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運命の糸と音楽革命:ELPファーストアルバムに隠された『The Three Fates』の秘密

最初に買ったCDのお話です。(ひとつ前のMESを踏まえて、大仰なタイトルとSEOタグをつけてみました!)


CDの登場

Claude3に聞いたところ、CD(Compact Disc)が一般に発売され始めたのは1982年だそうです。音楽や映像などのデジタルデータを記録できる光学ディスクメディアで、開発は1970年代後半から進められ、1982年10月にソニーとフィリップスが共同で世界初のCDプレーヤーとCDディスクを発売したそうですね。

オタク部屋に最初に設置したCDプレーヤーはKENWOODでした。CDが出初めてすぐに買ったわけじゃなかったから、1985年ぐらいかな。そうすると、初めてCDを買ったのはその頃っていうことになりますね。

CDは従来のレコードやテープに比べ、より高音質、長時間の録音が可能、耐久性が高い、ランダムアクセスが可能などのメリットがあり、1980年代後半から1990年代にかけて音楽業界を中心にCDが広く普及しました。CDの登場により、音楽の録音・再生の仕組みがアナログからデジタルへと移行していったのですが、その後、サブスクで衰退、最近じゃ市場はレコード返りしているみたいですね。

初めて買ったCD

私が初めて買ったCDは、ELPのファースト・アルバムでした。最近じゃ、真偽は定かではありませんがレコードの方が帯域が広くて音がいいなどとも言われますね。でも、当時、初めてCDを再生した時は、ノイズがないクリアな音に相当驚きました。

買った場所は、今でもはっきり覚えていますが、当時は高松市に住んでいまして、かつて、商店街の中心部にあったタマルというレコードショップの本店です。昔は、郊外型のショッピングセンターはありませんでしたから、そのお店があったアーケード街はすごく華やかでした。向かい側にダイエーやジャスコもあり、そこには輸入盤のコーナーやオルトフォンやピカリングなどのカートリッジが揃っているオーディオパーツ・コーナーがあり、よく利用したものでした。

実は、最近、出張で高松に行く機会があり、かつて華やかだった場所の空洞化に唖然としました。リアルタイムじゃなく、未来にタイムスリップした感じ。

常磐街商店街
タマル本店の跡地、シャッターには名残が・・・

レコードオタなので、プレーヤーにレコードを載せて針を降ろして聴くのは大好きなのですが、趣を別にすれば、プチプチいいますし、時々、針飛びがしたりもしますから、どちらがより優れているかは評価の問題ですが、CDの方が再生が安定しているのは間違いありません。読み取り部分が光学式なので、そうした接点なくデータで聴けるサブスクよりは不安定ですけどね。

さて、そんなわけで、以下は、そのアルバムの紹介です。
ChatGPT4とClaude3と会話しながら原稿を作ってもらいましたので、ギリシャ神話やクラシック音楽に関する蘊蓄などは、AIの知識です。

Emerson, Lake & Palmerのファーストアルバムについて

Emerson, Lake & Palmer(ELP)は、プログレッシブ・ロックのジャンルを牽引した英国のバンドで、そのデビューアルバムは彼らの音楽キャリアにおいて重要な位置を占めます。1970年にリリースされたこのアルバムは、バンドがその後の音楽シーンに与えた影響の初めての証であり、彼らの音楽的野心と技術的熟練を示しています。

バンドの沿革

ELPは、キース・エマーソン(キーボード、The Nice出身)、グレッグ・レイク(ボーカル、ベース、キング・クリムゾン出身)、カール・パーマー(ドラム、アトミック・ルースター出身)の3人で1970年に結成されました。彼らはクラシックやジャズの要素を取り入れたプログレッシブ・ロックを創造し、技巧的な演奏と派手なライブパフォーマンスで知られています。

アルバムの制作経緯・特徴

このファーストアルバムは、1970年夏に制作が開始され、そのプロセスはバンドの最初のライブによって一時的に中断されました。彼らのデビューライブは8月23日にプリマス・ギルドホールで行われ、その後すぐにアイル・オブ・ワイト・フェスティバルで600,000人の観客の前で国際的なデビューを果たしました。9月の初旬には、ロンドンのアドヴィジョン・スタジオで1週間かけてアルバムのレコーディングが行われました。

録音メンバーと担当楽器

  • キース・エマーソン:キーボード

  • グレッグ・レイク:ボーカル、ベース、プロデュース

  • カール・パーマー:ドラム

  • エディ・オフォード:エンジニア

アルバムのカバーアートはニック・ダートネルによる絵画で、レコーディングは主にアドヴィジョン・スタジオとロイヤル・フェスティバル・ホールで行われました。

アルバムに収録された全曲の解説

  1. The Barbarian

    • このトラックはベラ・バルトークの1911年のピアノ作品「Allegro Barbaro」に基づいています。バルトークは当初クレジットされていませんでしたが、ELPのこのアレンジは原曲を大きく変更している点で著作権の問題に直面しました。この楽曲はELPの音楽における攻撃的で、予測不可能な要素を強調しています。

  2. Take A Pebble

    • グレッグ・レイクによって1969年遅くに書かれたこの曲は、フォークソングとして始まりますが、結局はキース・エマーソンのピアノをフィーチャーした展示場となっています。この曲では、テンポの落ち着いた変化が聴き手を惹きつけます。

    • 「Take A Pebble」は、Emerson, Lake & Palmerによる1970年のデビューアルバムに収録されている楽曲で、グレッグ・レイクによって書かれました。この曲は、バンド全体によるアレンジで、プログレッシブ・ロックというジャンルにおけるその洗練された音楽性を象徴しています。

    • 楽曲の始まりは、穏やかなバラードから始まり、キース・エマーソンがピアノの鍵盤を押さえながらグランドピアノの弦をピックで弾く独特なサウンドで、聴き手を引き込みます。グレッグ・レイクのエレクトリックベースとカール・パーマーの微妙なパーカッションが加わり、エマーソンがピアノで迫力ある演奏を展開していきます。この曲では、ジャズ風のセクションが登場し、レイクが歌ったテーマをバンドがさらに発展させています。中盤には、レイクのフォークスタイルのアコースティックギターによるセクションがあり、このパートは、レイクがエレクトリックベースからアコースティックギターに一時的に切り替える場面が見られます。

    • この曲の歌詞は、人間の感情や記憶の複雑さを詩的に表現しています。小さな行動がもたらす影響、特に私たちの生活や関係に与える波紋について探求しています。レイクの歌詞は、人生と関係の移り変わりの性質、そして小さな行動がいかに深い影響を及ぼすかについてのメッセージを伝えています。

    • この楽曲の解釈では、キース・エマーソンの1960年代後半にThe Niceで採用した「How Can We Hang On to a Dream?」のジャズ風アダプションと類似しているジャズスタイルのセクションが挙げられます。エマーソンの左手で演奏されるオスティナートは、ジェルジ・リゲティの「Musica ricercata」第7楽章のそれに基づいている可能性があります。

    • 「Take A Pebble」は、その創造的な楽曲構成と深く反映的な歌詞によって、Emerson, Lake & Palmerの音楽的才能と彼らがロック音楽の境界を拡張しようとした願望を示しています。この曲は、プログレッシブ・ロックの歴史の中で特に際立った作品の一つとして、今もなお多くのリスナーに愛され続けています。

  3. Knife Edge

    • この曲はレオシュ・ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」に触発されています。ELPはこのクラシック作品をロックの形式にアダプトしており、元の作品とは異なる新しい音楽的表現を生み出しています。このトラックにも著作権に関する問題が生じましたが、その創造性は高く評価されています。

  4. The Three Fates

    • キース・エマーソン作曲のスイートで、ギリシャ神話の運命の三女神(モイライ=The Three Fates)を表現しています。モイライとは、ギリシャ神話に登場する運命の三女神のことで、クロートー、ラケシス、アトロポスの三姉妹から成り、個々の人間の運命を決定づける超自然的な力を持っています。

    • 三姉妹のうちクロートーは、生命の糸を紡ぎ、新しい命の誕生を象徴します。

    • ラケシスは、その糸の長さを決め、一生の長さを定めます。

    • そして、アトロポスは、最後に糸を切り、命の終焉を導きます。

    • 三女神が共同で決めた運命は不可避なものと考えられ、神々すらもその運命から逃れられないとされました。しかし同時に、人間には運命に抗う自由意志もあると信じられていました。このため、運命との葛藤は神話の重要なテーマとなっています。モイライは人知を超えた運命の力を体現する存在であり、人間の有限性と運命の不可避性を象徴する神格として崇められてきました。彼女たちの姿は、ギリシャ人が運命観をどう捉えていたかを物語っています。

    • 各パートについて、"Clotho"はロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで録音されたオルガン曲、"Lachesis"はバロックとジャズの影響を受けたピアノ曲、"Atropos"では7/8拍子のピアノヴァンプが特徴です。

  5. Tank

    • カール・パーマーとエマーソンによる共作で、ドラムソロが含まれるインストゥルメンタル曲です。

  6. Lucky Man

    • グレッグ・レイクが12歳の時に書いた曲で、エマーソンの即興のモーグ・シンセサイザーソロで終わります。

ファーストアルバムに収録されたこれらの曲は、クラシック音楽とロック音楽の境界を曖昧にし、両ジャンルのファンに新たな音楽体験を提供しました。それにより、ELPはプログレッシブ・ロックというジャンルを確立する上で不可欠な役割を果たしました。

総括

ELPのファーストアルバムは、プログレッシブ・ロックの歴史において特別な位置を占める作品です。彼らの革新的な音楽スタイルと技術的な演奏は、多くのミュージシャンに影響を与え、ジャンルの発展に貢献しました。このアルバムは、ELPが音楽界に残した遺産の始まりであり、プログレッシブ・ロックを探求するすべてのリスナーにとって必聴の作品です。

出典:

  • Emerson, Lake & Palmer Discography | Discogs. Retrieved from Discogs

  • Emerson Lake & Palmer – Emerson, Lake & Palmer (1970, Pink Label, Vinyl) - Discogs. Retrieved from Discogs

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