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50にして新しいことを始めることになりました。 そこで起こった徒然事を つらつらと書い…

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50にして新しいことを始めることになりました。 そこで起こった徒然事を つらつらと書いています。 よろしければお立ち寄りくださいませ。

最近の記事

朝起きたらなんか居たお話

本題からはちょっとずれるが 昨日は些か飲みすぎた。 たのしくって3軒はしごして ヘロヘロで帰宅し とりあえずシャワーして 洗濯物を取り込むだけして たたみもせずに眠りについた。 朝 目覚めてなにか違和感が… ふと姿見に目をやると 何かいる‼︎姿見の前になんか黒いものがいる。 しかし眼鏡もコンタクトもしていない状態では それがなにかわからない。 まさかG… いやいや、この部屋でGを見たことはない… 震える手で眼鏡をかけて 薄目でその物体を見たところ 蝉いるんですけど‼︎

    • 50オンナが歓楽街で働きだしたお話⑥

      「ボトルを入れるというのは 男の方のプライドだから 入れていただいたボトルは 大切にしないといけないと思っているんですよ」 スナックで働く前に たまたま北新地のとあるクラブの ママから聞いた言葉。 「数ヶ月いらっしゃらないからといって 奥にしまうなんて論外です」 その時は漠然と へぇ〜そうなのか、位にしか思ってなかった。 実際にスナックで働き出して ボトルを入れるというのは どんな気持ちなのか知りたくなった。 あと、わたしはビールしか飲めないので ほかのお酒も飲めるようにな

      • いきなりキレられたお話

        わたしが父の大声を聞いたのは たった2回と記憶している。 小2のとき。 晩ごはん前に何かやらかしたらしく わざわざお布団を敷いている部屋に 連れて行かれ お箸を持ったままお布団の上に投げられ 思わず「お腹すいた…」呟いたら 「お父さんやってお腹すいとるわ!」が 1回目。 高校合格したとき。 父と2人でお寿司を食べに行き 調子に乗ってボタンエビ(地価)を頼んだところ 「なんでボタンエビ頼むの‼︎」が 2回目。 いずれもまったく恐怖はなく… キレられたというイメージもなく 穏やか

        • 50オンナが歓楽街で働きだしたお話⑤

          高速餅つきかよ… 実際に接客をするようになってからの 正直な感想。 「人と話をする」というのが こんなに難しいことだったとは… ものすごい勢いで杵でついてる餅に 合いの手を入れている人の気分。 ひとつ間違えれば大惨事。 そうならないよう 最新の注意をもって会話に聞き入る。 入れなさ過ぎて あと入るタイミングをはかりすぎて 笑顔になりきれず 気味の悪い薄笑いを浮かべながら カウンターに立っていることもしばしば。 余談になるが わたしはドラムが叩けない。 手と足がそれぞれ明確な

        朝起きたらなんか居たお話

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話④

          「あぁ、そういえば…」 いよいよむかえた出勤日当日。 まだお客さまがいらっしゃる前に 思い出したようにママが口を開く。 「名前どうする?」 「名前どうする…?」 意図が飲み込めずおうむ返しのど緊張チャッキー。 「お店での名前ね。なにか源氏名つける? それとも本名でいい?」 でた!源氏名‼︎ 自分の名前が男女どちらでも通用する名前で 違う名前にも少し憧れはあり… しかしなんだか源氏名という響きがむずがゆく… いまさら違う名前と言われてもなかなか思いつかず… 結局「本名でいいです

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話④

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話③

          そんなこんなでお仕事が決まり 翌週から出勤が決まったのだが 早々に壁にぶち当たることになる。 そう、それは服装だ。 ママからのLINEには 「カジュアルNG。綺麗めなお洋服で。 スカートでお願いしますね」と書かれていた。 TPOというやつか… カジュアル万歳。 スカート持ってません。 な当方にしてみれば 難題と言わずしてなんと言うのか。 だからと言って やっぱりやめま〜す!なんて言えるわけもなく。 初出勤まであと2日しかないという 尻に火のついた状態でようやく 小綺麗なお洋

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話③

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話②

          「北新地でバイトする気ない?」 と言われてから2ヶ月。 それ以来お世話になった方(仮にKさんとしておく)からその話はなく いや、まぁそうだわね。 初心者ができる仕事じゃないよねぇ。 しかもこんなおばちゃんが… なんて思っていた。 晩酌を終え 座椅子の上でゴロゴロしていたある日 LINEの通知が来た。 Kさんだった。 「遅くにごめんね。 まえに言ってた店にいるんだけど、 よかったから来ないかなと思って」 時間は22時。 普段なら絶対に行かない。 なぜなら寝る時間だから。 が…

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話②

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話①

          世の中にはいろいろなお仕事があり 向き不向きなどもあると思う。 わたしにとって 一生足を踏み入れることがないと思っていたのが「水商売」。 だったはずなのに ひょんなことからスナックで働くことになった 50オンナのお話です。 よろしければお楽しみください。 「水商売」とひとことで言っても クラブ、ラウンジ、キャバクラ、スナック… いろいろあると思う。 ただ、普段馴染みのお店でしっぽり飲むことに楽しみを見出している身とすれば違いがわからない… (ごめんなさい) とにかく、華やか

          50オンナが歓楽街で働きだしたお話①