出産後、お腹にいた子の空いたスペース

ご出産後、お腹にいた子の空いたスペースってどうなっていると思いますか?

ご出産後はばたばたで、そんなことに気を配っている暇は無いんじゃないでしょうか。

でもお腹のスペースが、お身体にとってダメージを出してしまう原因になってしまうことがあるんです。

ご出産後のキーワードで骨盤底筋群のゆるみってよく聞かれると思うんですが、これは自然分娩による、ゆるみなイメージです。

おなかの中で赤ちゃんが大きくなって、元々お腹の中に有った内臓は押し上げられ、押し下げられて骨盤とお腹とお尻を大きく広げます。ご出産後そのスペースは空洞となり、しばらく空いた状態です。ですが少しずつそのスペースに内臓が戻ってきて、元の状態に戻ろうとします。

しかし、お腹にお子さんがいる間に、重力と運動不足に耐え切れず、背中は丸まり、骨盤は広がったままで、お尻も大きくなったまま、それがご出産後奇跡的な回復を見せる方は稀です。

広がったままの骨盤に、上にある内臓の圧がずっとかかり続けます。ゆっくりと緩んでいた骨盤が締まってこようとする時、内臓の圧のおかげで骨盤が広がったままになってしまいます!

何がダメなのって思うかもしれません。

骨盤内に圧がかかり、骨盤もお尻も大きいまま、さらに神経も骨格もバランスのずれた状態になります。すると痩せにくい、腰、股関節の痛み、おしっこが近い、冷え、しびれ、むくみなど良くない様々な状態が出てくる可能性があります。

そうならない為に、産後の調整は重要です。

何もせず産後ひずみをそのままにする事は良くないことです。

でも産後はとても体力も落ちて、心もホルモンも不安定。何かしようとしても、なかなかできない。子育ても重なって忙しすぎて何も自分にかまってる暇がない、かまえない。

そのために産後の姿勢教室があります。今の状態をチェックして、お試しで施術も行います。

子育てに一番大事なのは子供より、ご自分です。自分を大切にして元気で行きましょう!



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