さくら。

ももいろの
吹雪舞い散る
潔さ美しく

キミの面影
笑顔煌めく

乙女
春を創る

平和の空に
美しい音
響くように

キミの声
この胸熱く
文字光り
踊り舞う

今宵
夜桜花見とす

★

桜咲き誇り
パッと舞い散る
その優美さ

近寄れば
武骨な木々の幹
傷多く

風雪に
枝折られ
虫も這う

耐えに耐え
忍びに忍び
それでも
負けず
その場で逃げず
動かず

どんなにか
苦しいことが
あるだろう
それでも
また春がくる
そして
満開の枝
通りゆく人々
癒す桜


ひともおなじ

目に見える
短所ばかり
責めることは
容易い

誰にでも
短所はある

無い人もいない

だからこそ
ひとの長所と繋がる

ひとりひとりの
素晴らしいぶぶん
互いに認め合おう

それこそが
皆の交わす
声にきく
「ありのまま」
ではないか？

短所は消えない
だからこそ
長所で勝負
短所が気にならないぐらい
長所を伸ばせばいい

ひとはみな
自身の価値を知るべき

誰かの「真似」をして
「真似ぶ」

「学ぶ」ことは
大切だが
それはあくまで
幼児期から大人へと
変化するように

人としての
訓練であるだけ

真似て型ハメなど
不必要なのだ

キミはキミの
オリジナリティー
それが大切

欠点はすべての人にある
無い人は無い

あえて
それを含んで
長所を輝かせ咲き誇り

今いる土台に
根を伸ばし
素晴らしい人生
お過ごしください

キミが他人に
なれないように

他人は
キミになれない

キミはキミだ
キミは美しい


ももいろに染まる
大尊敬のキミへ