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ゼロから始めるエアブラシ塗装(HGUC MSZ-006 制作記 vol.9 本体のスジボリ編②)

こんばんは。
ゼロからオヤジです。

今回もHGUC MSZ-006 Zガンダム(リヴァイブ版)の制作を進めて参ります。

すっかり週末モデラーになってしまったゼロからオヤジですが、少しずつでも完成に近づけるべく、今週もやっていきたいと思います。

前回から本体のスジボリ工程に入っており、まずは脚部から着手している状況。

※前回記事はこちら※

引き続きやり過ぎない範囲でディテール追加を行ないます。

それではスタートします!

アンクルガードのスジボリ

前回なんとなくのデザインをお見せしたこちらから。

足首全部の装甲。

両サイドにクランクラインを入れてみようと思います。

ガイドを作るためにマーキング。
プラ板で作ったガイドで位置決め。
テープを貼ってスジボリ開始。

ここまでの写真、リビングで作業をしたので照明がオレンジがかっているんですが、いつものLED照明下でないと細部が見えません。
0.1mmの溝がはっきり見えている状態でないと綺麗なスジボリが彫れないので作業台に移動します。

移動しました。

これなら見えます。
やはり照明は大事ですね。

拡大鏡を駆使しつつクランクラインを彫りました。

こんな感じにしてみました。

これを逆側にも彫っていきます。

ガイドのプラ板をあて、ケガキ針でモールドの頂点に穴を開けます。
はい。できました。

なかなか綺麗に彫れたんじゃないでしょうか。
このやり方にも大分慣れてきました。

前面はこのデザインで。

前面のデザインはかなり悩みまして、上の写真の形に落ち着きました。
「スジボリデザインのポイントは集中と拡散である」という先人の格言に倣い、あえてエッジに近い部分にスジボリを入れます。

かなり細かい部分なので特に測ったりせず目測で。

ガイドを作ったり幅を測ったりしようかと思ったのですが、このレベルの幅になってくるとガイドを正確に切り出した上で同じ場所にガイドを置きその通りに彫る、というのは至難の業です。

どれか一つの作業が0.1mmずれただけでも違和感が出たりするので、目測でやった方が結果的に良い仕上がりになるというお話。

できました。

はい。一応中心点くらいは測りつつ、概ね目測でテープを貼り込んで彫りました。

まあ悪くない仕上がりかなと思います。
もう少し足した方が良いんじゃないかという迷いを振り切り、アンクルガードはこれくらいにしておきます。

靴のスジボリ

逆側の脚のアンクルガードは後回しにして靴のスジボリに移ります。

靴です。

まずはパーツをバラします。

バラしました。

実はこのパーツをバラす作業、結構大変でした。
足の甲の部分にあたる白いパーツとつま先の赤いパーツの接続部分がかなりしっかりしており、なかなか外れなかったのです。

後からパーツを外しやすいようにあらかじめダボ穴やピンの一部をカットするやり方もあるのですが、副作用として保持力が落ちてしまうことを懸念してやっていないのです。

なんとか外れたので結果的には良いものの、この辺りの判断は難しいですね。

気を取り直して靴にスジボリを入れていきます。

まずは既存ディテールを彫り直し。

手始めに既存ディテールである三角形の溝にモールドを入れました。
塗り分けするかどうかはまだ決めていませんが、もし塗り分けるのであれば境界線にスジボリを入れておく事でマスキングがしやすくなります。

続いて新規モールドの追加。

まずはこんな感じで入れてみます。

こちらもエッジに近い部分にラインを追加。

はい。彫りました。

若干情報量は増えたものの、まだ少し物足りないです。

もう少し入れていきます。

今度は上側のエッジに沿って。
はい。彫りました。

悪くないですね。

両サイドに彫ったスジボリを、前面のエッジ付近で繋ぎました。

つながりました。いい感じ!

つま先のパーツはこれで完了。

続いてこちら。

足の甲にあたる部分のパーツ。

またまたデザインは大分悩みまして、最終的には上の写真に落ち着きました。

今回はガイドを作ります。
出来るだけ簡単に作れるものを用意。

こちらです。

ただの長方形の両側の長辺に黒い点を打ってあるだけのプラ板。
これをガイドに位置決めします。

こんな感じで固定。

足の甲の凹み部分を基準にプラ板を配置。
左右のスペースは目測で合わせます。
0.1mm単位の精度で長さを測るスキルよりも目で見てなんとなく合わせるスキルの方が高いだろうという考え方です。

位置決めした部分にケガキ針で穴を開けました。

位置決めした点も少しずつずれているのでなんとく調整しつつ彫り進めます。

はい。彫れました。

厳密にはピタッと合っていないと思いますが、目で見て不自然でなければOKです。
まあまあ綺麗に彫れたかな?という感じ。

続いて側面にもモールドを追加します。

今回は測ります。

先端から6mm。
この部分目指して表面のクランクの端点からモールドを彫ります。

このように。

モールドの結節点さえ気をつければそんなに難しくありません。

はい。これで完了。

足の甲もこれで完了。

と、いいつつ、いま進めているのは右脚のパーツ。
左脚は?というとこの状態です。

ふくらはぎ以外はそのまま。

パーツのどこが露出してどこが隠れるのか、スジボリのバランスはおかしくないかなど、確認するには組み上げた状態の左脚が必要だったりします。

なので簡単に外せるパーツ以外はこのままにしておき、脚全体のパーツのスジボリが済んだら左脚に移る予定です。

なので使ったガイドは貼って保管しておきます。

左脚分のパーツのスジボリを入れる際の位置決めに使うガイド。
なくなると困るので壁に貼っておきます。
これが一番なくならない方法とか。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回の記事はここまでとなります。

たいして進んでいないのですが、またまたタイムアップで終了となりました。

相変わらず進捗は良くないですが、これはこれと受け入れて淡々と進めていきます。

まだまだ先は長いですが引き続き見守っていただけますと幸いです。

次回もよろしくお願いします!

ゼロから!
また会いましょう!

※後日編集※
続きはこちら

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