身体がよろこぶものを食す
たまに更新したと思えば
食べ物の話ばかり
しょうがないじゃない
だって好きなんだもの
秋冬は
何といってもお魚
お魚といえばお寿司
回転寿司チェーン店でも
手軽にお腹が満たされるし
冷凍技術が発達しているからか
それはそれでおいしいんだけど
一時期は代用魚だとか
原産地がどうとか騒ぎがあり
まぁおいしければ
別に気にしないんだけど
でもやっぱり
個人のお店で
店主がみずから市場に足を運んで
買いつけた国内の新鮮なネタを
ていねいに仕上げてくれるお寿司は
やっぱり違うんだよね
ということで
私が住む街で唯一の
お寿司屋さんへ
都内百貨店の催事に
よく出店されているお店です
土用の丑の日に
うなぎを食べに行って以来
寿司目的では１年ぶりの訪問
いろいろ味わいたいので
「冬のうまいもの握り」
というメニューをいただきます
ネタはすべて国内の漁港から
どれも繊細な旨さ
特に驚いたのがサーモンとマグロ
サーモンはどこの港だったかな・・・
マグロは北海道の余市
有名だったのね
知らなかった
脂が上品というか
しつこくないというか
あっさりしていて
ほんのり甘みがあって
身体中をかけめぐる旨さ
ネタもシャリも
人肌の温度なのが
これまたうれしい
じーんときた
もうちょっと味わいたい
「塩煎り銀杏」
というのが気になったので
ちょっと頼んでみる
あつあつの ほくほく
かじるといい香りが
何だか懐かしい
昔ストーブの上で焼いたっけ
心がじんわり暖かい
世の中には
おいしいものがたくさんあるけれど
身体がよろこぶものを食すのが
イチバンだなぁ
「食」は
「人」を
「良」くする
良い気分
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