理学療法士という仕事
こんにちは!ぱごろもです。
なんだか理学療法士(PT)についてポジティブなことを書いてない気がしたので笑
今回はPTの仕事についてのお話です。
理学療法士とは?
PTは理学療法士免許という国家資格を持っています。
理学療法士及び作業療法士法には
「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。
と記載されています。
基本的動作能力というのがミソです。
起き上がったり、座ったり、歩いたりするのが基本的動作能力です。
生活するための基本、活動するための基本となる能力というわけですね。
もうひとつ着目したいのは、
「理学療法士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、理学療法を行なうことを業とする者をいう。
という文です。
医師の指示の下というのがポイントで、私たちが自分の身一つで理学療法ができないことがわかります。
実際にPTが行うこと
一言で理学療法、リハビリといっても、様々な分野があります。
まずは病院などの勤務場所による違いです。
病院には
・急性期
・回復期
・慢性期(生活期)
と大きく分けて3つの種類があります。
もし救急車で運ばれた患者さんがいたとすると、
急性期→回復期→慢性期→退院
や
急性期→退院
などの道をたどっていきます。
また、病院以外には
・訪問看護ステーション
・デイサービス(通所リハビリ)
などがあります。
これらは退院後の生活を支えるための施設になります。
PTが対応する分野は
・整形外科:骨折など
・脳神経外科、神経内科:脳卒中、脳梗塞など
・心臓血管外科、循環器内科:心筋梗塞、心不全など
・呼吸器内科/外科:COPD、肺炎など
・がん:白血病、各種がんなど
などがあります。
もちろんひとりの患者さんが一つの病気を持っているわけではなく、複合的に病気にかかっている方もいます。
地域に出るとこういった病気から回復し、退院された方々のリハビリを行います。
その他、現在は予防にも着目されているので、地域で介護予防講座を依頼されることもあります。
このあたりはまた別の記事で説明できればと思います。
PTをやっていてよかったこと
患者さんが元気になってくれるのは本当にうれしいです。
「死」というものに出会うことも珍しくはありませんが、それ以上に患者さんのお役に立てているという感覚がうれしいものです。
なによりも「ありがとう」の一言。
これにつきます。
人と関わる仕事じゃなかったら続けてなかっただろうなと思います。
まとめ
今回は理学療法士について紹介しました。
・理学療法士は基本的動作能力の回復を図る仕事
・医師の指示がないとだめ
・いろんな分野で活躍できる
・「ありがとう」の一言がうれしい
ステキな仕事なんですよー!!
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