インターフェースの基本Bars ⑧アラートについて

iOS human interface guidelineについてまとめていきたいと思います。
インターフェースの基本のviews、アラート（Alerts）について例を交えながらまとめたいと思います。

アラート（Alerts）

アラートは、アプリやデバイスの状態に関連する重要な情報を伝え、多くの場合、フィードバックを要求します。

アラートは、タイトル、オプションのメッセージ、1つまたは複数のボタン、および入力を収集するためのオプションのテキストフィールドで構成されます。これらの設定可能な要素を除いて、アラートの視覚的な外観は静的であり、カスタマイズすることはできません。

アラートを最小化しましょう

アラートはユーザーエクスペリエンスを混乱させ、購入や破壊的な行為（削除など）の確認や問題の通知など、重要な場面でのみ使用すべきです。

アラートの頻度を低くすることで、人々がアラートを真剣に受け止めてくれるようになります。各アラートは、重要な情報と有用な選択肢を提供するようにしてください。

両方の方向でアラートの表示をテストしましょう

アラートは、横向きモードと縦向きモードでは表示が異なる場合があります。アラートのテキストを最適化して、スクロールせずにどの方向でもよく読めるようにしましょう。

アラートタイトルとメッセージ

短い、記述的、マルチワードのアラートタイトルを書きましょう

人々が画面上で読まなければならないテキストは少なければ少ないほど良いです。タイトルは、メッセージとして余分なテキストを追加しないようにしましょう。一語だけのタイトルでは有益な情報を提供することはほとんどないため、質問を投げかけたり、短い文章を使ったりすることを検討しましょう。

可能な限り、タイトルは1行に抑えましょう。タイトルが完全な文章の場合は、文型の大文字と適切な語尾の句読点を使用します。タイトルが文章の断片である場合は、タイトルスタイルで大文字を使用し、語尾に句読点を付けないようにします。

メッセージを提供する必要がある場合は、短く完全な文章を書きましょう

スクロールを防ぐために、メッセージは1行または2行に収まるように短くしましょう。文型の大文字と適切な句読点を使用してください。

非難したり、判断したり、侮辱したりするような言い方をしないようにしましょう

人はアラートが問題や危険な状況を知らせてくれることを知っています。友好的な口調を使う限り、ポジティブで斜に構えた言い方よりも、ネガティブで直接的な言い方の方が良いでしょう。you, your, me, myなどの代名詞は、侮辱や恩着せがましいと解釈されることがあるので避けましょう。

アラートボタンの説明を避けましょう

アラートテキストとボタンのタイトルが明確であれば、ボタンが何をするのかを説明する必要はありません。まれにガイダンスを提供しなければならない場合は、単語タップを使用し、ボタンを参照する際には大文字を使用し、ボタンのタイトルを引用符で囲まないようにしてください。

アラートボタン

一般的には、2つボタンのアラートを使用しましょう

2 つのボタンのアラートは、2 つの選択肢から簡単に選択できます。1つのボタンのアラートは情報を提供しますが、状況をコントロールすることはできません。3つ以上のボタンを持つアラートは複雑で、スクロールが必要になることもあり、ユーザーエクスペリエンスが悪くなります。2つ以上の選択肢が必要な場合は、代わりにアクションシートの使用を検討してください。

アラートボタンには簡潔で論理的なタイトルを与えましょう

最良のボタンタイトルは、ボタンを選択した結果を説明する1～2語で構成されています。すべてのボタンタイトルと同様に、タイトルスタイルの大文字を使用し、最後の句読点は使用しません。可能な限り、アラートのタイトルとメッセージに直接関連する動詞や動詞のフレーズを使用します。単純な承諾には「OK」を使用します。はい」と「いいえ」の使用は避けます。

人々が期待する場所にボタンを配置しましょう

一般的に、人々が最もタップする可能性の高いボタンは右側にあるべきです。キャンセルボタンは常に左側にあるべきです。

キャンセルボタンに適切なラベルを貼りましょう

アラートのアクションをキャンセルするボタンには、常に「キャンセル」というラベルが付けられている必要があります。

破壊的なボタンを識別しましょう

アラートボタンがコンテンツの削除のような破壊的なアクションになる場合、ボタンのスタイルを Destructive に設定して、システムによって適切な書式設定が行われるようにします。

開発者向けのガイダンスについては、UIAlertActionのUIAlertActionStyleDestructive定数を参照してください。さらに、人々が破壊的なアクションから安全にオプトアウトできるように、キャンセルボタンを用意してください。キャンセル・ボタンをデフォルト・ボタンとしてマークすることで、キャンセル・ボタンを太字にします。

ホーム画面に戻ることでアラートをキャンセルできるようにしましょう

アラートが表示されている状態でホーム画面にアクセスすると、アプリを終了します。また、キャンセルボタンをタップした場合と同じ効果が得られます。アラートにキャンセル ボタンがない場合は、誰かがアプリを終了したときに実行されるキャンセルアクションをコードに実装することを検討してください。

次回はCollectionsについてまとめます。

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