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寄贈本が200冊を超えました。

今日、ふと数えてみたら230冊以上ありました。
4月から少しずつ集めて、気づいたら200冊をゆうに超えていました。

本当に感謝です。

ありがたいことにいまだに定期的に寄贈がありまして、地道に着実に本が増えていっています。陳列の方法も考えないとスペースがなくなってきました。日増しに空間としての価値が高まっているのがわかります。
とりあえずの目標人数を100人にしているのですが、夏が終わるころには達成できそうな感じです。

知り合いの方が、クラウドファンディングについてこんなことを書いていました。

「10,000円支援してくれたら10,100円返すぐらいの気持ちでいないと」
「クラウドファンディングはもらう、ってことじゃない。ちゃんと返すんだ。でもお金ではなくてね」
クラウドファンディングは言葉の通りリターンという返礼品があります。
支援していただいた分、リターンで返す。
モノやコトに変換して支援をしていただくというシステムで少しわかりにくくなっていますが、言ってみればお金を借りるということです。目に見えるかたちでは「もらう」だと思います。
なら「返す」のは何をするか。ネットではもちろんリターンがあり、それが「返す」ということですが、借りた額以上返すとしたら?
10,000円支援してくれた人への10,000円のリターン+100円分の何か。支援してくれた人たちに、そしてあの商店街にできて何を返せるのか、そんな考えになりました。

すごく共感しました。

私の場合は本の寄贈という形で、たくさんの方に支援をいただきました。
そして手ぬぐいや宿泊代無料という目に見える形でのリターンをしました。
でも、それは支援していただいた以上のものを返しているわけではありません。さらに言えば、お返しをしたから関係が終わる類のものではありません。支援をしてもらったところから関係が始まります。

だから、ひととまるならびにのほほんとして、支援以上のお返しをどう表現し続けていくか。それはいただいた本をどう活用していくか、その一点のみで表現できることだと考えています。
だから、どうやって本を活かしていくのか、これまで以上に真剣に考えていきたいと思っています。
本を寄贈してくれた人が、寄贈して本当によかった。そう心から思ってもらえるように、そして寄贈したことを誰かに自慢できるような、そんな「お返し」を心がけていきたいです。


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