【コロナと私の日常】 Day87

87日目 8月1日(土)

母と喧嘩した。私の8月が幕を開ける。

きっかけは本当に些細なことだ。私が電話をするのを先延ばしにしたから。

週末はちょっと豪華なランチを食べにいく、というのが最近の私と母の恒例行事になってきているのだけれど、今日も例に漏れず牛タンを食べたいねということになっていた。でもお互いに忙しかったのでお店もなんとなくしか決めておらず、直前になって色々と決まった。ランチで食べ放題できるか電話しといてねと言われたけれど、くずなわたしはベッドから起き上がるのも億劫で、電話をするのも苦手なので、ひたすら後回しに。そんなこんなで時間がなくなってしまい、怒られ、もういいよと結局吉野家で牛タン定食なるものを食べた(笑)普通に美味しかった。舐めてたぜ、吉野家。

ちゃんと母とは仲直りした。もう子供ではないので、お互いに意地を張ることはない。思ったこともズバズバいうし、嫌なことは嫌と言うし、仲直りは早い。

でも母には、どうしても素直になれない。とても好きだし、尊敬しているし、感謝しているけれど、どうしても母を前にするとツンデレみたいになってしまうのだ。押されると引いちゃう、みたいな感じでついつい、つっけんどんな態度であしらってしまう。「ありがとう」とか「ごめんね」みたいなシンプルで素直な言葉を伝えるのが、とても 照れ臭い。ぶっきらぼうな言い方になってしまう。嫌だね。素直になれない自分が、一番嫌だ。

きっと、もし母が明日死んでしまったら、ものすごく後悔するだろう。もっと色々と感謝の言葉とか言っておけばよかったとか、いろんな話をしておけばよかったとか、そう言うことを思うのだ。わかってる。わかってるけれど、なぜか言えない。なにを怖がっているんだろうね、私は。

自分のことが、一番わからない今日この頃である。

iBooksというiPhone備え付けのアプリで、『東京卍リベンジャーズ』という不良漫画を読む。フリーターでダメダメな生活を送る主人公が、初めてかつ唯一の彼女の死をきっかけに中学時代にタイムリープをして、未来を変えようとするお話。不良とか暴走族とか、怖すぎて全然憧れたりはしないし、中学生とは思えないガタイの良さだし、なぜこんなにみんな喧嘩をしたがるのか意味がわからないけれど、なかなか面白い。暴走族怖い。裏社会怖い。こんな日本は嫌だ、と言う感じである。ていうか、今もこういうツッパリ?特攻服?みたいなのって存在しているのかな。多分してるんだろうな、全然見たことはないけど。

渋谷に住んでいた頃、一回だけ真っ白な特攻服を来たイカツい人たちを見たことがある。特攻服って本当にあるんだー!とちょっと感動した。渋谷って結構荒れてるよね。夜露死苦みたいなのがほんとに書いてあった。すごいね、あれ作ってる人たちも。

なんだかんだでもう夜。ディナーにお味噌汁を食べる。明日は友達とおしゃれなランチ予定。

ああ。今日から俺は!!!

おやすみ。

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