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子供は純粋だ!という思想が(残念ながら)真実を遠ざけてしまう

子供は純粋だ!という思想が、真実からどうやって遠ざかっているのかがよく分かる記事を見つけました(あいにく記事が削除されていて今は読むことができません)。

人の『言い訳』が見える世界 親子のやり取りに考えさせられる
TRILL【トリル】 (trilltrill.jp)



以下要約します。


==========要約========


ある子供が、道端に落ちている言い訳(という生き物!?)を拾いました。

それを手に取って「自然のものだ!」とはしゃぎ、持ち帰ろうとする子供に対して、その父親が


「言い訳には自然のものはないよ」


と諭し、それを逃がすように促し、


「今度、私の大きな言い訳をあげるよ」


と約束し、その子供を喜ばせた場面で終わります。


=======要約終わり========


申し訳ありません、正直に申して、違和感を感じました。


何故なら



子供は無邪気で純粋で「言い訳」とは全く無縁だが、大人になるにしたがって心が汚れ、言い訳まみれになる

世間の考え方



といった世界観が暗黙のうちに醸し出されてしまっているからです。



実は、その「言い訳の化け物」は、子供自身からにじみ出てきたものだが、子供と父親双方共にその真実に気付いていない

赤裸々な真実



というオチだったなら心底共感できたように思います。


私は(まだ?)クリスチャンではありませんが、旧約聖書で述べられている



禁断の木の実を食べた直後に「言い訳」を言い始めたアダムとイヴ



こそ、人間の真実をとらえていると感じます。