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キミは多面体。

「パコちゃんちの洗剤
何使ってんの?」

「ボク家、無いよ」

「保護者の家は
何使ってんの?」

「さあ。ボク、
アレルギーあるから
なんだろうね?」

ボクを養う
親族方々の
ご自宅は複数件
そこを数日ごと
代わりながら暮らす

「住所」として
所在は一か所だが

実際の暮らし
養育負担
分散するため

母方親族みんなで
育ていただいてる

施設の友人は
知っていて
様々質問する

夕食は何だったか
高そうな服はあるか
自宅に絵が飾ってあるか

たぶん
送迎で送られる
親族のお家
要塞みたいで
気になる
それだけだ

邸宅とか
高級住宅とか
そういう類のお住まい

かなり古い

木々に囲まれてる
庭に囲まれ
そういう感じ

新しく
近所に
分譲マンション
できると購入して
別宅にしてる

同居という
住所だけど
実際は
別の暮らしをして

親族のみなさんは
大変そうだ

以前WEBにて
使ってるシャンプー聞かれた
何にするのか

アレルギーの多い
ボクは定まってない
合わなくなると
どんどん変える

アレルギー成分がないもの
そういう物でも
合わない物がたくさんある

だからわからなかった

洗剤やシャンプー、
石鹸や消臭剤
その品目で暮らしのレベルを
推しはかりたいということ

ばかばかしくて
おかしかった

けどそれはリアルだった

「ハッピーエレファントとか
エコベールでしょ?」

確かにある
しかし他にも色々ある

「コンビニとかファミレスや
回転寿司いかないでしょ?」

ボクはいく
確かに叔母さまのなかに
そのどこにも行かない人もいる

ボクは馬鹿だ
正直に質問の
意図すること
何も考えず
応えてた

卑しい質問に
正直応えてしまい
こころ疚しい

また親族に迷惑
かけてしまわないか

ここで暴露すると
外側から見て
巨万の富を得た
おじいちゃま達の暮らし

みんながおもうほど
優雅ではない

叔母さまたちの方面に
代々のお家柄で
優雅なかたも
いらっしゃるが


おじいちゃまたちの
節約生活を見習いたいと
熱く語る

たしか少し前にも
記事にした

捨てない暮らし
ゴミの出ない暮らし

穴の開いた靴下でさえ
洗って窓ガラスの
外側磨きにしたり

確かに猫足家具
確かにブランド品
しかし
おじいちゃまに
何故チョイスして
購入したか尋ねたら

おじいちゃまの
お父様の
遺品だったり
永く使うために
おじいちゃまの
お父様が
いいものを
買っただけ
そういう

手入れし続け
使用しているので
経年劣化もする

それで
購入し直しの時
また
二世代使用できるよう
品を選択するという

優雅なようで
節約を考えてる

たしか
これも一度書いたが
庭にある蔵の中が
壁面四面とも本棚に
改装されてる
場所があり
叔父さまが
書斎で使ってる

叔母さまが管理し
私設図書館の如く
知人友人に本を
貸し出したりする
無料にしているが

寄付を募ってて
世界の貧しい子供達
世界の学校図書への寄付
また古本の寄付

客観的にみて
親族は暇なく
働いてる
収入見込む
仕事ではなく

休日労働
ボランティア
などのミーティング

こちらのほうが
生活の中心の気がする

おじいちゃま
おばあちゃま
叔父さま
叔母さま
複数人ともに

座ってじっとしてる時は
映画鑑賞か読書くらい
少しお酒を飲むときも
夫婦で手を取って
踊ってたり
なんなら
パソコンまえにいる
叔父さまは
立ったままPC操作してる

ボクを含め
運動音痴一家だが
みなジョギングや
散歩を欠かさない

近所に頼まれたこと
友人に依頼されたこと
メモしないで
すぐ行動して解決する

先日叔母さまと紅茶
楽しんでいると
電話にて
「発達障害」で困ってる
旨の電話があった

お子さんのことらしく
叔母さまはそのまま
知り合いの政治家三人に連絡

同級生らしく
政党はバラバラ
そこから役所へ出向き

発達障害の方々が所持できる
「精神障害者保健福祉手帳」

このことについて
詳しく説明を受け
その足で電話のあった本人宅へ

いつもそんな行動してる
お仕事はもちろんある

客観的にみてると
本業より
近所の人や
地域の人
知り合いや友人との
繋がり優先
そんな感じだ

みなさんも同じだと
感じてる

それぞれ
暮らしがあり
仕事場いがいでの
自身の姿がある

多面的な人物
これを見逃して

ある一面から
相手を追求しても
何もうまれない

キミの人生は
ひとに決められてはいけない

キミはキミにしかできない
キミの人生をいきるんだ











読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました