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うつ病は「脳の病気」ではなく「偏見のシャワー後遺症」の方がしっくりくる!

私の妻は長年うつ病です。その妻と身近に接してきた私自身

うつ病って、脳の病気というよりかは、偏見のシャワー後遺症と言った方がしっくりくるなあー。」

私のボヤキ

とつくづく思います。

(※もちろん、脳の病気であることには間違いありませんが、核心ポイントを突くために、このように発言しています。)

例えば

「親友が、笑いながらいきなりタマゴを投げつけてきた!裏切られた!イジメられた!」

イジメられた人のセリフ

と嘆き悲しむ人に対して

「うーん、今の君は怒りの感情に支配されているねー。
脳内のセロトニンが減少してしまっているねー」

精神科医の言いそうなセリフ


と言ったところで、その人が納得すると思いますか??

以下、体験談でご説明します。


私の妻は、うつ症状を改善させるために或るヨガ教室に通うことを決め、
コロナ前に、前払いの(高額)ヨガチケットを購入しました。

妻は、そのヨガ教室で

「私はうつ病だ」

妻のカミングアウト

と公言しました。

ヨガは精神の安定に良いので、

「うつ病」のことを、ヨガの人々は深く理解しているに違いない!

と、てっきり思い込んでいたのです。


さて、ヨガチケット購入後、運悪くコロナ禍に突入。

当初計画されていたヨガレッスンが受けられなくなってしまいました。
しかし、ヨガ教室側から返金等の話が一切出てこなかったので、妻は

「コロナ禍に突入し、当初とは違うプランになってしまっているので、返金を要求します。」

妻の主張

とストレートに言いました。すると、あからさまにイライラした態度を取ら
れ、

「どうして私たちのヨガ教室を責め立てるのですか?」

絶妙な責任逃れ

と、返金の話題にすら入れない雰囲気を作られてしまいました。

挙句の果てには、そのヨガ教室が

「そういった攻撃的な態度に出るのは、
うつ病が悪化しているからで、
脳内物質のバランスが崩れているのだとお察しします。」

ヨガ教室が通達してきた内容

と通達してきました。悪意がない通達であることは重々承知しているのですが、同時に「いやいや、"脳の病気" を盾にして、責任逃れをしているだけじゃないか!とモヤモヤしました。

=====以下は想定問答=======


質問者:私の知っているうつ病のお友達は、ただ単に気分の浮き沈みを繰り返しているようにしか見えません。そういった「偏見のシャワー」は浴びていないと思います。やっぱり脳の病気だと思います。


私の答え:それは、あなたが信用されていないからです。あなたとの会話から「この人は偏見の塊かも。しかも自覚がない」と思われている可能性が高いです。信用していないことがバレないように、あなたの前では必死に取り繕っています