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語族(言語の家族)の話 〜バンクーバー旅行①〜

週末に友達と1泊2日のバンクーバー旅行をしました。
メンバーはイタリア人・ドイツ人・フランス人・カナダ人・メキシコ人×3・私の9人でした。

その時、みんなの母国語についての話題になりました。

スペイン語・イタリア語・ポルトガル語はラテン語族で、ラテン語から派生した言語です。

そのため、それらの言語での会話を聞いた時に、お互い何のことを話してるかの大枠が掴めることがあるらしいのです。

実際、スペイン語・イタリア語・ポルトガル語母語の子達で、即興で文章を言い合ってみたところ、
「細かいことはわからないけれど、何について話しているかはわかる」
と言っていました。

ただ、その人達にとってもドイツ語・フランス語は全く別の言語で、何言ってるか見当もつかないらしいです。

そして、ドイツ語はいつでも怒っているように聞こえるという話になりました。

そのため、ドイツ人の友達がドイツ語で友達に電話している時は、
「彼女は今電話で私達を侮辱しているに違いないわ」
と、私達は冗談を言い合って笑っていました。

また、その時
「ところで、日本語って何族なの?」
と聞かれて調べてみたのですが、、

「日琉語族」(Japonic languages)

起源は諸説あって定かではないそうです。

道理でラテン語族同士みたいに通じ合えるほど日本語に似た言語が無い訳だ…と納得すると同時に、少しだけ寂しくも思いました。

なぜなら、みんなが似た言葉を発見して笑い合うという状況が頻繁に訪れたのですが、その度に日本語だけはいつも全く違って共感できなかったからです。
時には、勝手に疎外感を感じてしまうことすらありました。

しかし、私は落ち込みません。なぜなら、日本や日本語の特異さという悩みにぶつかった時に必ず思い出す、フランス人の親友Sが言ってくれた言葉があるからです。

これは次回お話ししようと思います!(予定は変更される可能性があります)

本日もご覧頂きありがとうございました!


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