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感謝は自分への労いに繋がる【オヤジ店長のツイート日記vol.23】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

自分への労い「コモンセンス」とは?

下記1つ目のツイートは「固定ツイート」に貼ってまして多くの方に反響♥頂きました。

2つ目のツイートと合わせて今回のテーマ「感謝」や「労い」について掘り下げたいと思います。

このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等もTwitterの方にリプ頂いても構いませんので、合わせてよろしくお願いいたします!

「感謝する事」「労う事」については、多くの方達が発信され大切さを説いておられますね。

ツイート内容をおさらいすると、私は若い頃、ホント身勝手な人間で、人に感謝や労う事が出来ず家庭も壊し荒れていた時がありました。

普通の人が当たり前だと思う事が解らず、何とかしたいと思った私は「読書」を始めました。もう20年程前の話です。

私は「人の心理」について興味があったので本屋さんの心理学コーナーにあった「アドラー」という著者の本を手に取りました。

アルフレッド・アドラーは現在「嫌われる勇気」で大変有名になり、知っている人も多いと思いますが、当時フロイトやユングも含め全く知らなかった私が偶然手に取ったのがアドラーの本だったのです。

「嫌われる勇気」は大変読みやすい本ですが、当時手に取ったアドラーの本は「目的論、原因論」「神経症」「補償」等々難しい言葉が多く何度も読み返しました。

その中に「コモンセンス(共同体感覚)」という言葉があり、その言葉の響きと意味が私に深く刺さりました。

コモンセンスは簡単に言うと「常識、良識」を意味しアドラーは「他者貢献」という形で世に広めアドラー心理学の根幹と言っても良い重要な考え方ですね。

「他者貢献に努め感謝し労う事を忘れない」

当たり前の事ですよね。しかし当時の私にはとても新鮮に感じられ、仕事ではマネジャーというポジションだった事もあり早速「試してみよう!」と思いました。

「類は友を呼ぶ」と言いますが、当時の私がマネジャーだったお店のメンバーは、複雑な家庭環境で育った人間や私のように離婚して病んでいた人間など、どこか心にキズがある連中が多く

私は先ずは、皆の話を一人一人聞いて勉強した事を自分なり伝えアドバイスしました。上手く行った事、失敗した事、色々ありましたが、私はいつの間にか「接客、販売」という自分の本来の仕事を忘れ

お客様よりメンバーの話を聴く事に夢中になっていました。自分の心が洗われる感覚が芽生え始めたのです。メンバーもイキイキし始めお店も繁盛していきました。

いつの間にか、お店のメンバーが家族のような存在になり、成果も上がり始めた時、お店でイベントを行う事がありました。

お店にトップモデルを呼んで弊社の服を着てもらう「ファッションショー」にお客様を招待するイベントです。2つ目のツイート内容ですね。

現在、アパレルファッションブランドでは大きい会場では無くショップにお客様を招待するファッションショー「トランクショー」がありますが、当時(約20年前)は珍しかったです。

弊社では全国の選ばれた系列店で行うファッションショーイベント「トランクショー」を企画し当店が一番バッターで開催されました。

緊張感MAXのメンバー達。ご招待したお客様に精一杯サービスしました。

粋なお得意様は「ご祝儀」と100万円ポーンと置いて購入される等、大成功で終える事が出来ました。本部からも「良い口火を切ってくれた! この後行うショップに良い刺激になった!」と労ってもらいました。

無事イベントが終わり、皆で飲みに行きたかったのですが、全員ドッと疲れていたので後片付けが済んだら早々に帰ってもらい私は一人ショップに残りました。

「良かったー!」一人喜びを噛み締めながら「どうせ帰っても一人だし、皆にお礼の手紙でも書くか!」と急に思い付きました。

ショップメンバーは十数名いましたが、一人一人気持ちを込めてお礼のメッセージを書きました。書き終えて時計を見ると夜中の3時(笑)

家に帰るつもりも無かったので、書いた手紙をメンバーそれぞれのロッカーに貼り、朝方までやっている行きつけのバーに直行しマスターと楽しく話して祝杯を上げました。

翌日、寝不足の私はウッカリ遅刻してしまいショップに出勤すると、皆が笑顔で「ありがとうございます!感激しました!」とお礼を言って迎えてくれました。

今思えば「コモンセンス(共同体感覚)」とは「このような感覚なんだ」と私は解釈し私の管理職として人材育成のスタートが始まった日と言っても過言ではないかと思います。

「他者貢献し感謝し労う」忘れないようにしたいですね!最後までお読み頂きありがとうございました!

※今回コモンセンスについては、自分の経験を通して語っています。私はプロのカウンセラーではありませんしアドラー心理学の専門家でも無いので、あくまで私的解釈で書いている事をご了承ください。

アドラーの本は「嫌われる勇気」だけでは無く沢山あるので色々読むのも良いと思います。色々チェックされてみては!

Twitterやnoteで読書本を紹介しています!宜しければ本選びの参考にして頂けると幸いです!⬇


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