、みょうが、大葉、アジの干物のほぐし身を加えて、さらに豆腐を大きめに崩しながら入れる。冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
③ 器にごはんをよそって、その上からかけていただきます😋🙏
44. 鹿児島「さつまいものポテトサラダ」
特に鹿児島では「紅はるか」の栽培が盛んで、紅はるかは形・色とも美しく、焼き芋にした時の糖度が50度以上にもなります♪
鹿児島のさつまいもの生産は、でん粉用、焼酎用、加工用等の工業用の生産が85%以上を占め、他県で多い青果用の生産が少ないのが特徴だそうです😳
鹿児島といえばさつまいも🍠
「薩摩芋」というくらい九州では豊富に収穫されています!✨さつまいもを使ったポテトサラダは甘みがあり、ウインナーや粒マスタードとの相性がとても良かったです☺️✨
【材料】※2人分
さつまいも 2本(550g)
ウインナー 5本
★粒マスタード 大さじ2
★マヨネーズ 大さじ4
★塩こしょう 少々
【作り方】
▼下準備
・さつまいもは皮付きのまま1〜1.5cm程厚さの輪切りにして、水に10分間さらしてアクを拭く。
・ウインナーは耐熱皿に移し600Wのレンジで30秒加熱する。粗熱がとれたら輪切りにする。
① 鍋にさつまいもを入れ、さつまいもとかぶるくるいの水を入れて、20分茹でる。
② さつまいもをザルに上げ、ボウルに移し熱いうちに木べらやすり棒でマッシュする。少し形が残っている方が食感があって美味しいです。
③ ウインナーを加えて混ぜ合わせる。
④ ★を加えて混ぜ合わせたら完成♪
45. 佐賀「シシリアンライス」
シシリアンライスは佐賀県内のレストランや喫茶店で提供されているご当地グルメです。炒めたお肉やトマトやレタスなどの野菜をごはんの上にのせ、マヨネーズなどで味付けしたものです。お店によって具材や味付けの仕方も少しずつ違ってくるとか。
誕生は昭和50年頃まで遡ると言われています。
起源は諸説あり、「飲食店のまかない飯であった」という説もあります。
デミグラスソースやバジルソースをかけたり、
ジャポネソースで和風にする喫茶店もあります。
また、具材にブルーベリーを使ったり、刻みのりを盛るお店など、様々です😌
今回はローストビーフで少しリッチにしました。
薄く切ったれんこんでチップスを揚げ、
コールスロードレッシングを手作り!
イタリアンドレッシングとダブルがけです♪
【材料】※2人分
グリーンレタス 4枚
ローストビーフ 100g
カイワレ大根 お好みの量
れんこんチップス 200g(れんこん)
スライス玉ねぎ 1/4個
ミニトマト 4粒
温玉 2個
ごはん 2膳分
イタリアンドレッシング 適量
▼【コールスロードレッシング】適量
ヨーグルト 80g
マヨネーズ 大さじ3
塩 ひとつまみ
きび砂糖 小さじ2
【作り方】
▼下準備
・レタスは食べやすい大きさに小さくちぎる。
・カイワレ大根は根本を切り落とす。
・れんこんは5mm幅にスライスし、カラッと素揚げして、油を切っておく。
・玉ねぎはスライサーで薄くスライスする。
(しばらく水に浸すと辛みが和らぐ)
・ミニトマトは半分に切る。
① コールスロードレッシングの材料を全て混ぜ合わせる。(ドレッシングの完成!)
② お茶碗にごはんを詰め、プレートにカパッとドーム状に盛り、具材が盛りやすいように上を少し平らにする。
③ ローストビーフをのせ、その上にレタス、カイワレ大根、玉ねぎの順で盛る。てっぺんにトマトを飾り、サイドにれんこんチップス添える。
④ イタリアンドレッシングとコールスロードレッシングをかけて、できあがり♪
46. 長崎「皿うどん」
皿うどんは、『四海楼』の創業者がちゃんぽんの
"焼きそばバージョン"として作ったのがはじまりです。一般的にはパリパリした細麺がよく知られていますが、長崎では焼いたちゃんぽんの太い麺を具と一緒に炒め、それにスープをなじませた一皿が定番となっています。
今回は「マルタイの長崎皿うどん」を使って作りました♪このパリパリの麺が最大の特徴✨
クセになる食感です!
なるべく強火でサッと炒めると
野菜のシャキシャキが残っていい感じです!
具材たっぷりで海鮮も豚肉も入っているという
豪華さが贅沢な一皿!!✨
かまぼこがちょっと特徴的ですね!
【材料】※2人分
マルタイ皿うどんの麺 1袋(2食分)
マルタイあんかけスープ 2食分
水 360ml
豚肉の切り落とし 140g
いか(刺身用柵) 70g
むきえび 10尾
しいたけ 2個
かまぼこ 1本
キャベツ 100g
玉ねぎ 1/4個
もやし 1/2袋
長ねぎ 1/2本
にんじん 1/4本
絹さや 9本
サラダ油 大さじ1
【作り方】
▼下準備
・イカは一口サイズにカットする。
・むきえびは背腸を取り除く。
・しいたけは薄く切る。
・かまぼこは食べやすい厚みに切る。
・キャベツは一口大にざく切りにする。
・玉ねぎは薄くスライスする。
・長ネギは輪切りにする。
・にんじんは短冊切りにする。
・絹さやは筋を取り除く。
① 麺は軽くほぐしてお皿に盛り付ける。
付属のあんかけスープの素は水360mlで溶いておく。
② フライパンにサラダ油大1を中火で熱し、まず豚肉を火が通るまで焼く。続いて、むきえび、イカを焼き、にんじん、玉ねぎ、しいたけ、キャベツ、長ネギ、絹さや、もやしの順で入れて炒める。(工程写真の順番よりこちらを推奨します🙇♀️💦)
③ 水で溶いたスープを混ぜながら加えて、とろみがつくまで煮詰める。
④ 麺の上にかけたら、完成♪
47. 沖縄「サーターアンダギー」
サーターアンダーギーはもともと中国から伝わったとされる揚げ菓子で、低温の油でゆっくりと揚げることで球状に丸めた生地の一方に亀裂が入りチューリップのように割れた形が特徴です。材料もシンプルで家庭で作りやすいのが嬉しい✨熱々の出来立てが一番美味しい♡
沖縄では熱々のことを「アチコーコー」と言うそうです。晴れの日の縁起がいいお菓子です♪
黒糖で本格的な味に仕立ててみました😋
【材料】※5人分程
ホットケーキミックス 80g
薄力粉 300g
ベーキングパウダー 3g
卵 3個
黒糖 150g
サラダ油 大さじ1/2
【作り方】
▼下準備
黒糖は保存袋に入れて麺棒などで粉々に砕く♪
① ボウルにホットケーキミックス、薄力粉、ベーキングパウダーを合わせて混ぜる。
② 別のボウルに卵を割り入れ、黒糖を加えて混ぜ合わせる。
③ ②のボウルに粉類を数回に分けて加え、その都度泡立て器で卵とよく馴染むように混ぜ合わせる。やや硬めの生地に仕上げる!
途中生地が固くなって混ぜにくくなってきたら、木べらに持ち替えて混ぜる。
④ 粘り気のある生地になるまで混ぜ合わせたらOK!両手にサラダ油を塗り、生地をピンポン玉ほどの大きさに丸める。
⑤ フライパンに揚げ油を170℃に熱し、転がしながら約10分揚げる。
揚げていると生地が膨らんで表面が割れてきます✨
⑥ 油を切って完成♪
冷めてもトースターで温めると美味しく召し上がれます😋
以上です!
作れば作るほど、日本のことが知れる気がして、
食文化はとても深いなぁと、
実際にその地に赴きたくなりました😌
取り寄せ以外のものはご家庭でも簡単に作れるので、もしよかったら作ってみてください☺️
インスタグラムでは
工程写真付きで作り方載せています👇
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