扇桜

初めまして、扇桜と申します。 猫の難病である「FIP(猫伝染性腹膜炎)」を少しマニア…

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初めまして、扇桜と申します。 猫の難病である「FIP(猫伝染性腹膜炎)」を少しマニアックに調べており、 その過程で得た情報を書かせて頂きたくnoteを始めました。 FIPの発症、悪化に関係する「アレルギーと化学物質」、 免疫反応に関しての情報を主にしていこうと思います。

最近の記事

危険な猫砂と安全な猫砂

画像:pixabay Lernestorod ・初めに 1.猫のトイレシートに使われるマイクロカプセルと消臭剤の毒性 久し振りにFIP以外の事を書いてみようと思います。 猫砂に関しては こちらの 「7.ベントナイト使用の猫砂」で ベントナイトの危険性について書かせて頂きましたが、 甘かった。 世の中ってどうしてこう悪い方へ悪い方へと向かうのでしょうか。 この国のレベルをなめていました。 というのも こんな物を見付けてしまったからです。 * ・ * ・ * ・ 

    • ワクチンを無毒化し、効力を高めるビタミンC② -動物のワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています-

      画像:pixabay ptrabattoni この記事は こちらの続きです。 5.無毒化と抗体増強の為のビタミンC多頭飼い、外飼い、ワクチンを打たなくてはどうしようもない環境。 でも打つのは不安。 そんな方も多くいらっしゃると思います。 その問題を解決するのがビタミンCです。 ビタミンCには強力で広範囲な抗毒素作用があり、 どれ程に強力かと言うと致死量の塩化水銀、シアン化水銀を実験で投与しても死なない程に強力です。 ※抗毒素・・・ 繰り返し毒素に曝露されると、 毒

      • ワクチンを無毒化し、効力を高めるビタミンC① -動物のワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています-

        画像:pixabay Myriams-Fotos 1.ワクチンの危険性ブログの方では幾つかの記事でご紹介しておりますが、 ワクチンはFIP発症のきっかけとして1~2位を争います。 ワクチンを打っていても本感染する場合もありますし、 ワクチンがきっかけでワクチンに使われる病気を発病するという本末転倒な話もあり、 ※FIPの話ではありません、2020.10月現在FIPワクチン未開発 安全が保障されない限りは個人的な意見として、特に完全室内飼いに限っては明確に反対しております

        • 風邪薬とFIP治療[FIP治療におけるビタミンCの重要性]

          画像:pixabay stevepb タイトルを見て何の関係が、と思われた方もいらっしゃると思いますが、 FIP治療と風邪の治療薬には大きな問題となる共通点が2つあります。 まず一つ目は、どちらも「対症療法」だと言う事。 ※未承認薬「GS-441524」を除く そして二つ目は、どちらも結局は「自分の免疫でしか治せない」と言う事です。 ※対症療法・・・ 起こっている症状に対して原因ではなく症状の治療を行う事 癌患者に癌の切除手術を行う=原因療法 癌患者に癌で起きる痛み

        危険な猫砂と安全な猫砂

        • ワクチンを無毒化し、効力を高めるビタミンC② -動物のワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています-

        • ワクチンを無毒化し、効力を高めるビタミンC① -動物のワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています-

        • 風邪薬とFIP治療[FIP治療におけるビタミンCの重要性]

          健康食品とサプリメントが「効かない」理由

          画像:pixabay mac8739 ・初めにこの記事は一部改訂しておりますが、 2018年に調べた物をほぼそのまま再掲しております。 よって一部の情報が古い可能性が御座います。 また、ツイッターの利用規約に則りツイートの埋め込みをさせて頂いておりますが、ご都合が悪い様でしたらご一報頂けますと幸いです。 直ちに削除させて頂きます。 扇桜 健康食品は「胡散臭い」、サプリメントは「効かない」。 そう思われている方は少なからずいらっしゃいますね。 私がFIPで知り合った方に

          健康食品とサプリメントが「効かない」理由

          FIP闘病における肝臓の回復の重要性

          画像:pixabay Capri23auto FIPでは様々な理由から肝機能障害を引き起こします。 肝機能障害とは肝臓の機能が正常に働かない状態の事で、 血液検査の数値から調べる事が可能です。 FIPにおいて肝機能障害が起こる原因は 肝臓に起きた炎症が原因であったり、 肝臓に肉芽腫が出来た事が原因であったり、 そしてステロイド、インターフェロン、抗生剤等の投薬治療による肝臓疲弊(薬物性肝障害)が原因であったりします。 肝腎要(「かん」「じん」かなめ)と言う通り、 肝臓や

          FIP闘病における肝臓の回復の重要性

          FIPと化学物質の話 -消臭剤と柔軟剤の毒性について-

          画像:pixabay mystraysoul ・初めに 日々の生活もままならず、暮らすのもおつらい中で、 次の犠牲者を出さぬ様にと化学物質に対して啓発を続けて下さる皆様、本当に有難う御座います。心から感謝申し上げます。 ツイッターの利用規約に則りツイートの埋め込みをさせて頂いておりますが、ご都合が悪い様でしたらご一報頂けますと幸いです。 直ちに削除させて頂きます。 扇桜 ブログの方では幾度も幾度も危険性を指摘しております「化学物質」。 noteの方でもしつこく啓発させ

          FIPと化学物質の話 -消臭剤と柔軟剤の毒性について-

          FIPと抗生物質の必要性

          画像:pixabay HeungSoon 抗生物質につきましては、私にFIP発症のご相談を下さる方の多くが使用に困っていらっしゃります。 私としてはある条件さえ揃えば明確に「不要」と考えていて、 今回の記事ではその理由を書かせて頂きます。 抗生物質(抗生剤) 抗菌薬の一種。 中でも細菌や真菌等、生物から作られた物を抗生物質の名称で呼びます。 但し多くのお医者様が抗菌薬と抗生物質を同義語で使用する為、 実際にはどちらも同じ意味で使用されています。 その為、この記事内でも抗

          FIPと抗生物質の必要性

          FIPにおける「完治」と「寛解」の違い

          画像:pixabay fernandozhiminaicela 1.完治と寛解の違いFIPではしばしば「完治」という言葉とは別に、 同じような意味として「寛解」という言葉が使用されます。 一昔前の闘病記録を読み込むと、結構多くの飼い主さんが 「この病気に完治はないと言われた」といった話も多くあり、 獣医さんも「寛解」という言葉を選ぶことが多いと感じますが、 その理由は下に記します。 [完治] 病を発症する前の、ウイルスも症状も体にない状態を指します。 なので再発はあり

          FIPにおける「完治」と「寛解」の違い

          FIPのワクチンが作れない理由

          画像:pixabay cowins ・初めに 1.なぜFIPのワクチンは作れないのか「FIPにワクチンがあったら」と願う獣医さん、飼い主さんは世界中にいます。勿論私もその一人です。 ただFIPはとても特殊な病であり、 ワクチンを作る事が非常に難しい背景があります。 ・アメリカでは経鼻ワクチンがある実はアメリカを含め一部の欧州では経鼻ワクチンが既に存在し、 使用が認められています。 「Primucell FIP」というワクチンです。 よくネット上では「日本は遅れている

          FIPのワクチンが作れない理由

          FIPに関係してくる免疫[免疫の要、胸腺とT細胞 -からだの仕組み-]

          画像:pixabay user:玺滨 ・初めに筆者はFIPの論文などに出てくる免疫反応や、 それを引き起こす物質などの各名詞から、 それぞれの情報をひとつひとつ調べていくという形を採っています。 なので参考にしているのはFIPに関する資料だけではなく、 FIPによって起こる免疫反応や、 それを引き起こす物質に関する資料が多くあります。 免疫反応は何か一つの物質で成立することは決してなく、 種々の物質の連鎖反応によって、複雑な過程を経て成立します。 よって、ひとつの名詞を

          FIPに関係してくる免疫[免疫の要、胸腺とT細胞 -からだの仕組み-]

          FIPドライタイプ(非滲出型)の仕組み

          画像:pixabay user:Lolame 今回はドライタイプ(非滲出型)の仕組みと、 関係してくる免疫反応の一部をご紹介させて頂こうと思います。 治療には関係ありませんので、興味のある方だけご覧下さいませね。 ・初めに筆者はFIPの論文などに出てくる免疫反応や、 それを引き起こす物質などの各名詞から、 それぞれの情報をひとつひとつ調べていくという形を採っています。 なので参考にしているのはFIPに関する資料だけではなく、 FIPによって起こる免疫反応や、 それを引き

          FIPドライタイプ(非滲出型)の仕組み

          FIPウエットタイプ(滲出型)の仕組み

          画像:pixabay user:Lolame 今回はウエットタイプ(滲出型)の仕組みと、 関係してくる免疫反応の一部をご紹介させて頂こうと思います。 治療には関係ありませんので、興味のある方だけご覧下さいませね。 ・初めに筆者はFIPの論文などに出てくる免疫反応や、 それを引き起こす物質などの各名詞から、 それぞれの情報をひとつひとつ調べていくという形を採っています。 なので参考にしているのはFIPに関する資料だけではなく、 FIPによって起こる免疫反応や、 それを引き

          FIPウエットタイプ(滲出型)の仕組み

          FIPと診断を受けたら最初にご覧下さい

          初めましての方も、ブログで知って下さっている方も、 noteでは初めましてでしょうか。 改めまして、「FIP完治の為に調べた情報記録」管理人の扇桜と申します。 FIPドライタイプの疑いをかけられた猫を飼っており、 その過程で調べた情報をnoteの方でも記録させて頂きます。 医学の素人ではありますが、 医学界の方が書いて下さった論文等のお知恵を拝借しながら、 また、貴重な闘病記録やご相談頂いた内容を参考にさせて頂きながら、 私なりにまとめさせて頂こうと思います。 なので

          FIPと診断を受けたら最初にご覧下さい

          知って下さい、猫の難病「FIP」と「香害」、「化学物質」の関係 -まとめ-

          画像:pixabay user:domeckopol ※この記事は 「-柔軟剤と香り付き洗濯洗剤編1-」 と 「-柔軟剤と香り付き洗濯洗剤編2-」 のまとめです。 1.柔軟剤には4つの毒がある 毒-1.「第四級アンモニウム塩」(QUAT)第四級アンモニウム塩の一種である「ベンザルコニウム(ファブリーズの原材料)」は、実際の連続殺人にも使用された。 ※柔軟剤に主に使用される種類は「ジアルキル」 第四級アンモニウム塩は強い毒性と蓄積性を持ち、 研究機関でも取り除くのに数カ

          知って下さい、猫の難病「FIP」と「香害」、「化学物質」の関係 -まとめ-

          知って下さい、猫の難病「FIP」と「香害」、「化学物質」の関係③ -柔軟剤と香り付き洗濯洗剤編2-

          画像:pixabay user:domeckopol ・初めに日々の生活もままならず、暮らすのもおつらい中で、 次の犠牲者を出さぬ様にと化学物質に対して啓発を続けて下さる皆様、本当に有難う御座います。心から感謝申し上げます。 ツイッターの利用規約に則りツイートの埋め込みをさせて頂いておりますが、ご都合が悪い様でしたらご一報頂けますと幸いです。 直ちに削除させて頂きます。 扇桜 この記事は こちらの続きです。 2.ふわふわの代償は機械の故障、化学物質過敏症、自己免疫

          知って下さい、猫の難病「FIP」と「香害」、「化学物質」の関係③ -柔軟剤と香り付き洗濯洗剤編2-