見出し画像

初めましてかもしれません。

初めましての方には初めまして、京都で活動をしております谷内(やち)と申します。
まずは「自己紹介」を、と仰せつかったのですが、自己紹介が苦手なので私視点の他己紹介をしようと思います。

他己紹介と言いましても、旧知の友人は1名のみで、顔見知り又はお名前だけ知っている人が4名、全くの初めましてが3名なので、稽古2回目くらいの現時点ではほぼファーストインプレッションになります。
少し長くなりますが、よろしければ最後までお付き合いください。

徳永 健治さん:演-シジマ

よく通るいい声っ(イケボ)が第一印象です。座組最年長の役割をきちんと果たして下さっていて、考え続けて変化し続けることに膨大なエネルギーを全力で注ぎ、年齢差のある座組内でのやり取りを含めて会話劇ならではの消耗を全面に受けてらっしゃる真っ直ぐな方だなと思いました。私が2番目に絡みのある役で、恐らく、誰が代役で参加することになるのか一番不安だったのではないでしょうか。息を合わせて大人の会話が出来たらと思っています。

坪坂 和則さん:演-ヒラジ

いつ飛び出してくるかわからない、存在感を持つ静かで緩やかな佇まいから急に何かを放って来られる方で気が抜けません。まだ絡みのシーンの稽古はしていませんが、フリーの状態で接するとお茶目でイジワルな人だなと思いました(笑)俳優さんには珍しい色を持った方だと思っていたのですが、演劇を始めたきっかけを聞いて納得できました。それが大変魅力的です。

要 小飴さん(遊気舎):演-イズミ

まず、お名前が可愛らしく、ご本人も飾らない可愛らしさをお持ちの方で、自身に関しない懸念点も気配りして進言して下さるお姉さんでもあります。まだ絡みのシーンの稽古はしていませんが、奔放で強引で片意地張って生きるイズミを愛らしく演じられています。悪態をついたり叫びに近い声を心地よく出されるのがチャームポイントだと思っています。

藤村 弘二さん:演-サカモト

付き合いが長く逆に紹介し辛いのですが、真面目で気遣いの鬼(笑)色んな所に気を配っていつも奔走されています。独特のコメディラインが完成系に近づいてきている気配がしています。そこが演出5号さんとマッチしているのではないかと稽古を拝見。危うさと不器用さ、人と人を繋ぐ人柄が生きていて、出るとこは突き出る、出ないとこではバランスに気配りする良さを拝見できます。今回、私を半年ぶりに演劇に引き戻した張本人。

山田 航大さん:演-フミヤ

超マイウェイ・マイペースなのに素直、という独特のバランスで周囲を笑いに引き込みます。世の中では天然と言うのかもしれません。稽古場での準備片づけでもいの一番に動く、先輩にも臆さない度胸、周囲の言葉を理解できないままでも行動に移す素直さは最強だと思って観察させていただいています。

浅野 有紀さん:演-ワコト

自身の可愛さはここだっ!とよく理解されている方だな、と思いました。これって(私は)中々難しいことだと思っています。フリーの状態ではあまり感情の起伏が大きい方ではないと思うのですが、接すると「エヘヘ」と一緒に笑える愛嬌もあるのですが、毒をも用いて表現する一面もあり(Twitter参照)、小さな起伏で惹きつける方だなと思っています。

坂口 望美さん:演-ミノリ

自然体、というイメージがまず浮かびました。行動発言、自己反省、観察、を包隠さず繰り返されていて、奔放さと規律を行ったり来たりしながらしっかりした芯を持ち、そして挑戦を続けられる方だなと思います。良く絡む役柄という所もあるかもしれませんが、やんわり話しかけてくれたり気付いたら傍にいてくれます。とても特殊な立場のミノリは彼女に宛てた役なのではないかと思うくらいです。

ピンク地底人5号:脚本・演出

明け透け過ぎる素直さで、結果どうしても憎めない方だと思いました。2作品ほど過去に拝見しているのですが「趣向」がはっきりされているなというイメージでした。今回稽古前に色々お話をさせていただいてからはその見えていた趣向の幅が広がりました。ぽろっとでもちゃんと言って下さる言葉で、遅れて参加した不安が和らいだりしているのですが、恐らくご本人は無自覚で言ってらっしゃるのではと思っています(笑)

長くなりましたが、私の気合いと受け取っていただければと思います。
まだまだ色んな面や顔をお持ちだと思うので、遅れて参加した私をすんなりと受け入れて下さった皆様と残り17日の稽古期間で知り合っていきながら、「うるしの沼」を創って行けたらと思います。
改めてよろしくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?