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自分のことを「バカだから」と言う人の魅力

こんにちは。えめです。

あなたの周りには、
自分のことを「バカだから」と言う人はいますか?


謙遜で自分のことを「バカ」と言う人は割とよくいます。


でも今回私が言いたいのは、

謙遜抜きで、
心底本当に自分の事が
「バカ」だと思っている人
の話です。

頭を抱えるほどの「バカ」だと思っています。


大体そういう人はものすごく低姿勢で、
言われたことは淡々とこなす頑張り屋さん。

って言うと、
すごく響きが良いのですが…


私は、ぶっちゃけ、
彼らによく「盾」に任命されます。


その身のこなしは実にエレガントで、
流れるような低姿勢。

「バカ」というスタンスを決して崩さず、
話をしていると流れるように私を上に置く

「バカだから」と言いながら、
美しい流れで仕事を見事に振ってきます

いくら私の方が立場が低くても、
一切お構いなし


私が必死に謙遜して、
必死に「盾役」を逃れようとしても。

私が彼らに相談をしているシーンでも


あまりに自然な流れで、
「あぁ、ありがとう。そうだったんだ。
勉強になる。いや、バカだからさぁ。」
いつの間にか私が相談を聞いている話になっている

このエレガントなポジション取りのことを、
私は「逆マウント」と呼んでいる。


今回は、気分転換に。
なんだかんだで相性の合う彼らの魅力を存分に伝えたいと思う。


彼らの隠している爪は実に有能

結論から言う。

結局のところ、
割と口が達者な私を、
いとも簡単に操る彼らが、
バカな訳がない。

そう思いませんか?←


彼らは底辺が楽なのを知っていて、
「バカだから」と言う。

そして、考えることを放棄しているうちに、
ちょっと本当にバカになってしまっている部分があるのは否めない

だがそれは愛嬌でしかない。

彼らは持ち前の愛嬌を武器に、
ニコニコニコニコしながら、
悪意や面倒を全て躱す

漫画で出てくるそんなキャラクターと言えば、
色素薄い系の天才しか私は知らない。

そう、彼らは、
人間界という欲にまみれた世界を、
早い段階で手放し、
天性の処世術で上手く生きる天才



私が、幼い頃にそのノウハウを知っていたら、
…なんて考えても無駄だ。

あれは出来ない。

あれは感性の高さという武器があるから、
できるのであって


私にはその才はない。笑


しかし、彼らはそんな才があることを、
人に見せるような迂闊なマネはしない

なぜならば、
彼らはまずそんな才があることを知らない。←

「理論言えるヤツが頭いい」
という頭脳プレーもどきしか知らない人に、
いいようにマウント取られて搾取されてきているから。

無論、実は、
搾取と言っても、
彼らはそんなに悔しがっていない

欲に執着する無意味さを早々に心得て、
「あぁ、それが欲しければどうぞ」
といわんばかりに、
マウント取られることに抵抗していない。

いや、むしろ、
それで満足するならお安い。
あぁ楽できる。
とか思っていたりして。←

いや、普通に
バカだから仕方ない」と思っている。


私は思う。

もはやバカの定義が分からない


彼らを例えるなら

彼らを比喩するなら、
透明」が一番しっくりくる。

透明ってバカにしてませんよ?

ほらほら、そういうあなた、
既に騙されていますよ


透明になるってすごく難しいんですよ?

まずね、
「透明」って概念を
知らない人がどれだけいると。

みんな「赤」や「青」になることにこだわるけど。

「透明」になろうとする人います?


いや、彼らも「透明」になろうとはしてないのですが。

でも、彼らは
持ち前の感性の高さで知ってるんです。

世の中にはあなたが知っているより、
はるかに沢山の「」が存在することを。

「抜きん出た赤」とかになろうとする人を
横目にふわっと「透明」になる。

いい色のところに寄っていく習性があるので、
「透明」のまま、いい色を映す。

まるでそれが自分の色のように。

それでいて
色の本当の持ち主を気持ちよく立てながら


彼らは「透明」なので、
不都合になった「色」を移動するのも簡単。

ひんしゅくは買わない。

そんなマネしない。

あなたにそれが出来ますか


彼らは息をするように、
実にエレガントに美しい色を魅せます。


まず最初から、
着眼点が違うのです。


彼らの得意であり悩み

彼らは、そこにあるものを、
あるがまま見るのが非常に得意です

例えばこれ。

画像1

あなたはこの画像を見て何を考えますか?

ピンクの花束だなー。

バラかな?ガーベラ?ユリ?

ん?貧乏花入ってない?

あのカゴかわいい。

リボン綺麗に結んでるなー。

とかでしょうか?


じゃあ、彼らに聞いてみましょう。


あ、え? あ、なにも考えてなかった


だそうです。さすが


こんな会話の後、彼らはこう考えます。

(あ、花の種類とか分かるんだ、すごいなー。私わからないもんなー。バカだもんなー。
一つでもなんか抜きん出た勉強してればよかったのに。
というか、貧乏花ってなんだろ?まぁいいか。
カゴ本当にかわいいなー。いーなー。)

自動でマウントをかけられに行く

そして、静かに凹む。
(だが回復は早い)


だが、ここで一つ落とし穴がある。

「何も考えてなかった」という罠。


本当に画像を見せられて、
何も考えないなんてことが可能なのか?


否。そういう次元のお話ではない。


彼らは覚えていないが、
見せられた瞬間に既に画像を一つの存在として認識している


わざわざ説明するまでもなく、
そこにバラやカゴや貧乏花が存在している。

だから何?と


多くの人は、
あれやーこれやーと言いながら、
説明して初めて物事を初めて認識する

何かの定義に集中しすぎなのである


一方で、彼らは、
言うまでもなく見たら認識する


何度も言うが、彼らは、
感性の天才なのだ


ゆえに、彼らのネックは、
彼らが認識していることを他の人が認識していないので、話が伝わらない

そして、定義にこだわらないせいで、
文章力が残念なので(あるいは定義がないので)、
伝える術もない

なんなら、伝える気もそんなにないのだが

だから、何言ってんだ?ってなる。
ことが分かっているので、
無益な殺生はしない。←

「(ピンクの壁紙と花束、全体の光が)キレイだったなー。」

とか思いながら、
1人でその感動を味わっているのだ。

ズルいなぁ。


私と彼ら

彼らはそんなノリなので、
めんどくさいと思ったらスッと私の後ろに隠れる。

私は「赤」とかの類の人間なので、
隠れるのに都合がいいらしい。

面倒見もよいので、
いろいろ引き受けてくれるしね。ケッ

そして後ろで楽しそうにニコニコするんだ。

そのニコニコが、
居心地がいいから、
隠れ蓑を引き受けるんだけどさ。


でも、時代が変わって、
彼らが光る時代が来たから、
私はグイッと彼らを世に押し出してみたい。

彼らは本当に美しい世界を教えてくれる。

素敵な人材やでーって。


でも、そんなことをしようとしたら、
「透明」になって逃げられちゃうのよ。


めんどくさいって。

ごめんね笑


おしまい。



いつもスキやコメントありがとうございます🙇🏻‍♀️

だらけた文章書きたくて、
シリーズ休憩しました笑

夫もこっちのジャンルの人間で、
逆マウントしなくていい環境を作ったら、
すごいカッコいい事を言い出したので、
是非って思うんだけど…
きっとめんどくさいから、
おおやけでは披露しないんだと思う。笑
先輩にもこっちの人がいて、
やっぱり裏で一瞬カッコいい一面見せるんだけど、基本的にしくじる自信があって、おおやけでしくじりたくないから、やっぱり表舞台には出ないんだよね。
もったいないよねぇ?笑

彼らのカッコいい一面を見てみたいと思った人はスキをお願いします💕笑

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