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ゲストハウスを開業するまで vol.19

前回はなんちゃって板貼りについて書きました。
なんちゃってでも意外と難しいですし、楽しいです。

今回はタイル貼りについて書きます。

タイルは、この間床を貼った洗面所の壁に貼ります。
全部で三面。

まずは床や柱が汚れないように養生していきます。
養生はすっかり慣れまして、テンポよくかつ無駄なくできるようになってきました。

緑色で囲まれたところにタイルを貼ります。

・手順
①下地を塗る
②接着剤を塗る
③タイルを貼る
④紙をはがす
⑤目地を込める
⑥目地を拭き取る
⑦完成
という流れになります。

ということで写真がなかったので、いきなり③に飛びます。

下地は漆喰塗りにしたようにやりました。
接着剤も分量などが書いてあるので、その通りにしました。
それで接着剤を塗れたら、写真のようにタイルを貼ります。

それでタイルの紙は水で濡らすとはがれるので、刷毛で濡らしてはがしていきます。なんだ簡単じゃんって感じなんですが、やっぱり順調にいかないんですね。

紙をはがすときに一緒にタイルもボロボロと落ちてきてしまいました。
特に左側は半分以上が落ちてきてしまったので、全て取って一からやり直すことにしました。

原因は、接着剤の水の分量が少なくて接着剤とタイルがうまくくっつかなかったことです。分量通りやったのですが、寒さのせいか固くなっていたので、分量より水を多くしないとダメだったようです。

写真を見ていただくとわかるように朝から始めて、もう夜です。
文章にするとそんなに大変そうにはみえませんが、日頃の疲れも溜まって
いましたし、夜まで作業するとダメですね。
怒り大爆発しました。

あーーーー!!っと怒りをベニヤ板にぶつけてしまいました。
この後、妻には猛烈に悲しい怒りをぶつけられたので、反省しましたが、時間に追われつつ、疲れも溜まっているとよくないです。

それでもやらねばならぬのです。
ただ、その日は気分的に作業を継続はできないので接着剤を削ぎ落として作業終了。翌朝、再度行うことにしました。
動画で記録していたので、よかったらご覧ください。

前日の怒りは、前日に置いてきて黙々と一枚一枚タイルを貼っていきました。悟りの境地です。

なんとか形になりました。

ちなみに外はこんな感じでした。
いい景色!じゃなくて、こんな寒い中よくやっていたなぁと感心します。
自分で自分を褒めてあげたいです。

そして、目地を埋めて拭き取ったのがこちらです。
幸いにも、他の二面は反省を生かして、接着剤がちゃんと機能してくれたのでスムーズにタイルが貼れました。
ただ、目地を拭き取るのは結構大変で、拭き取っては乾かして確認、拭き取っては乾かして確認を繰り返して、タイルに目地が残らないように根気強く作業を続けました。


漆喰を塗るとこんな仕上がりになりました。

洗面台を仮置きしてみました。

いい感じです。
頑張った甲斐がありました。

タイルってDIYをする人なら、一度はやってみたいことだと思います。
意外と簡単にできますが、時間と根気が必要な作業なので、忙しい時やイライラしているときはやらない方がいいかもしれません。

それでもやってよかったなぁと心から思います。
それでは今日はここまで。

明日は障子とふすまの張り替えについて書きます。



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