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お金の概念を変えろ


日本は戦後から比べると、衣食住に困らなくなった。しかし、年金問題やベーシックインカム導入検討、定額給付金、高齢者の多額貯金など
金に困っていたり金の流し方に対して常に問題提起されている。

日本人が落ちている10000円札を見ると、動揺する人も多いかもしれない。では100円玉ではどうかそんなに珍しくは思わない。

付加価値として日本銀行から1円1万個分の価値をつけられている10000円札のほうが価値があるように思える。
でも明らかに硬貨のほうが金属だし価値はある。

よく人生ゲームや子供銀行券などのおもちゃで見るお札、あれは人生ゲームというボードゲームで一時的に一喜一憂できるツールだが、日本銀行券も大して変わらない。という話だ

ひと昔前、子供に30円握らせればおやつをたくさん買えた。今はどうだ、30円だと一つか二つ。それも小さめのやつしか買えない。
日本円の価値は下がっている。

もしハイパーインフレやデノミが起こればもっと価値が下がり年収1億が当たり前。子供に3万握らせておやつを買わせるようになるかもしれない。

経済状況で変わる価値。
為替取引など行わない人はあまり馴染みがないが、金の価値が日々変動していることを知ると
一つの銀行口座に所謂「貯金」していることがリスクだと知る。

何かに投資すること、株でも不動産でも国債でもいい、日本人は投資して暴落することが一番リスクだと思っている。

そして普段、消費するもの、浪費するもの、投資するものの区別がついていないことが多い。

基本的に今問題解決するものや生活に必要なもの、生活には不必要だが得ることで満足するものをお金と交換している。
今後の未来を予想予測し、柔軟に自己投資や投資を行っていない。


少しずつ変化する世界や日本経済には目をつむり、昨日より1円高くなったガソリンと昨日より10円高くなった野菜を気にしている。
それで毎月狂ったようにATMに並び価値があると信じて振込や預け入れ引き出しを繰り返している。

間違っているとは言わない。ただ、貯金をしても価値が下がるという事実を知らないのはもったいない。コンセントを抜いて節約するより、投資の勉強を行い金融的なもの以外でも未来に投資する概念を身につけたほうが絶対にいいと考える。

金はただのツール。
金の価値がなくなったとき、どうする?


一万円がただの紙切れになったとき、自分の価値を世間に表して生きることができるのか再認識してほしい。

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