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ゼロから始めるエアブラシ塗装(HGUC MSZ-006 制作記 vol.10 本体のスジボリ編③)

こんばんは。
ゼロからオヤジです。

今回もHGUC MSZ-006 Zガンダム(リヴァイブ版)の制作を進めてまいります。

現在脚部パーツのスジボリ作業中。

※前回記事はこちら※

進捗的には思わしくないのが正直なところではありつつ、確実に前へ進めていければと思います。

それではいつ終わるかわからない本体のスジボリ編の続き、スタートします!

アキレス腱部分の装甲のスジボリ

前々回にスジボリを入れたふくらはぎのパーツの下につくパーツ。
スラスターの受け的な位置付けでしょうか。

これです。
この部分。アキレス腱を保護します。

後ろから見た時はそこそこ目立つ部位。
平面のままでは物足りないので軽くスジボリを追加します。

シャーペンで下書き。箱型っぽくしてみます。
ガイドを作ります。マスキングテープ転写用にバッテンでマーク。
ギリギリどこを切れば良いかわかるかな、という転写具合。

0.5mmずれたらガラッと印象が変わってしまうのでやや進捗にプラ板を切り出します。

まあこんな感じですかね。

改めてガイドのプラ板を置いてみて、問題なさそうであればここで位置は決まり。

ケガキ針でポイントを打ちました。

一応針であけた穴の位置を確認。
違和感がなければOKです。

位置決めさえできれば直線で繋ぐだけです。
角の部分が丸まらないように注意しつつ彫っていきます。

はい。彫りました。

シンプルですがこれでOK。
次に行きます。

レッグアーマーのスジボリ

レッグアーマーの外側。

続いてレッグアーマーの外側パーツ。
おそらく本作の中でメインのスジボリポイントになると思われるパーツです。

面が広めなのでデザインの自由度は高いですが、微妙な曲面だったりするので位置決めが難しい。

中央は面を活かしつつ、周囲にクランクを入れる形でデザインしてみました。

もう少しデザインを追加。

うーん。どこまで彫るか。。。
やり過ぎると周囲とのバランスが崩れます。

とりあえず周囲のスジボリを入れてみて、そのあとさらに追加するかは後で考えることにしました。

という事でガイドを作ります。

ガイド作成の準備。

今回はパーツのセンターラインを引いて、半分のガイドを作ります。
ガイドを裏返せば左右対象に位置が決められるはず。

こんな感じで半分ずつ。
ポイントを打つ前になんとなく線を引いて確認。

ガイドの裏表の断面のシャープさに差があったせいでそのままなぞっても同じ形になりませんでしたが、概ねは合っていそう。

この下書きに従って頂点にポイントを打ちました。

丸い穴が見えますかね?

上の写真の右上部分、穴が二つ並んでいる場所はミスした箇所です。
ポイントを打った後確認したら明らかに左右で高さが違ったので打ち直しました。
目視確認は大事ですね。

穴を繋ぐように順番に彫っていきます。

位置が決まれば後は直線で繋ぐだけ。
アキレス腱同様繋いでいきます。

こんな感じ。

クランクモールドの頂点部分が丸くなってしまっていたりしますが、概ねOKなのではないでしょうか。

ここにさらにデザインを追加してみます。

こんな感じかな?

やはり凸エッジスジボリは取り入れたいので、彫ったラインに組み合わせてみます。

凸エッジスジボリ!

まだ物足りないのでどこを足そうか迷いつつ、今度は正面に段落ちモールドを入れます。

この部分。
0.3mmで彫ります。

改めて感じましたが、スジボリは0.2mm幅を超えると急に難しくなります。
以前は細いスジボリの方が大変だと勘違いしていましたが、改めて太い方が明らかに難しい。
綺麗に幅を保ちつつ、底面を整えるのが至難の業です。

苦労しながらなんとか彫りました。

逆側もプラ板をあてて処理。

安定しないのでさらに難しいです。
なんとか彫りました。

あとはどこに入れようかな、と全体を見渡し側面にもモールドを追加しました。

これは後ろ側。
こちらは正面。

そろそろ仕上げにしたいところ。
ここで一つアクセントを追加。

中央上部に目印を入れて。。。
2mm平刀を辺に対して平行に差し込みます。
それをマイクロチゼルで整えていきます。

まずは0.2mmで彫り始め、0.3mmで少し広げ、最後は0.5mmまで。
両端がなるべく綺麗な四角になることを意識しつつ整えます。

まあこんな感じでしょうか。

マイナスモールドというやつですが、ほとんどやった事がないのでなかなか難しい。
どうしても端付近の底面が丸っこくなりますね。
とりあえず今回はこれでOKとしつつ、アクセントとしては優秀なので隙あらばいれていこうと思います。

後は上半分をどうするか。

上部のデザインをどうするか悩みます。

とりあえず四角い既存ディテールを囲ってみます。

このように。

色々考えましたがアイデアが纏まらないので出たとこ勝負。
まずは四角く囲って3辺を彫りました。

囲んだ頂点からパーツのエッジを直線で結んでみました。

さらにパーツの角まで直線を伸ばします。
なんとなく様になってきましたね。

下側の角からも直線を伸ばしてみました。

はい。これで概ねOKとします。

スジボリが終わったので綺麗にヤスリがけします。

綺麗になりました。

だいぶ時間を使いましたがレッグアーマーの外側パーツはこれで完了。
今度は内側を彫ります。

内側はパーツの形状が違うのでデザインは考え直し。

内側のパーツはやや丸っこい形状をしており、外側とは少し印象が違います。

またまたデザインで悩むのですが、なんとなくで彫り進めてみます。
行き当たりばったりですが意外と良い結果に繋がることも。

例に倣ってガイドを作りました。

位置決めのためにガイドを作りポイントを打ちます。
打った点を目視で確認して直線で結んでいきます。

まずは彫ってみました。

まあこの方向で。

この後マイクロチゼルでスジボリを綺麗にしていくのですが。。。

ここでタイムアップ!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はここまでとなります。

まだ脚のスジボリ終わらないの?という感じではありますが、今作のスジボリの山場ですのでご容赦いただければと思います。

いまやっているレッグアーマーが終われば後は膝と太もも部分だけ。
ようやく終わりが見えてきましたので次で脚部は完成見込みです。

6月に入りましたがまだまだ終わりは見えません。
6月上旬完成も黄色信号が灯っておりますが、引き続き頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。

それでは!

また会いましょう!
ゼロから!

※後日編集※
続きはこちら

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