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Day57 procrastinatorなんです。

57日目 7月2日(木)

夢を見た。

もう半年以上勤務していないバイト先で忍者として活躍する夢だ。なぜなのか。もやもやとした気持ちで起き上がる午前11時。遅すぎる朝。

今日は、珍しく授業もインターンもなく何もない日だ。だからといって、またジブリを見にいくわけではない。いや、正確にはもののけ姫を明日見に行こうかなと思ってはいるけれど、今日ではない。なぜなら、課題に追われているからである。まだ一ミリも書いていない英語の1200字くらいのレポートを、今日の23時59分までに死ぬ気で書き上げなければいけないのである。

そう、私はprocrastinatorである。もはやプロである。pro-procrastinatorと呼んでください。

ちなみにプロクラスティネーターというのは、まあなんていうか、やらなければいけないことを先延ばしにする人のことです。procrastinateという単語は、引き伸ばすとかそういう意味があります。まあ要するに私。私のことです。常に先延ばしにしてギリギリになるまでやらないマンは私です。どうぞ蔑んでください(ドM)

今日、何も予定がなくてよかった。インターンのシフト切られてよかった。心底そう思う木曜の昼。

まだまだ時間あるやと高をくくり、のんびりランチに餃子を作って貪りながらアニメを見る昼。こんなことをしている場合ではないと慌て始める午後14時。

もう知っているかもしれないが、日本語の1200字と英語の1200字ではまるっきり違うのだ。雲泥の差である。日本語の1000字なんてすぐに書ける。3000字くらいから本格的にきつくなってくるのが日本語。1000字でもヒイヒイ言わせるのが英語。

英語の2000字は気持ち的には日本語で4000字書いているようなものです。なぜかって、日本語はこうして打ち込んでいる1文字1文字が1文字としてカウントされるんですね、たとえ単語ではなくとも。でも英語では、単語と単語の間にスペースがありますね?そう、単語で文字数がカウントされるんです。どうです、すごいでしょう。だからめちゃくちゃ書いているつもりでも120字くらいしかかけていないんですね。これを絶望と呼ばずしてなんと呼ぼうか??

え、これでまだ100字?え、あと10倍も書くの?という気持ちになれます。ドMの人はぜひ英語でレポートを書いてみてね。

そんな感じでレポートを進める。全く進まない。向いてない。英語ムツカシイ。おなかすいた。頭の中はこんな感じ。

いつも思う。なぜ、こんなに締め切りギリギリにならないと始められないのかと。なぜなのか。火事場の馬鹿力をこれまで何度発揮したことかわからない。いつも直前で苦しい思いをして、苦痛の末に、後悔する。次は絶対もっと早めにやるぞと決意を固めるのだけれど、気づけばまた同じことを繰り返している。ワイの人生、小学生くらいからこんな感じ。一ミリも成長を感じられなくて笑えてくる。

でも、思うのだ。これはたぶん、先延ばしにして、ギリギリにやって、それでも出来てしまうからなのだと。ギリギリにやっても、その馬鹿力でどうにか出来てしまうから直らないのだと。だって、前も今もこうして乗り越えられているから。そう、経験則から体に染みついている反射的な感じで、自然な動きで、あたりまえの呼吸のように、私はprocrastinateする。もうこれは、ちょっとやそこらの訓練では直すことができない立派な習慣や癖だと思う。

私みたいな人は少なからず結構いると勝手に思っているけど、どうだろう??

もはやここまできたら、これをどうやって治そう、ではなく、どうやって共存していこう、って思える。たぶん欠点もここまできたらもはや個性というか長所というかそんな感じに思えてくる。だってしょうがないよね、これが私だもん。きっと何万回後悔しても、超計画的で締め切りの1週間前には課題が終わっているようなあの子みたいにはなれない。人生って、そういうもん。

だから私は、今日も共存していく。カレンダーに、ちょっと締め切りを早く書いておいたりする。最初は効果的だけど、慣れるとだんだん、あ、これ早まっててホントはこの日までなんだよな、ってなってくるから全然効かなくなって全然使えなくなるやつ。他の対策ももれなく募集中です。

今は、課題から解放された清々しい気持ちでこの日記を書いている。ちょーきもちいい。気分は北島康介。

ああ。今日も、procrastinatorだった。

おやすみ。



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