黒ダウンと若さ
黒のダウンを着ている女子高生が怖い。
19歳童貞のこじらせの結果か、あるいは高校時代のカーストを引きずっているのかとにかく怖いのだ。
「今流行りのJK」といった感じがおそろしいのだ。
たいていそういった女の子は縮毛矯正に命をかけ、整ったキレイな前髪を携えている。
前を開けていたりするともう耐えられない。
「寒い~」なんて言いながらコートの前を閉めない人と同じような、理解できない文化の壁があるのだろうか。
前を開けて服を着られる人間は社会性がある気がする。心も開いているということだろうか。
ちなみに僕は閉めるだけでは飽き足らずフードまでかぶって歩いている。
子どものとき怖いテレビを見た夜は、布団を頭までかぶって震えていたのではなかったか。
子どもの頃に怖かったのは幽霊だったが、今は社会が怖い。
ひゅ~どろどろ
黒ダウンを羽織ったJKの幽霊が来る!
フードの中に身を隠せ!
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