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四畳半神話大系と握力

こんにちは。
今回紹介するのは、森見登美彦さん原作の本をアニメ化した作品「四畳半神話大系」についてです。

いつもと同じように詳細なネタバレを控えるため、私の感想や考えを中心にお話しようと思います。

あらすじ

大学三回生の「私」は、薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも無意義な2年間を過ごしてきた。

入学した時に数あるサークルの中からテニスサークルを選ぶが、、

物語:四畳半神話大系
https://yojouhan.noitamina.tv/story.html

HPから引用しました。
※上記のURLはネタバレにつながるので、注意してください。

私なりのあらすじを書きます。

大学の2年間を怠惰に過ごしてしまった主人公の「私」が、なぜ夢見ていたキャンパスライフを実現できなかったのか。
いつ、どこで決断を間違えてしまったのか。
どのようにすれば薔薇色のキャンパスライフを送ることができるのか。

因みに、原作者の森見さんの出身大学が京都大学であるため、小説もアニメも(恐らく)京大が舞台になっています。

ここで私が言いたいのは、第一志望の大学に入れたとしても、自分が思い描く大学生活を送れるとは限らないということです。
そして恐らく、高校生活、社会人生活でもこれと同じことが言えるでしょう。

そのため、四畳半神話大系は主人公の「私」の失敗等を通して、人生を楽しむために何が大切かを学ぶこともできる作品だと言えるでしょう。

また、アニメは自己啓発本とは違って失敗例や教訓をストーリーのある動画として見るとこができるので、より共感しやすく、行動に移しやすいと思います。私もいくつかのアニメに影響され、実際に行動することができました。

魅力的な作画

今回はアニメーションやキャラクターデザインについても少し触れようと思います。 

↑こちらが公式のPVです。

綺麗で繊細な絵というよりは、スクリーンショットを撮ってポストカードにしたくなるような絵だと思います。(実際にスクショするのはいけませんが)

そんなお洒落なキャラクターデザイン、背景景色が特徴的な四畳半神話大系は、動きにも注目です。

アニメでしか表現できない世界観を楽しんでみても面白いかもしれません。

アニメ独特の動きと世界観についてと、
そのような独特なアニメの、私なりの楽しみかたについて書いた記事を載せておきます。

アニメを"こう"見るのはいかがでしょうか?|雪墨 @anmgmzvcr #note https://note.com/oztoufumi/n/n752153387de0

私の大学生活と握力

私は大学二年生から今まで、下記の言葉を指針に行動しています。(一年目の話はレールガン編でお話します)

「僕は才能っていうのは、何よりまずチャンスを掴む握力と失敗から学べる冷静さだと思う。」

これは、あるアニメの中で出てくる台詞で、私が何かに挑戦するか否か迷ったときに思い出す言葉です。
 
追記:一年目の話を書きました。
レールガンと過去を変える方法|雪墨 @anmgmzvcr #note #読書感想文 https://note.com/oztoufumi/n/n7ed2ce616017

彼は天才だから

彼は天才だから、俺たちとは違う。
彼が成功したのは天才だったからだ。

高校時代の私はこのように思っていました。 

今だから言えますが、成功している他人を天才だとひとくくりにすることは、自身にとって諦めを意味することが多いです。

そのため、天才の二文字で思考を停止させていてはその先はありません。そこで先程の台詞です。
「才能というのは、何よりまずチャンスを掴む握力と失敗から学べる冷静さだ」

この言葉は、
彼は天才だ。で止まるのではなく、その先を考えることの大切さを気づかせてくれました。

彼はなぜ天才と称賛される成果を残せたのか。
彼は本当に才能だけでそれを達成したのか。
自分にどこか真似できる部分はないか。

ここまで考えることでやっと、他人の偉業を妬むのではなく、正しく評価し、時に正しく悔しがり、自分の糧にすることができると思います。

最後に

四畳半神話大系でも、主人公が失敗するシーンがいくつかでてきます。

そこから私たち視聴者が何かを学ぶことで、日々の生活を充実させることができるかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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