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Yes / Time and A Word (時間と言葉)

■Yes / Time And A Word
■収録曲:Side 1 - 1.No opportunity necessary,no experience needed (4:47) 2.Then (5:42) 3.Everydays (6:06) 4.Sweet dreams (3:48) // Side 2 - 1.The prophet (6:32) 2.Clear days (2:04) 3.Astral traveller (5:50) 4.Time and word (4:31)
■パーソネル:Jon Anderson(vo) Chris Squire(b) Bill Brufford(dr) Peter Banks(g) Tony Kaye(key)
■リリース:1970年

1970年にリリースされたセカンドアルバムです。邦題は「時間と言葉」
帯のキャッチコピーは「レッド・ツェッペリンに次ぐスター・グループ イエス待望の第2弾」でした。
写真はUK盤のジャケを用いた邦盤です。

US盤はこのジャケット。右上に、このアルバムのレコーディングには参加していないにもかかわらず、なんと、ピーター・バンクスと交代してイエスに加入したスティーヴ・ハウが写っています。

裏面です。裏面は発売国に関わらずほぼ同じですが、邦盤については、右上のイエスのロゴにメンバー写真と同様の四角の枠が付いていました。

このアルバムに収録された音楽は、1stに比べると、プログレ度が相当にアップしています。

アルバム冒頭、大いなる西部(西部劇のサントラ)がイントロ等にミックスされた「おれ達にはチャンスも経験もいらない」には、ちょっと唖然としますが、「ゼン」、「星を旅する人々」はトニー・ケイのオルガンを中心に据えて、ロック・ミュージックの枠を崩さず、その中でなかなかシンフォニックに展開する上手いアレンジの仕上がりだと思います。

そして、終曲「時間と言葉」は一転、ジョン・アンダーソンのボーカルを前面に出した、一際、穏やかで美しい曲です。

Yesのアルバムの中では、Union以降の枯れてしまった駄作の数々を除き、初期の若さと野心に満ちていたアルバムの中では、特に、あまり回さないアルバムです。途中でYesterdaysが出てしまいましたからね〜♪ 仕方がないところかも(^^;;

このライヴでは、オケは被せず、自力で弾いてますね。アルバムに収録された曲よりも、こちらの方が潔くてアレンジがいいと思うのですが、どうでしょう。

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