お楽しみは、これからだ。
鈴木秀樹選手とお食事させていただいた時に青木真也選手の試合の話題になりました。
青木真也選手vs橋本千紘選手戦。
僕は、満足できなかったのです。
及第点であろうとも。
もっとできると思ったから。
鈴木秀樹選手の感想も聞いて、なるほどと思いました。
正解とかじゃないんです。
納得したんです。
感想を聞いてね。
当たり前だけど『プロ』の意見は違うと思いました。
だからって僕の感想を変えちゃダメですよね。
それこそ嘘になっちゃいます。
好きだからって忖度しちゃお終いです。
男女の差ってあると思うんですよ。
能力じゃなく。
『プロレス』としてね。
だって女子が男子に勝てますか？
そういう偏見が嫌なんでしょうけどね。
例えば、男女が野球で競い合って勝つのはどっちですか？
男性です。
圧倒的に。
今、こんな事言ったら怒られるんでしょうね。
でも本当の事です。
試合したらそうじゃないですか。
そこを見たかったって部分もあるのです。
技術でケチョンケチョンにしても良かった。
20年以上前、天龍源一郎さんが神取忍選手と試合をやった。
圧倒的にボコボコにした。
天龍さんが神取さんを。
おもいっきり蹴って、おもいっきり殴って、上から掌底叩き込んで。
神取選手の顔面の半分がボコッと腫れてお岩さんになっていた。
だから感動も産まれたんです。
よく青木選手が『相手を上げる』って言いますが、それが見えちゃったらダメですよね。
そこばかりを考えていてはいけない。
それだけが『プロレス』じゃないですからね。
天龍さんは勝ったんです。
でも、光ったのは神取選手だった。
そして天龍さんだった。
男女の差があるからこそ。
神取選手は言いました。
「今度は奇跡を起こしたいと思います！」と。
そういう試合を観たかったってのが、本音です。
鈴木秀樹選手は言いました。
「ケガしたら、ケガした方が悪いんです」
「だってそれが『プロレス』なんですから」と。
だからこその、遠慮するな！って意味もあったと思います。
良い試合。
凄い試合。
『強さ』と『闘い』
その差はなんだと考えよう。
でも、青木選手はよく橋本千紘選手と闘われたと思います。
それは本当に思います。
橋本千紘選手だったからこそ、創り得た空間だったのですから。
再戦は特に。
今日は朝早くから目覚めました。
青木選手がノートを更新されていました。
うん。
良いノートでした。
『寄りと引き 主観と客観』って部分には惹かれました。
ちゃんと寄りか引きかで、変わってくるのです。
見え方・捉え方も。
色んな答えがあります。
正解なんてありません。
それがプロレスです。
ただ、上手いなんて言葉はプロレスにはありません。
引き出しってのも、ありません。
それだけにこだわっていれば、それは逃げです。
そこの部分もひっくるめてプロレスの『凄さ』なのです。
そして、お客さんとの勝負でもあるのです。
興行です。
納得させなくてはいけません。
お金出してもらった分、満足して帰ってもらわなくてはです。
着地させなくてはです。
だけど、黙って食え！なんですよ。
店に入ったならね。
出された物を黙って食え！です。
で、美味しいか満足したかは、出てからの感想なんですよ。
個人個人の。
後は、知ったこっちゃないのです。
だから食べログとかで評価される人もいる。
それを見て（そうなのか）と思う人もいる。
そんなのほっときゃ良いのです。
僕の意見・感想もですよ。
想いも。
それを青木選手はわかってる。
理解しているからこそ、堂々とされてるのです。
それで良いのです。
自身は満足していれば、それで良いのです。
楽しかったのならね。
SNSでは評価高かったです。
それが答えなんですよ。
でも、それだけじゃないはず。
そこから学ぶ事はあると思うんですよ。
また『進化』されていくと思います。
青木選手って『異物』なんですよ。
『異分子』
『異端児』
でも、IGF時代からいれてプロレスの試合はもう約10年です。
飛び飛びだからって言わせません。
それは言い訳です。
立派な『レスラー』なのですから。
だからこそ、上手な試合に見えてしまうのかもしれません。
だからこそ、合わせてしまった試合に僕は観えたかもしれません。
纏まってきてるのかもしれません。
今回の格闘代理戦争 見られましたか？
中谷選手に、藤田選手は「お前は優しいんだよ！」
「それが出ちゃってる、試合に！」って。
でも、それって青木選手にも当てはまるんですよね。
『プロレス』の試合ではね。
格闘技戦では非情なのに。
だから、これからなんです。
これからの『青木真也』に期待するのです。
だって『青木真也』なんですから。
近頃は何かとまた燃えているようです。
でも、言ってる人は何周もされていないでしょう。
結局、何も残していない。
残してきてるんですよ、青木選手は。
僕達の心にね。
勝った負けただけではないから。
それを超えたものが『青木真也』なのですから。
だから『偶像』になっているのです。
拝む人もいるのです。
でも、僕は青木真也選手の試合が観たいのです。
拝みに行くんじゃないんです。
自分の為に、青木選手の試合を観戦するんです。
これだけ素晴らしい試合をされてるんですから。
プロレスリングも格闘技戦も。
橋本千紘選手は青木選手が創り上げた者だと僕は思っています。
初戦前から、青木選手は橋本千紘選手の強さを評価されていた。
練習されていると。
それを観る側に植え付けたのです。
もちろん、自身での努力でもあります。
でもね『プロ』が練習するのは当たり前なのです。
当然なんです。
普通の事なんです。
なのだから、橋本千紘選手は女子プロレス大賞を狙うんじゃなくて、プロレス大賞を狙えば良いんですよ。
女性初としてね。
それでこそ、男女を超えたプロレスラーになると思います。
それこそ『勝負』ですよ、橋本千紘選手にとってのね。
評価としてもです。
やるんならトコトンです。
鈴木秀樹選手に会えて、お食事させていただいて本当に嬉しかった。
でも、今回の旅は青木真也選手の試合が観たいから東京に向かったのです。
勝手にね。
応援したいから。
それが目的だったんだから。
次回の青木選手の試合は何時なんだろう。
楽しみで、しょうがない。
今回の試合の僕の感想は厳しいものだったが、それ以上の試合を何度も体験・経験を、青木選手にさせていただいてるんですから。
こんな刺激ないですよ。
今は、職場で待機中です。
先程まで搬送に出かけていました。
だからこそ、頑張れるのです。
頑張ろうと思うのです。
『青木真也』が大好きだから。
また試合が観たいから。
指折り数えて待っています。
今の青木真也選手には『ショートタイツ』が良く似合う。
お楽しみは、これからだ。
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