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アドベントカレンダー

クリスマスは、好きですか?

私はもともと、あまり得意ではありませんでした。
ハロウィンやクリスマス、バレンタイン。
海外から入ってきたイベントが、自分にはどうも馴染まなくて。

だけど、とっても寒くて暗いこの季節に、ろうそくの灯りや、赤い食器、毛糸のセーター、ツリー。

見ているだけで心が温かくなるものをお家の中に取り込むと、ポッと心に灯り、体温が1度上がるような感覚がある。

その景色の1つにアドベントカレンダーがあってもいい、と思った。

そもそも「アドベント」っていうのは、クリスマスまでの準備期間っていう意味があるみたい。

ネットやお店で探して毎年買ってみていたけど、今年はピンと来るものが見つからなくて諦めかけていた。そうしたらちょうど、お友達がインスタで「一緒にアドベントカレンダーを作ろう」という企画をやってくれたので、初めて手作りに挑戦してみたのである。1人ではとても作る気になれなかったから、とっても嬉しいタイミングだった。

やってみると、材料はすぐに揃えられるけれど、中身を考えるのが悩ましい。お菓子だけでも子どもは喜ぶけど、大人は少しつまらない(笑)

そこで、小さなお菓子も入れるけれど、こんなカードを入れることにした。

「クリスマスの映画上映会チケット」
「クリスマスの絵本を読んでもらうチケット」
「クリスマスのゲームを家族でするチケット」
「クリスマスソングの練習チケット」
「クリスマスの日に食べるご飯を考えるチケット」
「クリスマスカードをじじばばに書くチケット」
「サンタさんにお手紙を書くチケット」
「クリスマスの飾りつけを一緒にやるチケット」

などなど。
これは全部「私が」子どもたちとやりたいことなんだけどね ♪

リースはIKEAのもの。
以前蚤の市で買ったアンティークのスーツケースに、24個の小さな茶封筒を詰め込んで。小袋に詰めるところまでは私がやって、そこから先は子どもたちと一緒にやった。子どもの字で1から24まで数字を書いてもらって、穴あけパンチで袋に穴を開けてもらい、赤い紐も通して結んでもらった。

母と一緒にアドベントカレンダーを作る。
子どもたちとすでに1つ目の、クリスマスの準備(アドベント)ができた。

この小さな袋が全部なくなった日の夜、ここに、サンタさんがプレゼントをそっと、置いて行ってくれる。そんなことを、毎日想像して。

今年も色々なことがたくさんあった。

最後の1ヶ月を、ゆっくりと、温かな景色で楽しみたい。



我が家のアドベントカレンダー2023

おわり

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