見出し画像

風邪薬とFIP治療[FIP治療におけるビタミンCの重要性]

画像:pixabay stevepb


タイトルを見て何の関係が、と思われた方もいらっしゃると思いますが、
FIP治療と風邪の治療薬には大きな問題となる共通点が2つあります。

まず一つ目は、どちらも「対症療法」だと言う事。
※未承認薬「GS-441524」を除く

そして二つ目は、どちらも結局は「自分の免疫でしか治せない」と言う事です。

※対症療法・・・
起こっている症状に対して原因ではなく症状の治療を行う事

癌患者に癌の切除手術を行う=原因療法
癌患者に癌で起きる痛み止めを与える=対症療法


1.風邪薬では治らない「風邪」

「対症療法(たいしょうりょうほう)とは - コトバンク」

-以下本文一部抜粋-

病気の症状を和らげ,苦痛を軽減するための治療。
病気の原因除去を目的とした原因療法causal therapyと区別される。
たとえば,風邪薬は発熱,頭痛,鼻水,咳などの症状を改善させるための対症療法であって,風邪の原因であるウイルスの活動を抑える原因療法ではない。

-抜粋終了-


「対症療法」を辞書で引くと解説に使われるくらい代表的な話ですが、風邪薬で風邪は治りません。
むしろ風邪を治すための免疫反応を邪魔して治りが悪くなります。

ブログの方でずっとお付き合い下さっていた方には私が何を言っているのかお分かり頂けたと思います。

つまり風邪もFIPも自己免疫で治すしか道が無く、「対症療法」と呼ばれる処置は免疫反応を妨害してしまう為に完治の邪魔に繋がってしまいます。

「風邪の特効薬を発明したらノ-ベル賞が貰える」と言う話を聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、つまりはそう言う事です。


「抗インフルエンザ薬」はインフルエンザウイルス自体が細胞の外へ出るのを阻害する為、対症療法ではなく原因療法とも言えます。
ただ、細胞外に出ないようにすると言う事は体内で増殖済みの場合の服用は意味がない為、感染初期にしか効果がありません。

また、一部の漢方にも抗インフルエンザ薬として承認されている物があります。
興味がおありの方は、

「インフルエンザ - Wikipedia」
「麻黄湯(27番)二千年前からのインフルエンザ治療薬」

等をご覧下さい。


では普段使用している風邪薬とは一体何か、
FIPと絡めて書いていこうと思います。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

2.風邪薬とは、「総合感冒薬」

総合感冒薬とは、一言で言うと「風邪の辛い症状を抑える」薬です。
所でこの風邪の辛い症状がなぜ起こるか、ご存知でしょうか?

くしゃみ、鼻水、下痢:ウイルス等の異物を排出する働き
発熱:熱でウイルスを殺す働き、白血球の活性化の働きなど
悪寒:体に寒気を感じさせて震えることで発熱を促す働き


つまり風邪で起こる症状の多くはウイルスが起こしているものではなく、自身の免疫がウイルスを殺す為に行っているのです。

これらを抑えてしまうとどうなるか、当然風邪が長引く結果となる訳です。
勿論これらは冗談で言っている話ではなく、
事実その仕組みをよくご存じのお医者様や看護師さんは風邪をひくと「早く治す」為に風邪薬を飲まず、

・睡眠
・ビタミンC(果物含む)
・栄養
・水分補給

で対処します。


ではなぜ風邪薬が処方されるかと言うと、

「症状がどうしても我慢出来ない」方や、
「喉が痛くて眠れず休息が取れない」
「高熱過ぎて体力が持たない」
「どうしても仕事が休めない為にその場しのぎで必要」

と言った方にのみ本来処方されるべきものですが、
西洋医学と言うのは元々が「起きた事に対して対処する」対症療法が基本な事に加えて、「風邪に罹ったら風邪薬」と言う概念が国民に定着してしまっている事もあり、今この現実がある様です。

諸外国ではインフルエンザも含め、「風邪は寝ていれば治る」と知っているので通常風邪をひいても薬を飲む事は少ないそうです。


ですが日本は「薬大国」で、国内では度々風邪薬を保険適用外にしようかと言う動きがありますが、
「風邪薬が無くてはどうやって風邪を治すんだ」と思っている国民が余りにも多い為に根強い反発があり、実現には至っていません。

日本でも先進的な考えのお医者様だと、
風邪で来院された患者さんにビタミン剤や漢方を処方するだけの方もいらっしゃります。

-以下本文一部抜粋-

抗生物質は細菌を死滅させる効果はあるがウイルスにはまったく効かない。つまり、風邪に対してはまったく無意味であり、さらにいえば体内の有用な菌を殺して免疫力を下げて治りが悪くなる可能性すらある。

当然、多くの医師はそのことを熟知しているはずで、風邪と診断しながら抗生物質を処方することはあり得ない。「とりあえず抗生物質を出しておきましょう」などと言う医師がいようものなら、二度とその病院に通ってはならない。ちなみに、筆者が独自に首都圏の大学病院、総合病院、個人医院の医師30人にアンケートをとったところ、風邪をひいたら薬を飲むという人はいなかった。

【風邪をひいたら薬を飲むか】
薬を必ず飲む人…0人
症状がひどく、どうしても休めないときに症状を緩和する薬を飲む…8人
絶対に飲まない…22人

-抜粋終了-


長引くだけならまだ可愛いのですが、風邪薬で最も深刻なのが副作用です。
有名な医療番組でもたまに放送するのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、風邪薬は死に至る事もあります。

「総合感冒薬 副作用- Wikipedia」

-以下本文一部抜粋-

重篤な副作用としては、間質性肺炎・肝機能障害・アナフィラキシーショックや薬疹(スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)・ライエル症候群)・喘息などの薬剤アレルギー症状、PPA含有製品による脳出血のリスク(後述)などがある。

例えばスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)を例にとると、失明などの重大な後遺症が残ったり、死亡するリスクがある。
副作用が発生しても本人が副作用だと気づかないまま症状が悪化していってしまうことが多々あり、また違和感や異常を感じて医療機関で診察を受けても、一般的に言うと医師は総合感冒薬の副作用とはなかなか気づかないので、誤診されてしまい(例えば手足口病などと誤診され)、手遅れになってしまうことが多い。

-抜粋終了-

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


3.風邪もFIPも、免疫反応を抑えると長期戦になる

風邪にもFIPにも特効薬はなく、治すのは自身の免疫です。


2020年現在、特効薬となり得る「GS-441524」が未承認薬として市場にでており、取り扱いをして下さる病院もあります。
承認されれば安価で安全に入手が可能となっており、一刻も早い承認が待たれます。


にも関わらず薬で免疫反応を抑えてしまうと、勿論長期戦になってしまいます。
風邪に風邪薬が使われてしまう理由は上記の通りですが、FIPにステロイドが使用されるのは「治らない前提」の「命をあきらめた対症療法」です。
ステロイド単体での完治例は私が知る限り0であり、
必ずインターフェロンとのセットです。


インターフェロンは免疫の抗ウイルス活性を狙ったものですので対症療法とは言えません。
但し感染初期にしか効果が薄く、薬毒が強い為に、弱った体に使用すると直接の死因に繋がる事もあります。
 詳細は「ステロイドとインターフェロンを止めるタイミング」をご覧下さい。


風邪なら治りが悪くなって長期戦に突入しても、
大抵の場合はその内完治します。

でもFIPならどうでしょう?
「その内」なんて言う悠長な期間はどこにもありませんよね、
「その内」完治はしてくれません。

FIPは確実に体力を奪っていく病気です、一日、一時間、一秒だって待ってくれない病気なんです。

じゃあどうするか。


「GS-441524」を選択出来ない場合のFIPとの闘い方はたった一つ、

猫の免疫を強く正しく働かせる事

それだけです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

4.FIPの倒し方

ブログの方でも繰り返し書いておりますが、
FIPの症状はウイルスが起こしているのではなく、
ウイルスに体がアレルギー反応を起こして出ています。

つまり免疫の暴走ですね。
この暴走状態のままでただ免疫を強く働かせるのは逆効果です。
※なので免疫を抑制する為にステロイドが使用されます。

必ず「強く」、「正しく」働かせる必要があるんです。

FIPと闘うにあたっての大敵は2つあります。
それは勿論、

「ウイルス」

「アレルギー」

です。
ウイルスは言わずもがなですが、そもそもアレルギー反応さえ起こさなければFIPの症状の多くは出る事がありません。
腹水も、肉芽腫も出さずに済むんです。

なのでアレルギー反応を起こさない子は、
体内にFIPVがあっても自身の免疫で退治します。
(稀にキャリアになる子もいます)

そしてこの二つに対処できるのはたった一つ、
猫自身の「強く正しい免疫」
です。

ウイルスを退治してくれるのは「強い」免疫、
アレルギーを起こさないのは「正しい」免疫
です。

※アレルギーやウイルスへの対処法は
「FIPへの対処法、予防法」 をご覧下さい。


また、アレルギー体質の原因となる物質を猫の体内、環境から必ず取り除いてあげて下さい。
詳細は


これらをご覧頂きたいのですが、
ロイカナを止めて鶏肉に変えた途端に子猫の頃からの下痢が治った子もいますし、柔軟剤を止めてドライ症状が治まった子もいます。

ちょっと脱線しますが、ロイカナは発がん物質、子供の行動異常の原因と言われる「BHA」を保存料として添加しています。

「ビタミン剤の添加物(BHA、BHT) | 薬害オンブズパースン会議 Medwatcher Japan」

-以下本文一部抜粋-

BHAとは食品にも使われている抗酸化剤で、脂溶性ビタミンを含む総合ビタミン剤などに添加されており、環境ホルモン作用が報告されている。
それを妊娠中に継続して服用した母親から生まれた子供に、注意欠陥多動性障害(ADHD)、停留精巣が発生したという話であった。
その総合ビタミン剤のメーカーの回答から計算したBHAの1日摂取量は、一般的な食事から摂取する量の127倍であった。この症例は母親の協力もあって論文となった。

-抜粋終了-


「マウスの行動面の発達に対するBHAとBHTの影響 宮千代加藤内科医院(仙台市)のホームページ」

-以下本文一部抜粋-

妊娠しているマウスとその子供マウスに、一定期間継続して 0.5%のBHAまたは、BHTを与えると、子供マウスに様々な行動面における変化をもたらした。
対照群と比較して、BHAを投与された子供マウスは、探索行動(exploration)が増加し、睡眠と自身の毛づくろいが減少し、学習が遅くなり、帰巣反応(orientation reflex)が鈍くなることを示した。
BHTを投与された子供マウスは、睡眠の減少、群居と隔離に誘引された攻撃性の増加、そして深刻な学習能力の欠損を示した。

-抜粋終了-


これはロイヤルカナンに限らず、多くのメーカーが添加しています。
 大手メーカーやプレミアムフードと言われていれば安心では全くありません。
良いメーカーは保存料にハーブやビタミンを使用します。

必ず原材料名を確認し、分からない、知らない名称があれば「その名称+毒性」で調べて下さい。
「+安全」で調べると必ず売りたい側のページに行き当たってしまいます。
 また、明らかに企業にお金を貰って安全だと書いている検証ページも多いのでご注意下さい。

BHAは元々ガソリンの酸化を防止する為に入れていた保存料です。
ちょっと想像して頂きたいのですが、
おいしそうなクッキーが二つ目の前にあるとして、
片方はガソリンの酸化防止剤が入っていて、
もう片方がハーブが入ったクッキーならどちらに手を伸ばしますか?

これがキャットフードの現実です。


※参考ページとして
「調査・検討対象 | 薬害オンブズパースン会議 Medwatcher Japan」
「キャットフードの添加物(BHA・BHT・没食子酸プロピル)」
「青い森工房 ナチュラルペットフード春夏秋冬 日本 食餌悩み」
「BHA知っていますか? 食品は酸化しなくてもカラダには悪影響! 発がん性も指摘されるのに、表示義務なし? | Anti-Aging Food Association」

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

5.風邪にも肺炎にもFIPにも必要なビタミンC


【民間療法の正当性】

話は風邪に戻りますが、ビタミンCの高い効果は古くから知られる所です。
前述した通りお医者様も風邪をひいたらビタミンCを飲んで治す方も多いですし、
レモン、みかん、柿などのビタミンCが豊富な果物は、医者いらずとして昔から民間治療薬代わりに食べられています。

現代医療では必ずと言って良い程「~化学的な根拠はない」と言いますが、
いつも化学的な立証は後追いであり、民間で長い期間に渡って多人数により膨大な実績を積み上げてきた「民間療法」ほど当てになる物はないと私は考えています。
※全てが正しいと思ってはいません。

私も子供の頃は「風邪をひいて首に葱を巻く・・・?」と非常に懐疑的だったのですが、実はこれも近年になって「化学的な根拠」が存在する事が証明されています。
ネギ類の匂い成分である「硫化アリル」には咳を鎮める効果があるからです。
最近では風邪をひくと枕元に玉ねぎをスライスした物を置いて、咳を鎮めると言う方法が知られてきている様です。


繰り返して言いますが、「化学的根拠」はいつも後追いです。
カネボウの「白斑事件」や茶のしずく石鹸の「小麦アレルギー事件」の様に、いつでも化学に裏打ちされた「安全神話」は簡単に崩れます。

失敗があるからより安全にしていけるのは確かですが、
安全の裏には必ず犠牲があり、
その「失敗」は「今の安全」かも知れません。


茶の雫石鹸の小麦は天然成分なのにと思われがちですが、
これに使用された「加水分解コムギ」は化学分解された為にアレルギーを起こしやすい分子サイズになり起きたと推定されています。
注:加水分解自体は体内でも起こります
「加水分解 - Wikipedia」

小麦粉自体は顔に塗ってもアレルギーを誘発する事はないと言われていますが、避けた方が無難です。(既に小麦アレルギーの方は使用できません)

「グルパール - Wikipedia」
「(2019年7月発行)加水分解コムギによる食物アレルギー -これまでに基礎研究から分かったこと-」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


【「ウイルス退治」に必要なビタミンC】

近年、ビタミンCの研究、効果は更に様々な研究によって風邪どころか肺炎を治す事が分かっています。

現在は新型コロナウイルス(COVID-19)への治療も良好な結果が得られています。

-以下本文一部抜粋-

「私たちは中等症患者には10g、重症患者には20gのビタミンC点滴を計7〜10日間行いました。結果、全ての患者に病状の改善が認められ、死亡者は出ませんでした。
また、ビタミンC点滴を受けたグループの入院期間は、受けなかったグループよりも20〜50%短縮しました

-抜粋終了-


ビタミンCについては議論もありますが、
私の意見としては自分の体で実験して高い効果を知っています。
何故なら私も家族も、風邪の引き始めにビタミンCを飲むようになってからは風邪の本格発症にほぼ至らなくなったからです。

私は元々、風邪をひいても処方薬、市販薬に関わらず風邪薬を飲みません。
薬が好きではなかった上に、最後に処方された薬で風邪よりひどい副作用に悩まされたからです。

そもそも「精製品」自体が好きではなく、
未精製(素材のまま)の物しか基本的には摂りません。

ですが風邪をひいた際に薬を飲むより断然良いと思い、
自身の体でビタミンC大量摂取の人体実験をしてみたのですが、
それはもうびっくりするくらい効きました。
以来抵抗なく飲んでいます。飲み方は後述しますね。


※参考ページとして
「オーソモレキュラー医学会|医学ニュース」
「オーソモレキュラー医学会|記事ページ ビタミンCで防ぐ風邪とインフルエンザの集団感染」
「オーソモレキュラー医学会|医学ニュース ビタミンCは肺炎を治す」
「ビタミンCによる風邪の予防および治療 | Cochrane」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


【FIPとビタミンC】

FIPにおいてのビタミンCの重要性は
「FIPへの対処法、予防法」
こちらの「自力でステロイドを作る・天然のステロイドをあげる」で書き添えている通りですが、
自力でステロイドを合成するにはビタミンCが必要です。
※ステロイドはFIP治療において重要な「抗炎症」の役割があります

更にウイルスと闘ってくれる白血球にはビタミンCが必要で、白血球を活発にしてくれます。

その白血球ですが、ウイルスへの対抗措置として「活性酸素」を発生させます。
この活性酸素はウイルスに対抗する武器であると同時に強力な酸化作用で白血球自身も傷付けてしまいますが、ビタミンCはそれを保護してくれます。

また、ビタミンCは「抗ストレスホルモン」の生成にも使用されます。
精神的、肉体的(薬害含む)ストレスが強くかかる闘病中には更に多く消費されてしまう為、ビタミンCは幾らあっても足りません。


※参考ページとして
「なるほど栄養学~ 免疫力UPで風邪・インフルエンザをはねかえそう~ 」
「活性酸素と酸化ストレス | e-ヘルスネット 情報提供」
「医療法人清友会笠松病院 ビタミンCについて」
「理大の栞16:活性酸素 −解説」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


風邪、肺炎、FIP。
これらは全てウイルスが引き起こす病です。
※細菌性もあります

ビタミンCはFIPVを含め、ウイルスと闘う上で非常に重要なビタミンです。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


6.ビタミンCの飲み方、猫への与え方、選び方

家で使用しているビタミンCは、
「iHerb」という販売サイトで買える下記の商品です。
※画像をクリックすると商品ページへ飛びます

※「DDM573」をiHerbのショッピングカートで入力して頂けば、全商品5%割引になります


「California Gold Nutrition, ビタミンC 非酸性」

・粉末
・付属の匙一杯で1000mg

こちらのビタミンCは非酸性となっており、
猫がむせない為に誤嚥の心配がなく飲ませ易いです。

California Gold Nutrition, ビタミンC 非酸性

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

「California Gold Nutrition, ビタミンC」

・粉末
・付属の匙一杯で1000mg

一般的な酸味のあるビタミンCです。
こちらは誤嚥の心配がありますから、非酸性のビタミンCが手に入らない場合や人間の使用にお薦めします。

California Gold Nutrition, ビタミンC

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「California Gold Nutrition, ビタミンC, 1000 mg, 60ベジカプセル」

・植物性カプセル
・一カプセルで1000mg

大きなカプセルに入っているので人間用ですが、
他の商品が買えない時にはこれを購入して中身を取り出すと良いと思います。

California Gold Nutrition, ビタミンC, 1000 mg, 60ベジカプセル

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

いずれの品も

・非遺伝子組み換え
・粉末は添付の匙1で1,000 mg、カプセルは一粒1,000 mg
・cGMP(製造管理、品質管理規則)準拠施設で生産

「米国ではcGMPを取得していない健康食品は販売禁止に | FOOCOM.NET」

cGMPと日本のサプリメントの詳細につきましては

こちらをご覧下さい。

このメーカーのビタミンCはiHerb独占商品なのでこちらでしか買えません。
未精製のステビアも家はここで購入しています。

--------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------

「iHerb」とは

個人輸入が出来る、アメリカのショッピングサイトです。
個人輸入とは、海外製品を海外の販売会社から個人レベルで直接購入する事です。
簡単に言えば現地価格で海外製品をネット購入出来るという事ですね。
なのでオーガニック等の高品質商品が、日本では考えられない破格の安さで購入可能です。

2020.10月現在で、


・送料は20ドル(2,000円程度)以上で無料

・送料
佐川急便、ヤマト運輸、
このどちらかをお任せ(自動セレクト海外配送)、
金額、重量によって変わりますが、日本でかかる送料の範囲内です。
(700~800円以内程度)

・配送日数
平均3~5日。

・代引きの他に、クレジット決済が可能です

・関税は15,500円を超えるとかかります

・税関禁止製品については「iHerb 配送情報: 日本」の禁制品をご覧下さい

・分からない事、問題があれば日本語でメール対応して貰えます
「iHerb.com - Contact Us お問い合わせ内容をお選び下さい」


以上が2020.10月現在の基本的な情報です。
また、「DDM573」をiHerbのショッピングカートで入力して頂けば5%割引になります。

--------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------


所でビタミンCは「化学式(分子)が同じならどれでも同じ」と言われます。
私は断言しますが、天と地の差があります。

最初はこのサイトの「Now Foods」というアメリカのサプリ大手メーカーのビタミンCを購入していましたが、
私の場合そちらは100%の確率で、少量摂取でお腹を壊します。(非遺伝子組み換えでした)

所が上記商品に変えた途端に、Now FoodsのビタミンCと同量以上摂取してもお腹は壊さなくなりました。
※一定量を越せば壊します

体が上手く取り込まず、すぐに流してしまうと言う感じです。
安すぎる物や、遺伝子組み換え由来などは避けた方が賢明だと思われます。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


【人間がビタミンCを飲む場合】

まず人間の飲み方ですが、
下記ページが大変参考になると思いますので是非ご一読下さい。

「風邪に対するビタミンCの使い方 | 分子栄養学実践講座」

-以下本文一部抜粋-

ビタミンC頻回摂取法

ビタミンCの風邪に対する効果には多くのエビデンスがあります。
-------------------------------------------------------------------------------------
Gortonらによる風邪にたいする二重盲検試験(1999)では、
テストグループでは平常時から1日3回、1回1000mgのVCを摂取してもらい、風邪の症状がでたら速やかに1時間おきに6回1000mgの摂取、その後は平常時と同じ量を続ける実験を行いました。
その結果、プラセボグループに比べて、85%もの症状減という結果が得られました。
-------------------------------------------------------------------------------------
ビタミンCは白血球の遊走性を高め、免疫力をあげる効果があります。
ストレスで副腎を酷使しているときや、感染がある時、ビタミンCの需要は亢進しています。
そのような時は特に十分量のビタミンCを補給して飽和させてあげることが必要です。
最近、ビタミンCサプリをさぼっていた私は、白血球中のビタミンCを飽和させようと思って点滴をしたのです。
さらに、Gortonにならって、寝るまで1時間おきにビタミンC500mgを摂取しました。
3回目くらいで本当に、のどの痛みが治まり、体のだるさがとれてきた
ときは感激しました!

-抜粋終了-


「ビタミンCの大量摂取が劇的に効いた!! 風邪を水際で撃退した話 | No Second Life」

-以下本文一部抜粋-

ところが10月に入りストンと気温が下がり寒くなった日に薄着で外を出歩いたら、またしても風邪の症状が出まくってしまったのだ。
また気管支炎になったり熱が出たりしてはかなわないので、前回学んだビタミンCの大量摂取を実践してみた。
すると、今までだったら絶対に発熱してダウンという流れだった風邪の症状がピタリと治まったのだ。
そして風邪は悪化することなく、日常生活に支障を来すこともなく、あっけなく治ってしまった。
あまりにも効果が劇的だったので、やったことを簡単にシェアしようと思う。

-抜粋終了-


私の場合はまず風邪をひき始めたかな、と思ったら付属(使用商品は下記)の匙で3杯(3000 mg)飲みます。
※酷くなりそうならステビアもスプーン一杯を併用します

それを数時間置き~余りに酷い場合は十数分置きに繰り返します。

この際お腹を壊したら一旦休止して下さい。
あくまでも私と家族の場合ですが、お腹を壊すと治りが早いです。
前述の通り、下痢はウイルスを排出する為に起こりますので市販の下痢止めを飲むとウイルスが排出出来ずに治りが悪くなりますが、逆に下してしまうと早く楽になるのだと考えています。
※個人の見解です

健康な時と風邪をひきかけている時ではビタミンCでお腹を壊す量が違います。
私の目安は付属の匙で山盛り3杯飲むと大抵壊しますが、疲れている時や風邪をひきかけているとこの量を飲んでもお腹を壊しません。
一番酷い時には一日に80杯飲むまでお腹を壊しませんでした。
でも経験上その方が早く治るので、わざと壊すまで飲んでさっさとウイルスを体外へ出し切ってしまいます。

酸の強い方のビタミンCですと、大量摂取の際に胃を荒らしてしまう可能性がありますから、なるべく非酸性を選ぶことをお薦めします。

試される場合はご自分の体に合った量を少量づつ、
無理をなさらない程度に見極めながらお試し下さいね。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 


【猫にビタミンCを飲ませる場合】

猫への飲ませ方ですが、主に

・体調が悪そうな時
・風邪をひきそうな時
・尿の出が悪い時(膀胱炎の疑いがある場合含む)

への対処として飲ませています。
※緊急性を感じない、普段から与えたい場合はローズヒップ等の自然の物をあげるのが一番良いです


分量:

・人間のざっくり1/10量が目安です。
 状態に合わせて増減させて下さい。

・ビタミンCは水溶性の為、過剰摂取をしても蓄積されずほぼ無害です。
 過剰摂取の副作用はお腹を壊す程度です。

・状態の悪い子は大量に与えてもなかなかお腹を壊しません。
 様子を見ながらあげて下さい。

また、便秘に悩んでいる子にも非常に有効です。
ビタミンCは世界一安全な下剤と言えます。


飲ませ方:

5~6mgのシリンジ一本分の水で溶いて飲ませます。
酸性の方でもある程度水で溶いてしまえば余り酸っぱくない様で、大した抵抗もなく飲んでくれます。
嫌がる子は空カプセルに詰める等して対処してあげて下さい。

「「私のサプリメントや健康食品についての考え方」・「お薬(サプリ)の飲ませ方」」


膀胱炎は大半の原因が細菌により起こるので、
殺菌作用のあるビタミンCは非常に有用です。

これは白血球の活性化やインターフェロン誘導による作用と思われますが、
他にも結核菌を死滅させることが分かっています。
それも薬剤耐性が付かないのですから、まるで夢の様な話です。

耐性菌につきましては

こちらをご覧下さい。

古くは1930年代から結核に対する有用性が示されていたそうなのですが、
古くて新しい治療になる事を願います。

先人の知恵は全く偉大ですね。

-以下本文一部抜粋-

「そこで、実験で使用したシステインを、別の還元剤であるビタミンCに代えたところ、結核菌は同じく死滅した。「信じられなかった」とジェイコブズ氏。「さらに驚くべきことに、抗結核薬のイソニアジドを除外して、ビタミンCだけにしたところ、ビタミンCが結核菌を殺傷することを発見した」

 次に、耐薬性を持つ型の結核菌に対するビタミンCの効果を試したところ、同じ結果が得られた。実験室のテストでは、結核菌にビタミンCへの耐性が生じることはなかった。ジェイコブズ氏は大学が公開した動画の中で「まるで夢の薬のようだ」と述べている。」

-抜粋終了-


同じ理由で殺菌作用のあるリンゴ酢も非常に効果的で、
家のドライ疑いの子が一日15回尿を出してしまう程酷い膀胱炎になった際にもリンゴ酢のみで治しました。

また、利尿作用もあるので異物を流す働きをしてくれます。
その為、水を多く飲んで治す方法も奨励されます。

人間のお医者様でも膀胱炎を繰り返す患者さんの初期症状にはビタミンCだけ処方なさるお医者様もいらっしゃるとか。
実際に家族が膀胱炎になりかけた時に試していましたが、一晩で症状が消えました。


※参考ページとして
「三石理論 ビタミンCー6 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ」
「結核薬はビタミンCでよりよく働く:世界の最新健康・栄養ニュース」
「ビタミンCは免疫力アップに欠かせない栄養素!身体に嬉しい効果がいっぱい | やさしいLPS」
「ビタミンC 研究情報 | 成分情報 | わかさの秘密」
「風邪とインフルエンザとビタミンC|さいとう整形外科リウマチ科|名古屋市名東区の整形外科・リウマチ科」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


7.インターフェロンを誘導するステビア

ステビアのFIPに対する重要性は
「FIPへの対処法、予防法」 
こちらの[炎症を抑えて体を回復させる]で既に書いてありますが、
ステビアは抗炎症と抗ウイルスを同時に行ってくれる万能薬です。

つまりステロイド(抗炎症)とインターフェロン(抗ウイルス)の両方の欲しい作用を行ってくれる訳ですね。
※猫への飲ませ方の詳細は同ページをご覧下さい。

人間も風邪をひきかけていたり、体調が悪いとスプーン一杯を単体、あるいはビタミンCと共に摂取します。
楽になるまで数時間おきに何回も摂取しますがこちらも効果はてきめんで、特に風邪のひき始めの「体が痛い」という時に痛みが消えて楽になります。
この「体が痛い」は炎症が起きて出るものなので、炎症を鎮めれば治まります。
※一時的に炎症を抑えても、原因を取り除かなければ再発します

ステビアはインターフェロンを誘導してくれる事から、強力な抗ウイルス効果があります。
その効果の程はHIV(エイズウイルス)、インフルエンザ、C型肝炎などの強力なウイルスの増殖すら抑制する程です。


尚、HIV増殖抑制率は驚異の8割越えです。

-以下本文一部抜粋-

「ステビアが存在しない比較例の場合にはgp120がCD4に結合し黄色に発色したが、ステビア抽出原液が存在するとCD4とgp120との結合が阻害されほとんど発色しなかった。
ステビア抽出原液200倍希釈濃度……阻害率82%
ステビア抽出原液1000倍希釈濃度 …… 阻害率76%であった。
この実験からステビア原液中の有効成分がCD4分子とHIVのgp120分子との結合を阻害する作用を有することが判明した。」

-抜粋終了-



家で使用しているのはこちらの商品です。

「Frontier Natural Products, オーガニック パウダー・ステビアハーブ, 16 オンス (453 g)」

※しょっちゅう売り切れになります

・USDAオーガニック認証
※「USDA オーガニック」
・QAIオーガニック認証
「世界の認定機関を比較! - オーガニックコラム」
・未精製
・放射線非照射
・原産国: パラグアイ

Frontier Natural Products, オーガニック パウダー・ステビアハーブ, 16 オンス (453 g)

有機、未精製なのにこの価格で買えるのは海外ならではです。

※「DDM573」をiHerbのショッピングカートで入力して頂けば全商品5%割引になります


※参考ページとして
「Share Stevia 研究開発と学会発表」
「「C型肝炎 ステビア草に救われた人々」(廣海輝明 著 2004/02)より抜粋 第3章 57 | ス テ ビ ア ・エキスで 健康・元氣!」
「「C型肝炎 ステビア草に救われた人々」(廣海輝明 著 2004/02)より抜粋 第3章 58 | ス テ ビ ア ・エキスで 健康・元氣!」
「エイズウィルスも撃退するステビアエキス | フラワーエッセンス ショップ&スクール アンジェリ(東京・自由が丘)」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


インターネット上で様々な情報を共有して下さる皆様、
日々研究を積み重ねて社会をより良くして下さる皆様に、
心からの御礼を申し上げます。

ご無理がなければ100円のご支援をして頂けますと、大変有り難く思います。