森往来のメモ

ご覧いただき感謝します。マスメディアをめぐるメモと書評。好きな言葉は「私たちは政治的過ちから自らを防衛するために、知性や合理主義に信頼することはできないのである」(ロバート・P・エリクセン『第三帝国と宗教 ヒトラーを支持した神学者たち』風行社、2000年)

日本は優生思想に寛容である件(7)「何をするか分からない」人は誰?

▼植松聖被告が相模原市で障害者19人を殺した事件の裁判が始まっている。 植松被告が主張する優生思想については、すでにメモしたとおり、日本社会に生きている一定程度...

将棋の歴史上初めて「女性のプロ棋士」が生まれるかもしれない件

▼数カ月間、このメモを放っておいたら、毎日更新している時と閲覧者数があまり変わらず、拍子抜けした。そして、最も閲覧者数が多いのが、マスメディアについてのメモでは...

日本は優生思想に寛容である件(6)ひきこもりの本人が一番「つらい」と思っている

▼ひきこもり傾向にあった息子を殺した元農林水産事務次官に、懲役6年の判決が言い渡されたのは、去年(2019年12月)のことだった。 2カ月も経つと、だいたいのニ...

清原和博氏は薬物依存と闘い続けている件

▼薬物依存で苦しんでいる人や、そのそばにいる人にぜひ読んでほしい記事が、2020年1月25日付の朝日新聞に載っていた。 元プロ野球選手の清原和博氏(52歳)への...

「神保町ブックフェスティバル」では資本主義の論理がちょっと狂う件

▼きょうと明日と、「神保町ブックフェスティバル」という催しが東京都千代田区のすずらん通りで行われている。今号はその話。 ▼まず、「神保町の古本市」といえば、「神...

日本社会に「QOL(生活の質)」という名の優生思想が浸透しつつある件(2)

▼前号で紹介した、共同通信の記事の続き。 ▼「安楽死」という言葉をめぐるイメージが、日本と海外とでは異なる、という。オランダやベルギーでは、知的障害、精神障害、...