見出し画像

オヤシルに託された願い

オヤシル株式会社(以下、オヤシル)の武田です。
今日は6月14日(金)。
オヤシルの誕生日は、2024年5月15日なので約1ケ月が経ちました。ふぅ。

昨日、オヤシルに関して、残しておきたい気持ちが生まれました。
オヤシルを始めたのは必然だったなということ。これまでの人生が僕に気づかせてくれた「大切」が全部詰め込まれているような活動です。

そんなことをスタバで感じました。特に何があったわけではないんですが。
シーンでいくと、いまやっているクラウドファンディングが残り3日になり、作戦を考えていたときです。(そのときのつぶやき。「つぶやき」でいいんだよね。)

つらなって、ふと、「木のようなサービスでありたい」っていうのが出てきました。イメージが湧き上がり、その感覚が与えてくれた「必然さ」だと思います。

そこから、他でもない私だからこそ、このオヤシルをやっている「必然」にふたたび気づけました。この感覚を残したくて少し文章に頼りたいと思います。

そして、この遺した文章すらも、自分も含めた誰かがときおり大切な何かにつながるような場になれることを祈りながら書き記したいと思います。

僕は、「木のような存在でありたい」と明確に思った日があります。
2021年の冬のことです。
(こちらに当時のことばでつづった記録を載せておきます)

”木のようにどっしりと生きていたい”。

そして、他者や社会との関わりにおいては、
その人が訪れたいときに、力を蓄えたり、次の歩みに思いを馳せたりできる「止まり木」のように、そこに「ある」ということで、その人と何かを分かち合えるようなあり方を自分のイメージと重ねるようになりました。
僕の大切な周りの人がイメージさせてくれたことです。

木。これはもちろん「なっていきたい姿」も現しているような気がするのですが、私というのは「けっこうそういう感じの人である」という感覚も強いです。なので、あきらめや受け入れも含められたもの。違う言葉でいうと人に”働きかける”とか”積極的に関与する”ことが不得手だという自覚です。

つまり、木として生きることを目標にしているのではなく、そうである人生を今、改めて噛みしめています。そして、木としていることで喜びを感じられている今は、周囲の人がいてくれてこそ。そのおかげだなと感じます。

枝に鳥が止まる。地面には花が咲いている。
僕が木でいることで、誰かが立ち寄る。喜んでいる。
そして、それに自分は喜びを感じている。
つまり、僕が喜びを感じられるのは
他者がいてくれてこそなんだという感覚があります。
これを大事にし続けたい。


オヤシルは「老後の備え」のためにある会社・サービスだとは表現しません。”自分も家族も大切にできる老後を迎えられる社会”のために存在していますが、それは「備えをした方がいいよ」という主張から生まれるものではないです。僕にはそれは上手にできません。

もし、「親子で向き合いたい」「もはや向き合うべき時期であることには気づいている」。そうでありながらも、家族だけで向き合うことに難しさを感じるときが来たら、

もし、「親子でこんな思いのやりとりができたらきっと幸せだな」と胸が温かくなりイメージが膨らむことはあれど、いざやろうと思うと、「なんか気恥ずかしいな」という想いがブレーキをかけることが続いているなら…

オヤシルはそうした人生の一幕に、
立ち寄れる止まり木のようなサービスであろうと思います。
そんな方への、1つの可能性として、ここに居続けたいと思います。

「大事な話題こそ、家族だけで”向き合わなくていい”」
そう伝えていく存在が、僕がソースとして立ち上げた「オヤシル」です。

オヤシルに託された願い

オヤシルは、僕が起業家として「0→1」を生み出したようなサービスではありません。自分として生きてきた人生が運んできた賜物みたいなやつです。
生まれてきてしまって「それをやっている」という感覚です。

なんというか、オヤシルが広がった世界を先に見てしまったような気がします。わかりませんが、「0→1」と対比するなら「数値の大きさに表せない、”一つのこれから起こる世界”、そして、”その世界を僕は生きてみたい”というものをみた気がするので、その僕がまず”1”から始めさせてもらっています」という感覚に近いです。

だから、オヤシルはオヤシルであるんだと思います。

ただ、紛れもなくこの僕から生まれたという気がしていて、
その近い距離で感じるオヤシルは「自分も家族も大切にできる老後」という言葉に込められた通り、”自分も他者も大切なものを大切にできたらいいよね”という願いが託されています。

これは本当に難しいことだと思うんです。
大事な人との間で、「自分の大切なものを大切にする」ことは、自分の大切なものを分かち合わないといけないし、「他者の大切なものを大切にするため」にはそれを一緒に眺めていく必要がある。

この一見、利己と利他の矛盾を抱えるかのような難しいチャレンジが
自分も他者も大切にできるという関係性をもたらす。そのチャレンジに、「自分たちだけで向き合わなくていい」という一つの可能性としてオヤシルがいます。

これからの社会は、高齢社会が進展していきます。
多くの人が身近な人の老後に関わる社会が来るということでもあります。
人が老いるとき、その人と身近な人の関係は変化をもたらします。
大切なものを大切にするチャレンジ(課題)が立ち現れやすいと考えています。

そんなとき、自分と大事な家族、それぞれを大切にできる老後が迎えられる社会を生きたいです。オヤシルはその世界に向けて、ここにありたいと思います。

最後に~お知らせ&力を貸してほしいこと~

この文章を読んでいただき、
まずは本当にありがとうございます。とても嬉しいです。
感想などを伝えてくれるともっと嬉しいです。

最後に。
「オヤシルがより多くの人に届く」ためのクラウドファンディングを実施しています。皆様からのお力添えで創業期の活動資金を集めさせていただきたいです。残り2日とちょっとです
 
オヤシルは、具体的にどういうサービスなのか?使うとどのような体験になるのか?の利用者のご感想も下記のページに書いています。ぜひ見てください。共感くだされば、ご支援や、このオヤシルに触れて感じたことと一緒にこの活動を分かち合いたい人に広めていただけると、この創業期本当に力になります。

これからもオヤシルをどうぞよろしくお願いいたします。

2024年6月13日 オヤシル株式会社代表取締役 武田勇


この記事が参加している募集

#企業のnote

with note pro

12,591件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?