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現地で触れたオーストラリアの教育制度とその環境

はじめに

僕は、2018年4月後半〜2019年8月末までオーストラリア留学をしていました。今回は、現地で触れたオーストラリアの教育制度の内容についてシェアしたいと思います!

日本にいた頃、僕はなぜ必須科目の中に古典や漢文、世界史があるのか疑問でした。この内容は、下の記事に書いてあるのでそちらを見ていただければ幸いです。


日本では、2020年からプログラミングの授業が本格化しています。2017年3月に文部科学省が新たに公正した学習指導要領では、情報活動能力育成のために学校でプログラミング環境の充実を図るとされており、また、子供たちに若いうちからプログラミング思考を持って欲しいという願いもあって公正されたそうです。

そもそも、日本以外のほとんどの国はクリエイティブな教科が学べたり、好きなことをできます。2014年までに、アメリカや中国、韓国、インド、イタリア、オーストラリアなど、世界の各国で既に必須化されていたというのが現状です。


オーストラリアの教育制度とは?

2014年からオーストラリアでは、8歳〜13歳までの生徒を対象とし、プログラミングやコンピューターサイエンスを学ぶ授業が必修化されています。その後も、中学校・高校とPCを使って授業が行われています。実際に僕もオーストラリアの高校に留学をした時に、学校から配布されたMacBook Airを使って学習していました。

僕の居た地域では、高校の学年を「Year」で表していて、高校1, 2, 3年生のことをYear10, 11, 12と言いました。


科目について

次に、僕が通っていた南オーストラリア州の高校にあった主な科目について紹介したいと思います。一般的な日本の高校にある科目はもちろんのこと100教科近くあったので全てを紹介するのは難しいですが、いくつかピックアップして紹介したいと思います。

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因みに、高校1年生は5教科で2年生は4教科、3年生になると3教科になります。なので、自分の好きな教科を選択して、空いている時間が途中にできたりします。特に高校2年生からが多いです。そういう場合は、自習室に行って勉強したり、庭でおやつを食べながら友達と話をしたりしていました。1, 2時間目や、5, 6時間目が空いていたら遅めに学校に登校したり、早めに下校できたりと比較的自由な時間があります。しかし、当然現地の人に合わせて宿題が出されるので、すごく大変で、平日も休日もあまり休めなかった覚えがあります。(笑)

他の学校はわかりませんが、オーストラリアは4学期制で、日本とは違って教科選択をできる上に1年で2回教科を変えることができます。1年が終了した後にその総合平均の単位がつきます。

僕が高校2年生の時に選択していた教科は、英語・数学・アウトドア・グラフィックデザインです。他にも日本語の授業で先生のアシスタントとしてお手伝いしたり、学校外では日本の大学受験に必要な小論文を現地にいる日本人の先生から習っていました。

次に、実際に受けたアウトドアとグラフィックデザインについて話そうと思います。

アウトドア

この教科は基本的に、「現地の人の友達が欲しい!」や「オーストラリアの自然でできるスポーツがしたい!」という理由で取りました。(笑)

カリキュラムの内容としては、季節ごとにあるスポーツを徹底的に学習して合宿に行って経験したことをレポートに書いたり、グループでディスカッションやプレゼンをしたりしていました。スポーツはサーフィンやマウンテンバイク、ロッククライミング、キャンピングについて学習しました。

アウトドアの細かい内容や思い出話については別の記事で書きます。よかったら見てください。

グラフィックデザイン
グラフィックデザインは、Adobe InDesignを使ってポートフォリオを作ったりポスター、ロゴなどを考え、作りました。自分はそこでAdobeの面白さに気づきました。学校から配布されたMacBookには、AdobeやMicrosoftなどが予め入っていたので、使い勝手が良く、いろいろ経験ができました。


まとめ

日本では、主に国数英理社などの科目が必須になっており、学校外での時間が少なくてやりたいことがあまりできなかったりします。更に、専門学校に行かないとクリエイティブ系の授業を受けることができません。一方、オーストラリアは、数英は学ばなければいけませんが、基本的な特徴として自分の好きなことが学べます。

自分も、高校のうちからオーストラリアでたくさんの経験ができたと思っています。以前までは自分に自信がありませんでした。ですが、今ではこの留学経験によって少しは自信がつきました。僕は、日本で進路選択をする前にオーストラリアに高校留学できてとてもよかったと思っています。

留学での経験談などの記事は、これからも書きたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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