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【勉強法】宅建に独学2ヶ月で一発合格できた勉強法①【基礎編】


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こんにちは、ぴよまる(@outitimes)です。

2020年度10月の宅建試験に43点で一発合格しました。
完全独学で、勉強期間はわずか2ヶ月です。
その他にも簿記2級・TOEIC900点など現在13種類(22個)の資格を所持しています。

←左 ぴよまる(私)の合格証書、夫の合格証書→右

まずはじめに、このnoteを読んでくださった方の口コミをいくつか掲載しておきますね。


にじほさん(@happylife715)には、ブログでもご紹介いただきました。
ありがとうございます!

他にもたくさんご感想をいただいているので、
評判が気になる方は覗いてみてください。▶Twitter


ちなみに、このnoteの勉強法を実践したの勉強記録も掲載しておきます。

■夫の学歴&資格履歴■

・Fラン大学卒
・簿記3級不合格
・↑以外の受験経験なし

勉強開始直後の宅建ノート
2021年8月7日 間違いだらけ
宅建試験直前期の宅建ノート
2021年10月5日 オール○!

上が宅建の勉強をはじめた頃、下が10月の試験直前です。
一目瞭然ですよね。

勉強を始めた当初は✕だらけ…。
理由付けもほとんど理解できず、自信を持って答えられる問題はほぼありませんでした。

しかし、今回ご紹介する勉強法を実践したところ
単なる正誤判断だけではなく理由付けまで正答率100%に到達することができました。


***

改めて、ぴよまると申します。

『宅建に独学2ヶ月で合格した』と言うと、

  • どうせ法律系の難関国家資格も受験した経験があるんでしょ?

  • どうせ不動産勤務なんでしょ?

  • どうせ法学部卒なんでしょ?

と思われる方もいるかもしれませんが、まったく違います。

法律系国家資格は宅建が初めてですし、不動産勤務経験もありません。
ましてや法学部でもありません。

ちなみに学生時代は英検に10回連続で落ちたことがあります。

勉強センスなんてまったくなくて、周りが1時間で覚えることを10時間かけてようやく覚えるようなどんくさい人間でした。


そんな私でも今では
宅建を始め、多くの資格に『一発で』『独学で』合格しています。

正直、宅建試験に自頭の良し悪しは関係ありません。


正しい勉強法で勉強できていたかどうか

これが全てです。



とは言え、、

こちら↑の動画で宅建講師の宮嵜先生もおっしゃっていますが、
ボーダーライン前後には1点につき1万人もいるんだとか。

宅建のボーダーラインの画像

つまり多くの受験生が合格点付近をウロウロしているんですね。

結果として、ほとんどの方があと数点で落とされてしまう。

しかも、あと1点で落とされたりなんかしたら、、、

想像を絶するような悔しさです。


(私も何度も経験ありますが、本当に辛いです。これは経験した人にしか分かりませんが、皆さんにはそうなってほしくありません。)

なので、上位15%に入って合格するためには、大勢のライバルより頭一つ抜きん出た対策を取る必要があるわけです。


そこで、このnoteでは、

  • 『勉強センス0』の私でも独学で宅建に合格できた勉強法

  • 大勢のライバルと差がつく対策

これらについて詳しく解説していきたいと思います。

***

とはいえ、今やネットで「宅建 勉強法」と検索すると多くの方が勉強法を紹介していますよね。
このnoteに辿り着いた方も、一度は検索したことがあるのではないでしょうか?

でも、いざ蓋を開けてみると

『テキストはこれを使いましょう』
『過去問は3周しましょう』
『過去問は10年分を解きましょう』
『300時間勉強しましょう』

といった情報ばかりで辟易していませんか?

確かに”過去問を回す”のはセオリーです。


しかし、

人に勧められたテキストを買い、
言われたとおり10年分を3周し、
300時間勉強したところで、

到達できるのは大体30点前後です。
もれなく不合格になってしまいます。


それは何故かというと、

人によって基礎学力や性格、生活環境はまったく違うから


『これを使ったら合格できた!』
『○時間で合格できた!』というのは、
その人の基礎学力や性格、生活環境によるので全員に当てはまるわけではありません。

大谷翔平がもし『誰でも半年練習すれば甲子園に行けます』と言ったからといって、運動苦手な人が半年で甲子園に行けるわけではないのと同じ。

でもそれを信じて真似しちゃう人が多いんですよね、、、

なのでこのnoteでは、人によって違うであろう「テキスト類」「勉強時間」については言及していません。正直市販の教材はどれも質が高いので自分に合うのを選んでください。


※【注意】合格するために手を動かす意思のある人だけ読んでください

ここでひとつ注意点です。
このnoteは初学者向けに書いていますが、『楽に合格したい』『極力過去問を解きたくない』人向けには書いていません。

楽ではないし大変だけど、その代わりやれば確実に実力がつく勉強法です。

楽したい!勉強なんかしたくない!という方は買わないでください。
損します。

というかこのnoteは基礎編+応用編合わせて40,000字ほどあるので、軽い気持ちで読むと挫折します。。。

なので、

  • 努力は惜しまないので40点以上取りたい

  • 宅建の効率的な勉強法が分からなくてスランプ気味

  • 無駄な時間は過ごしたくない

という方のみ読んでいただければと思います。

宅建に独学で合格するための概要や大まかな勉強の流れについてはこちらの記事でも解説しています。
お時間ある方はこちらの記事もどうぞ。



【概要】宅建に40点以上で合格するための勉強法


宅建に合格するために必要な過去問と周辺知識と模試について示した画像

前置きが長くなってしまいました。

それでは、どうすれば宅建試験で40点以上を安定して取ることができるのか?
まずはこのnoteの概要からご説明します。

宅建試験の勉強の流れ

全体の流れを把握する

過去問を解く

直前期には模試を解いて実力チェック

基本的にはこの流れになります。

え?これネットでもよく見る勉強法じゃん!

と思われた方へ。

そうです。ここまではライバルみんながやっている勉強法です。

ライバルより頭ひとつ抜きん出るためには
ここから更に踏み込んで学習する必要があります。

さらに踏み込むとはどういうことか?というと、こういうこと↓です。

最初は全体の流れを把握する

過去問を解く
①手持ちの過去問1冊(Cランク以外)を正答率を100%にする
②周辺知識をマスターする


直前期は過去問と同時進行で模試も解く
③苦手分野を分析し克服する

特に大事なのが太字部分です。

①手持ちの過去問1冊を正答率100%にする
周辺知識をマスターする
模試を解き、苦手分野を分析し克服する

ひとつずつ解説していきますね。

①手持ちの過去問1冊を正答率100%にする


まずは①の『手持ちの過去問1冊(Cランク以外)を正答率100%にする』ことについて。

いきなり正答率100%という数字を見て、

無理だろ…

と思った方もいるかもしれません。

しかし、正しい勉強法で勉強すれば周りのライバルより少ない労力で正答率100%まで持っていくことが可能です。
(現に私は独学2ヶ月で過去問を完璧にしました。)

不安にならなくて大丈夫。
このnoteでその方法についてしっかり解説します。



そもそも、なぜ100%にする必要があるのでしょうか。


それは人間が本番で実力を発揮できるのはたった8割程度だと言われているからです。

もちろん、資格試験に慣れている方であれば
100%近い実力を発揮できるでしょうが、

社会人で常日頃から資格取得に励んでいる方というのはなかなかいません。


むしろ宅建をきっかけに久しぶりに勉強した!という方のほうが多いのではないでしょうか。

そういった方は本番で緊張したり、
周りのカリカリ音に集中できなくなったり、
頭が真っ白になってしまったりしてなかなか100%の実力は発揮できません。

それが普通です。

なので、『本番では100%の実力を発揮できない』とあらかじめ想定しておき、その上で合格できるだけの実力を身につけなければならないのです。


ではどのくらいの実力が必要になるのか?というと、

まずは

過去問を完璧にする”


のが最低条件です。


100%が厳しければ95%以上。

90%はアウトです。
厳しいことを言いますが、90%では合格発表までハラハラさせられたあげく落とされる可能性があります

理解度100%→100%×本番で80%×全50問
40点
理解度95%→95%×本番で80%×全50問
38点
理解度90%→90%×本番で80%×全50問
=36点

ちなみに、冒頭でもお伝えしたようにCランク(重要度の低い問題)は完璧にしなくてOKです。
余力のある人はやった方がいいですが、時間がない人は飛ばしてかまいません。

宅建試験は過去問のAランクやBランクのような重要問題を100%マスターすれば十分40点台で合格することができます。

なので、まずは40点以上を目指すために過去問を正答率100%にします。
ここで他のライバルと『一歩』差をつけます。

一見難しいように見えますが、正しく努力すれば
周りのライバルより少ない労力・時間で攻略可能です。


②周辺知識をマスターする


過去問の土台がある程度できてきたら取り組んでほしいのが、周辺知識の補完です。

宅建試験の性質上、合格するためには
線ではなく『網目状』に理解することがとても大切です。

そもそも『線』の状態というのは、1つの問いに1つの答えしか出せない状態を指します。

過去問を問く

解答解説を見る

納得して次へ進む

こういう人は点でしか理解できていない場合が多いです。

では『網目状に理解する』とはどういうことかというと、こんな感じ↓


過去問を問く

解答解説を見る

解説に書いていない知識まで思い浮かべることができる

こういう人は網目状に理解できています。

つまり、1つの問いに対し複数の知識を当てはめることができている状態
です。
これがいわゆる周辺知識です。

過去問の正答率を100%にしつつ周辺知識も補えるようになれば、
他のライバルより大幅にリードすることができます。



③【応用】模試を解き、苦手項目を分析する


過去問を100%にして周辺知識もマスターすれば本番で40点は固いです。

ただ、注意してほしいのが

”本番では過去問とまったく同じ問題は出題されない”

ということ。

特に宅建業法は狙われる論点が毎年決まりきっているため、同じ論点でも角度を変えて問われることが多々あります。

しかし、少し言い回しが変わるだけで今まで解けていた問題が解けなくなる人もかなり多いです。

そこであらかじめ本番前の練習としてやっておくのが予想模試。

高校野球でも、甲子園を目指すためにはまず練習試合をしますよね?
キャッチボールや筋トレも大事ですが、いきなり甲子園には行きません。
模試も練習試合と同じです。

模試をやっておくことで、頻出論点の新しい問われ方や法改正論点に触れることができます。
法改正論点は過去問では演習量が不足しやすいので模試で対応するのがベストです。

また、予想模試をやることで過去問では分からなかった苦手箇所も再発見できます。
過去問だけを回していると「できた気」になりがちですが、模試を解いたらボロボロだったということがよくあるんですよね。

試験本番で苦手箇所が分かってももう遅い

本番で後悔しないように、模試で苦手箇所を潰しておく必要があります。

そういった意味でも模試は絶対やっておくべきなんです。


***


再度、ここまでの流れをおさらいします。

①手持ちの過去問1冊を正答率を100%にする
②周辺知識をマスターする
③苦手項目を分析する

ここまでやれば、本試験新しい問題を見ても慌てずに落ち着いて解けます。
本番の緊張で少々ミスしたとしても40点以上は固いでしょう。

以上が宅建試験で40点以上をとるための全体像になります。


それでは、ここからは
今説明した①~③の内容を「どうすれば達成できるのか?」について、一つずつ詳しく解説していきますね。

【基礎】①過去問の正答率を100%に持っていく勉強法
【応用】②近年の合格には欠かせない『周辺知識』を見つけるコツ(次回)
【応用】③オススメ模試と解く順番・苦手箇所の分析について(次回)

今回は、上記の項目のうち『過去問の正答率を100%まで持っていく勉強法』について解説していきます。

文字数がかなり多くなってしまうので、②周辺知識と③模試については次のnoteでお話します。

★POINT★

宅建試験に余裕を持って合格するためには
①過去問の正答率を100%にする
②周辺知識をマスターする
③模試を解き、苦手箇所を分析する
この3つが大切。

過去問の正答率を100%にする方法


それでは、実際に私が過去問の正答率を100%まで持っていった勉強法をご紹介していきます。

まずは実際の流れを見てもらった方が分かりやすいので、
私が2ヶ月で合格したときの回し方を先にご紹介したいと思います。

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