雑談とは、心地良い空間作り
こんにちは!
今回もコミュニケーション「雑談」に関することを書いていきます。
私の最近の投稿がコミュニケーションに関するものが多くなっています。
私自身、昔に比べるとだいぶマシになったのですが以前は極度の人見知りで人とのコミュニケーションにかなり悩んでいました。
高校、中学の時は本当に酷かったです。
そんなこともありコミュニケーションに関する本をよく読むのでコミュニケーションに関する記事が多いです。
過去の記事も載せておくのでよかったら読んでください
今回読んだ本は明治大学教授、斎藤孝先生が書いた
『雑談力が上がる話し方』です。
それではまとめていきます。
雑談力とは
そもそも雑談力とはどんな力だと思いますか?
面白い話ができる人?人を魅了するような話ができる人?
雑談力とは相手との気まずさを解消し、場の空気を作り、互いの距離を縮める能力のことを言います。
相手に一緒にいて気まずいと思われてしまったらその人に雑談力はないということです。
心地よい空気を作れる人が雑談力のある人です。
話上手と雑談上手は別物です。
プレゼン能力が高い人、お笑い芸人のように面白い話ができる人が雑談力があるというわけではありません。
優秀な営業マンは商品の話をせず雑談ばかりをしています。
学校の先生で印象に残っている人は授業が面白かった先生よりも雑談が面白かった先生ではないですか?
雑談力がある人は相手にもう一度会いたいと思わせ、好印象を持たれます。
雑談のルール
雑談には2つのルールがあります。
①雑談には中身がないことに意味がある
雑談には別に中身は必要ありません。別に濃い内容の話をする必要もありません。その場にいる人たちと同じ空気を共有するため、場の空気を作るために雑談はあります。
雑談はなんでもない話だからこそ、心地よい空気を作ることができます。
②雑談に結論はいらない
雑談は議論ではありません。異論や反論を言うと議論に変わってしまうのでやめましょう。
結論なしにうまく雑談する秘訣は無理に話をまとめようとしない、オチを作らない、結論に至るまでに話題を変えることです。
別に私たちはお笑い芸人でもないのでオチを作る必要はありません。
すぐに「つまりこういうことだよね?」と聞いて話をまとめようとすることもよくありません。話をまとめてしまうと会話が終わってしまいます。
雑談は結論はいらないですが潔く終わらせることが大事です。
雑談のコツ
雑談をする上で3つのコツを紹介します
①何を話せばいいのか悩んだらまず褒める
どんな些細なことでも褒めることが大事です。何を褒めれば良いかわからない時は服や靴など見えるものから褒めていくと良いです。
「その服かっこいいですね!」「その靴かわいいですね!」
②自分より相手に主導権を握らせる
自分の話ではなく相手から話題を引き出すことが大事です。雑談のベストバランスは
相手8:2自分です。
自分の好きなものだけでは話題は持たず雑談は続きません。また相手が話を聞いているだけになってしまったら相手は楽しめません。
③一問二答以上で答える
一問一答では会話が続きません。
質問されてその質問に対してだけ答えるのではなく話を広げていくことが大事です。
❌「今日はいい天気ですね〜」「そうですね、いい天気ですね」
⭕️「今日はいい天気ですね〜」「そうですね、いい天気ですね、今日は最高気温35度もあるらしいですよ!明日からもずっとこんな天気が続くらしいですよ!」
こんな感じで一つの質問に対してただ答えて終わってしまわず話をどんどん広げていくと盛り上がります。
まとめ
雑談は別に自分が面白いことを言う必要もなく無理にオチのあるまとまった話をする必要もありません。一緒にいる相手が心地よいと感じてくれる空間を作ることが一番の目的です。
またビジネス上のコミュニケーションにおいて重要なのは意思決定力と雑談力とも言われています。それぐらい雑談力は大事です。
話をしていてその空気の居心地が悪い人から物を買ってくださいと言われても買いたいと思いません。
日々のちょっとした雑談の時に場の空気がどうなっているかを意識すると雑談力が自然と身についていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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