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「専門書に書かれたものを奏でたい」

 2018/8/12 楽譜を読むように本を読みたい

 少しずつではあるが、長らく離れていたテーマの専門書を読むペースが上がってきた。そして「これは楽譜を見ながら演奏することと似ている」と感じた。今まで、そんなことは思ってもみなかった。しかし、考えてみればそれらは本質的に類似する作業であるかも知れない。

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 専門書も楽譜も、いずれも繰り返しそれを読み込み、その内容を再現できるように訓練する。それならば、専門書の知識を自らの武器とすることは、暗譜し演奏することに擬えることができるのではないか。

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 専門書を読むときに、頭の中に旋律が生まれれば、どれだけ幸せなことであろう。そうであれば、今よりも学ぶことが面白くなるに相違ない。以前述べたとおり私は音楽に疎いが、知識がなくても美しい音楽を聴けば心が動く。おそらく、音楽とはそういうものなのであろう。

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 旋律を奏でるような生き方をしたい。専門書の文字を音符に見立て、そう願った日曜日の午後。

ここまでご覧頂いただきまして誠にありがとうございます。 大事なお時間に少々の笑顔をお届けできれば幸いです。