コロナ禍で浮き彫りになった感染症差別の話
▼感染症差別といっても、今号は、新型コロナウイルスの患者が差別される話ではない。
▼コロナ禍という世界的な出来事を強烈に相対化する記事が2023年5月9日付「朝日新聞」に載っていた。
〈ピーター・サンズ「グローバルファンド」事務局長に聞く 上/コロナで後退 3大感染症(エイズ・結核・マラリア)の克服を/中低所得国では後回しにされ 今なお流行/何十万もの子どもの死 手段あるのに座視〉
▼一言でいうと、ここ3年間のコロナ禍対策によって、3大感染症(エイズ、結核、マラリア)の