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カナダの教育と就職の話を聞いて日本の特異さに気づいた話

カナダ留学中、仲良くなったカナダ人から
日本での就職ってどんな感じなのー?
と聞かれることがあったのですが、
結構困りました。

なぜなら、日本のシステムが
いろいろ特殊すぎるからです。

日本の多くの大学生は大学での専攻に関係なく
様々な業界や職種の仕事に就きます。
これは世界的に見て結構珍しいことです。

実際カナダでは、大学の専攻は
卒業後の仕事と結びついています。
社会学を学んで、ソーシャルワーカーになる。
政治学を学んで、政府関係の仕事に就く。
といった具合です。

また、フランス人の親友と電話で
お互いの将来の仕事について話し合った時も
「あなたの専攻で1番気になる仕事は何なの?」
と聞かれてしまい、困りました。

社会学専攻だけど、その学びを活かした専門職に就くかと言われたら、そうではないからです。

また、選考時期や期間に関しても
説明するのが難しかったです。

日本の就職活動は正式には4年生の6月に
全員一斉に始めるということになっている。
でもそれ以前から色々準備は必要。

でもカナダとか他の国では、
それぞれの人がそれぞれのタイミングで
企業に申し込んで、選考してもらう。

相手に説明したり、質問に答えたりする内に、
正直、「なんだこれ?」とか
「え、このシステム誰得?」という
ツッコミが心の中で止まらず、
私も何だかよく分からなくなることも
ありました笑

これに限らず、40カ国の数百人との交流で
日本を他国と相対化して度々感じたのは、
「かなり競争の激しい国なんだな〜」
ということです。

この競争の激しさに関しては韓国の友達と
話した時も同じようなものを感じました。
そこで、もしこれが東アジア特有だとすれば、
中国も同じなのではないかと思いました。
ひょっとすると、人口が多い分中国の競争は
さらに激しいかもしれませんね。

想像以上に自分の日常生活は規律やルールに
溢れているのかもしれないと感じた瞬間でした。

本日もご覧頂きありがとうございました!

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