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初日の出へのお礼参り16回目

初日の出を拝みはじめて17年。

2006年の大晦日、友人と飲みに繰り出した勢いで見に行ったのが始まりでした。

夜中、江ノ島電鉄に乗って海岸沿いの「鎌倉高校前」へ。
電車が終わり、夜が明けるまで寒風吹きすさぶホームでひたすら待つ。
やっと太陽が出てきたとき、思わず拝んでしまいました。

2007/1/1 鎌倉高校前のホームより
ガラケー時代の小さな画像です

そのときの感動が忘れられず、
以来、場所を変えながらも
「初日の出詣で」
を続けています。

いわば
「お礼参り」

何を祈るわけでもなく、
ひたすら無心で手を合わせる。
自然と
「おかげさまで今年も初日の出を拝むことができました」
という感謝の気持ちが湧いてくる。

心が洗われるよう。

こうして1年をスタートするのが恒例行事となっています。

。.:・°+.。.:・°

思えば、いろいろな初日の出との出会いがありました。

部屋からゆったり見たくて、千葉の房総半島にある海沿いホテルに泊まったときは、角度がギリギリ。
かろうじて見ることができて、安堵しました。

2012.1.1 房総半島東側のホテルより


再び鎌倉方面。
夜中のうちに車で向かって車内で待機し、日の出前に湘南の海に出て拝んだのがこちら。
海面に黒い粒が見えるの、わかりますかね。
これ、サーファーです。
好きな人は、寒くない。
いや、苦にならない。
やりたい気持ち、何かわかる。

2013.1.1 神奈川県の七里ヶ浜より

すっかり日が昇り、家に帰ろうと海岸沿いの国道を東に走り出すと、大勢の人が路肩から西の方を見ています。
振り返ると、なんと初日の出を浴びた富士山が。

初日の出を浴びる富士山
稲村ケ崎あたり


こんな風景にも出会いました。

2014.1.1 初日の出を浴びて走る新幹線
多摩川にかかる丸子橋付近より


ビルの谷間から顔を出す初日の出も、悪くない。
エネルギーを感じます。

2016.1.1 川崎側から都内を望む


この時間が好き。
顔を出す直前。

2021.1.1 多摩水道橋より

これが、こう。


中には、こんな年もあります。

2015.1.1

太陽のあたりだけ雲が厚く、姿を拝めない。
でも、確かに雲の向こう側にいらっしゃる。

このように、
完全に日の出が雲で見られなかったのは
16年で3回ですね。

幸い首都圏は荒天がほぼなく
8割方は見ることができて
ありがたいことです。

そして今年。
日の出前は、太陽の出る位置にだけ雲がありました。
やがて、まばゆい光で雲が見えなくなって、素晴らしい光景に。
川の水面も、このセレモニーを静かに見守っているかのようです。

2023.1.1


。.:・°+.。.:・°

年1回きりの初日の出。
見られない年もあれば、
見事に拝める年もある。

表情はいろいろですが、
今年も、陽はまた昇る。

気分が落ち気味だったり
体調がイマイチだったり
よくないことがあっても
陽を浴びれば元気になる。

そんなお天道様に
今年も感謝して。

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