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7、産業カウンセラーさんとのやりとり

弊社にはほぼ利用されていない産業カウンセラーが存在します。
アリバイ的に設置されたこの福利厚生は、ほとんど活用されていません。
なぜ分かるかというと、私が予約をしようとすると、常に全ての予約枠が空いているからです。

ほぼ私ひとりが、この制度をとても活用しています。
まあ、その背景には、私が高校生の時から相談室登校したり、社会人になっても精神科通院などを繰り返しているのでカウンセリングに慣れてるという要因が強いです。それから、数年前から家族のゴタゴタがあり、衝撃が大きく、1人でも多くの相談相手が必要で「会社にバレるかもしれない」みたいなことを気にする暇がなかった、というのもあります。

ほぼ毎月、用事がなくても自分の課題について「今月はこんなことがありました」「進捗ありません」みたいな感じで報告をしていました。パワハラが深刻化したこの1年間は、大変混乱した状態で助けを求めにゆくということも、多かったです。
なので、パワハラの件を役員に上申するときも、「ここ1年のパワハラに関しては、全部ひとりの産業カウンセラーに相談しているので、もし気になったら確認してください」と報告しているほどでした。(役員は、確認していないようなのですが……。)

産業カウンセラーは、私よりも口が悪いので、面白く話をしています。
パワハラ上司に関しては、「かなり時代遅れだね」「クソババアの言うことは無視!」「上司の方が先に死ぬから!時代は、必ず若い人たちの価値観に変わってゆくから安心してね」などと言うのです。

1、私が休職するに至った経緯」で書いたような渦中には、相談の予約を入れることができず、また休職した後も、通院や傷病手当の手続きなどもあり予定が合いませんでした。
ということで、カウンセラーさんとは、3ヶ月ぶりに話をしました。
これまでは休職も転職もする気はないと相談していたのですが、現在休職しており転職するつもりだと、カウンセラーさんに伝えました。カウンセラーさんに言われたこととしては、「後悔や不安がなさそうで良かった」「明るい未来があるよ!がんばって〜!!」ということ。

休職中であれば、まだこのカウンセラーさんとお話しできるのですが、離職となったら、その後は全く関係ない人になってしまいます。
カウンセラーとしての技術が高いか低いかは分かりませんが、何年も、濃い話をしてきたのでとても複雑な気分です。

カウンセリングでどんなふうに話すべきかわからないとき、私はゴールを最初に共有することを意識していました。
・どうしたらいいのかわからないので、意見を聞かせてください!
・面白いことがあったので共有したいです。
・非常にショックなことが起きたのだが、正直何が起きたのかわからないのです。いっかい出来事を説明してみていいですか?
・始末書を書けと言われたのですが、正直何を書けばいいのかわからないので一緒に考えてほしいです。
・大事なプレゼンの練習をしたいので、聞いてもらっていいですか?

まあそんな感じで、伴走者として頼りにしてきた方に、一連の報告を終えました。

おわり。

楽しくない話ばかりで恐縮ですが、誰かの何かに役に立つような記事になるように頑張ります。