平酒盛

20代、都内私大卒、他人から見たら立派な人生って言われるけど、本当に普通の人生歩んでい…

平酒盛

20代、都内私大卒、他人から見たら立派な人生って言われるけど、本当に普通の人生歩んでいます。全国に支店のある会社で今は中四国。早く都心に戻りたいと思う日々、、、

最近の記事

場所とアクセス

「人生を過ごす場所」このフレーズを聞いて、私はこれを自分で決められる人は何人いるんだろうと思った。異動のシーズンとなり、私の会社でもたくさんの人事異動があった。転勤が多く、田舎から田舎への100キロを越える異動も沢山あった。もちろん、自分から希望して、生まれ故郷の近くに行く方々もいるかもしれないが、私の会社は転勤すればいい評価を得られるor左遷この2つしかない、(噂では、高知の営業所の所長になれば確実に出世コースとかなんとか)私より30くらい離れた戦士達は進んで(内心は知らん

    • 首都圏出身のアドバンテージ

       私は大学4年間を東京で過ごした。四国育ちの私には全てのものが新鮮かつ刺激的だった。大学の友人、ビル、駅、言葉、服、エンタメ、文化施設。なんでもあった。こんな楽しい環境が世の中に存在していたことに驚いた。1番驚いたのは博物館、美術館の展示物だ。上野の国立博物館、国立西洋美術館に初めて行った際、教科書で見たことある展示物がゴロゴロあった。首都圏出身の人たちは気づかないかもしれないが、文化的なレベルがこうも違うと、それはなんでも知ってるんだなと感じた。   そしてそれは、大学の中

      • 多摩のすすめ①

         いきなりですが、多摩ってどんなイメージをお持ちでしょうか?「23区から遠い」「山、丘陵」「一応東京」たくさんあると思います。私は多摩地区にある大学の出身であり、大学4年間を八王子市で過ごしました。もともと出身は四国の田舎で、東京に出てくるきっかけは浅はかな考えで、東京はどこも都会だから、八王子も渋谷も一緒だと思っていました。しかし、どうでしょうか?全く違いました。若い私は渋谷や新宿が魅力的な街であり、何でもある文化の中心地だと上京したての私には思えてなりませんでした。一方の

        • 繋がり

           皆さんはラジオを聴くだろうか、ほとんどの人がNOであると思うが、近年ラジオ人気がまた再燃しつつある。テレビやNetflix、Huluなどのサブスクが人気の中で、なぜラジオは勢いを取り戻しつつあるのか??その答えはコロナ禍というのが大きなポイントだと思う。コロナ禍で家で楽しみ、そしてひとりでも楽しめるエンターテインメントが好まれ、そして希薄になった人間関係の溝を埋めてくれるコンテンツがラジオなのだ、Twitterでリアルタイムでハッシュタグを検索すれば、何百人というリスナーの

        場所とアクセス

          終の住処

          今回は死について話したい。安楽死問題や生命倫理を議論する時、死を選ぶという議論になる。皆、ベッドで死にたい、安らかに眠りたいなどがオーソドックスな意見として散見される。しかし私はこれに疑問を持つようになった。明日交通事故に遭うかもしれないし、大型犬に噛まれるかもしれない、よって死を選ぶというのは贅沢すぎる意見なのだ。日本人はみんな病院のベッドで死ぬという錯覚を起こしている。これは大きな間違いである。死ぬということは誰にでも起きることで贅沢などできないのが真実なのである。だから

          終の住処

          広島と仙台の地理経済学

          広島と仙台といえば大都市であり、よく比較されるような都市である。似ているからかもしれないが、この2つの都市は全然違うのである。まず広島と仙台人口確かにほぼ同じなのだ、しかしながら都市が担っているものや構造が違いすぎるのだ。まず広島、広島は中国四国地方の中枢都市、代表都市と思われがちだが、実はそうではない。転入してくる人の多くが広島県内と島根県、愛媛県からなのだ。山口は福岡、その他は近畿に向くため代表的な都市とは言えない。一方、仙台は東北の代表格的な都市だ。転入者も東北全県から

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          のぞみはなぜ福山に止まるのか

          今回は交通について話したい。都市圏交通は1分1秒を争う人たちのため、始発から終電まで休むことなく電車が来る。新宿駅を使ったことがある人はわかるかもしれないが、人がいないと言う時間がなく、路線数も多い。しかし地方交通を見ると、1999年の西瀬戸自動車道しまなみ海道の開通を境に、大きな開通や利便性の向上は見られない。それどころか鉄道の廃線は止まらない現実となってきた。特にJR北海道の凋落は酷いものになっている。一方JR九州は水戸岡デザインや特徴ある観光列車で赤字を乗り越えてきた。

          のぞみはなぜ福山に止まるのか

          真骨頂

          自分の人生は辛いと思ったことが何度もある。しかし辛いなんて人それぞれの尺度である。Aにとって辛いとことでもBにとれば容易いことなどたくさんある。しかし、評価は人からされるものだ、自己評価など高校まではたくさんあったがあんなのはなんの役にも立たない。人は評価を求めて生きる。勉強、部活、仕事全て評価で成り立っている。辛いけど評価を受けるのがこの世の理なのであり、明日もなんらかの評価を受けて生きていくことになる。人から評価を受けないから自由に生きる、甘い。その時は逃げたかもしれない