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運動が「うつ病に効く」という科学は、偏見でもある

私と同じように、うつ病の妻を支える方のブログ記事を見つけました。

しかし、その方は

運動が「うつ病回復」に良いことが科学的に証明されている

ことに基づき、良かれと思って


「運動しよう!」

と、その妻に推し進めているようです。

しかし、その妻が

「運動は嫌だ」

妻のセリフ(私の妻ではない)

と、拒否する素振りを見せるらしく、

「どうして、科学的に証明されていることを実行しないのでしょう?
うつ病からの回復を望んでいないように見えてしまいます。」

その夫のボヤキ


といった不満げな文章を書かれていました。

私自身、長年うつ病の妻と付き合っているおかげか、

「ああ、その奥さんがかわいそうだ。。」

私のボヤキ

と胸が痛みました。その夫さんが

「良かれ」と思って無邪気な先入観・偏見をぶつけているようにしか見えませんでした。



科学的証明というものは、綿密な統計学に基づいています。

どういうことかと申しますと、

統計を取るための治験者募集に名乗り出られるくらい
うつ病が回復している方達に対する統計

ということですね。

じゃあそれは偏った統計です!キリッ!


本当のうつ病は、そんな治験に参加できるほどの余裕もないです。
科学という権威を使って意見するなら、これくらいの緻密な洞察が伴わないと、ただの偏見になってしまいますよ!キリッ!