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ワクチンを無毒化し、効力を高めるビタミンC① -動物のワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています-

画像:pixabay Myriams-Fotos


1.ワクチンの危険性

ブログの方では幾つかの記事でご紹介しておりますが、
ワクチンはFIP発症のきっかけとして1~2位を争います。

ワクチンを打っていても本感染する場合もありますし、
ワクチンがきっかけでワクチンに使われる病気を発病する
という本末転倒な話もあり、
※FIPの話ではありません、2020.10月現在FIPワクチン未開発
安全が保障されない限りは個人的な意見として、特に完全室内飼いに限っては明確に反対しております。


血液検査が陰性でも実際にはウイルスを持っている場合があり、
そこに生ワクチンを打つと活性化して発症するケースや、
生ワクチンに使用されたウイルスが本感染に至るケースがあります。
生ワクチンにつきましては後述致します。


また、体が弱っていたり、高齢であると薬毒に耐え切れずに亡くなってしまうケースも散見されますよね。
ある一定以上の年齢になるとワクチンを推奨しないお医者様もいらっしゃります。

実は私も、ワクチンでとても怖い思いをした一人です。

その話の前に、ワクチンの有用性と危険性を併せて書かせて下さい。

※参考ページとして
「FORTH|新着情報|ワクチン由来ポリオの発生 -ラオス」
「水痘ワクチン株による帯状疱疹の経過中に川崎病を発症した 1 例」
「ワクチンを2回接種していたにもかかわらず曝露により麻疹を発症した医療従事者の2例」



・ワクチンを打ってきた子達のお陰でありふれたウイルスではなくなった

これは動物に限った話でもありませんが、
多くの流行病はワクチンを多数が打ってくれたお陰で激減~消滅しています。

ワクチンによって世界中から根絶された天然痘なんて、
今では生物兵器ですものね。

「天然痘 - Wikipedia」


これは紛れもない事実であり、今私達が大きな病に曝されずに安心して生活出来るのは先人達の築いて下さったワクチン開発と接種の繰り返しという歴史のお陰です。

安全か、危険か、必要か、不要かは別として、これはとても大切な事実です。

こちらの先生のお話は、ワクチンにどの様な考え方を持っていても是非ご覧頂きたいです。

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・世界中、数億人にばら撒かれた汚染ワクチン

それとは別としても、ワクチンに付き纏う問題は本当に根深いです。
例えば1960年のポリオワクチン汚染問題なんかは大変な事です。

これはワクチン製造に使用されたアカゲザルの腎臓細胞に
「SV40ウイルス」が感染していた為にワクチンが汚染された問題です。
ネズミに腫瘍(癌)を作るウイルスで、人の腫瘍からも見つかっている事から人間の癌の原因としても疑われています。
この汚染ワクチン、なんと日本を含めた世界中 数億人にばらまかれたのですよ。


※参考ページとして
「霊長類フォーラム:人獣共通感染症第50回   SV40と人の癌の関連が再燃」
「SV40は ヒ ト腫瘍発生の犯人にな りえるか? 伏見 和郎 、 難波 正義 岡山大学医学部分子細胞医学研究施設細胞生物学部門」

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・世界中で問題になっている子宮頸がんワクチン

他にも日本で大問題になった子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウィルス(HPV)感染予防ワクチン)は政府が隠蔽・矮小化している節がありますね。
この件につきましては

こちらのページがとても詳しくて分かり易いかと思います。

下記ツイートはその一部を抜粋したものです。
「副作用(副反応)はない・少ない」という「現実が作られる」見本の様な流れです。
重篤な副作用を全て「心因性」として片付けようとする辺りに日本の医学界の倫理観と旧体制が見て取れます。


「子宮頸がんワクチン接種後の症状|全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」


子宮頸がんワクチンの副反応は詐病だとも言われますが、
とんでもないことです。
実際に副反応については厚労省がちゃんとまとめているんですよ。
数、重篤者数の割合も飛び抜けて高い事が判明しています。

-以下本文一部抜粋-

「厚生労働省が発表した販売開始から2017年8月31日までの有害事象報告によると、接種者数340万人に対する有害事象報告は3130人。これは他のワクチンの有害事象報告数に比べても飛び抜けて高い割合を示している。

しかもこの有害事象報告3130人のうち、重篤なものは1784人、実に57パーセントにものぼっている。

ところが、厚生労働省が2014年1月に行った検討会で出した結論は、「接種の痛みと痛みに対する恐怖が惹起する心身の反応(機能性身体症状)」であり(注:接種は筋肉注射のため痛みは強い)、「ワクチンの設計・成分には問題ない」というものであった。」

-抜粋終了-


先に記した通りの保険医協会の追跡調査もありますし、
海外でも多くの報告が上がっています。

-以下本文一部抜粋-(自動翻訳+筆者一部改訂)

・ガーダシルを注射された被験者の流産率は25%でした。米国の30歳未満の女性の流産率は12.5%です。

・ガーダシルグループでは、先天性異常を伴う5人の赤ちゃんが生まれました。対照群(治療を受けていない群)には誰もいなかった。

・ガーダシルを服用した女性の10.9%が、7か月以内に生殖障害と乳房障害を報告しました。プロトコル18プラセボグループでは、その数値は1.2%でした(12か月間)。

・臨床試験でのガーダシルの死亡率は10,000人あたり8.5人で、15〜24歳の若い女性の米国のバックグラウンド死亡率のほぼ2倍でした。

(中略)

ワクチン有害事象報告システムデータベースには、HPVワクチンの副作用に関する64,000件を超える症例報告があります。
重篤な有害事象の1%のみが実際にVAERSに報告されていると推定されています。

-抜粋終了-


「海外におけるHPVワクチン副反応被害報告と補償・訴訟の実態(第3報)|健和会 臨床・社会薬学研究所」

-以下本文一部抜粋-

世界各国からの報告の集約:
Sane Vax[1]の“Victims”欄には、被害者本人または家族・知人から提供されたとみられる被害者の実態が、報告によっては本人の顔写真付きで紹介されている。
2014年10月13日の時点では世界12カ国126人が紹介されていて、その「症状」部分を和訳しText Miningにかけた結果、和訳が出来たGardasil接種の68人では、抽出された症状名の上位5位までは、
頭痛(71)、疲労(58)、痙攣(56)、痛み(51)麻痺(37)であった。
同じくCervarix29人では、上位5位までの症状名は、痛み・痛む(計17)、頭痛(17)、疲労(17)、関節(16)、歩行(10)であった。

(中略)

「イボ激発例」についての考察
• HPVという言葉は、Human Papillomavirus (ヒト乳頭腫ウイルス)の頭文字を取った言葉であり、ヒト乳頭種とは、いわゆるイボのことである。イボは、日本語の漢字では、疣贅(ゆうぜい)と書き、HPV感染によって出来る腫瘤(しゅりゅう)のことである。

• 「イボ」に関する品川シーサイド皮膚・形成外科クリニック執筆の文献*によると、イボの原因となるHPVの型の中には、6/11/16型が含まれており、 ウイルスのL1蛋白質は、6/11型の場合はGardasil,16型は Cervarixの中に含まれているとされる。(PMDAの2011年5月20日付「審査報告書」による)

• いずれにせよ、前述のイボ「激発」事例の報告は、HPVワクチン接種が直接または間接的に関与して生じたことを示唆している。

(中略)

米国VAERS報告
•2015年5月現在、有害事象の総数は39,390 件で、
うち重篤が5,458件、入院が4,034件、未回復が7,772件、死亡が228件
「子宮頸がん」が103件、「子宮頸部形成異常」が265件などとなってい
る[1]。

(中略)

フランス:
*フランスでは、2006年11月から2013年9月までに2,092人の人に有害事象
が出て、このうち503人(24.0%)が「重篤」
と判定された[4]。
この「重篤者」の割合は、デンマーク(26.2%)とほぼ同じである

(中略)

デンマーク:
• HPV ワクチンによる有害事象報告は、2009~2014年に合計1,228件、
うち「重篤(serious)」例は、322件(26.2%)
であった。この「重篤例」の発生率は、接種を受けた500人に1人と計算されている[5]。
*デンマークでは、日本と同様、ワクチン接種被害の実態をマスコミが取り上げ、大きな社会問題となった。

(中略)

• スペイン:
2007年にHPVワクチンが承認されて以来、12年1月までに、死亡も含め有害反応が疑われる報告が737件ある。

(中略)

• カナダ:
2006年6月~08年12月の重篤な有害事象は772件で、32人の死亡が含まれている[CCDR] 。
専門家のレビューでは、ワクチン接種と死亡との因果関係は否定的であった。[Tronto Sun誌、14年2月5日報道]

(中略)

• 豪州:
ガーダシル接種後の有害事象は、2007年4月~13年2月に疑いを含め1991件報告された。12年のMercola医師報告では、8人の女性原告により集団訴訟が提起された[Mercola.com]。

(中略)

• インド:
2種類のHPVワクチンの臨床試験(第3相)が実施されたが、
少女6人の死亡報告があり、直ちに全州にワクチン中止を勧告。
その後、08年に2製剤が承認され、09年に2地区計23,428人に接種。
約5%に異常が生じ、人権団体等が接種中止を要求。
接種は一時的に中止されたが、人権団体は販売中止を求めて最高裁に提訴し、審理中[1] 。

• コロンビア:
臨床試験で73.3%が接種後異常をきたし、その多くが「極めて異常」で400人以上が入院し、デモまで起きているという。
症状は、摂取部位の痛み、腫脹、頭痛、発熱、失神等が多いが、呼吸困難、関節や足等の痛み、突発的発作等の症状も起きているという。[1]

-抜粋終了-


-以下本文一部抜粋-

「 2008年6月、米国メリーランド州在住の女子大学生であったクリスティーナ・ターセルは、ガーダシルの接種後から不整脈を生じるようになり、3回目の接種を受けた18日後に21歳で死亡しました。
 クリスティーナは、高校・大学を通じて成績優秀で、大学ではスタジオアートを専攻し、野球やテニスなどをプレーする活発な女性でした。ワクチン接種前は健康に問題はなく、運動競技に参加する際の検査でも心機能の異常を指摘されたこともありませんでした。

 しかし2007年11月に2回目のガーダシルの接種を受けた後に心電図検査で異常が指摘され、関節痛も訴えるようになりました。

 そして2008年6月の3回目の接種の後は強い疲労感や、めまい、立ちくらみといった症状を訴えるようになり、18日後にはベッドで死亡した状態で発見されました。」

-抜粋終了-


-以下本文一部抜粋-

 子宮頸がんワクチンは、接種後の過剰な免疫応答により、神経障害(中枢神経系症状、抹消神経症状)をおこしています。
①感覚系障害(頭痛、関節痛、筋肉痛、視覚障害、痺れ等)、
②運動系障害(不随意運動、脱力、筋力低下、歩行運動失調、けいれん)、
③認知・情動系障害(学習障害、記憶障害、見当識障害、睡眠障害)、
④自律神経・内分泌系障害(発熱、月経異常、過呼吸)などを発生させているとされます。

 今回の提訴者の中には重篤な副作用である、ギランバレー症候群、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、多発性硬化症(MS)、全身性エリテマトーデス、体位性頻拍症候群(POTS)などの自己免疫性疾患や脱随性疾患など難病の診断を受けている人もいるようです。「第15回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成 27年度第 4 回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」(合同開催:2015 年9月17日)で、厚労省は「子宮頸がんワクチン副反応報告」を提出しました。

(中略)

今なお重篤な副作用のために治療中の被害者が調査の報告中に入っていなかったり、調査自体が国や自治体ではなくメーカーのMR(医薬情報担当者)が主導していたこと、救済窓口となるべき自治体の中には救済制度はおろか、この問題についての大きな情報格差があることなどから、もの言えぬ被害者が多く存在することが予想され、国の把握している被害者数は氷山の一角に過ぎないと思われます。

 全国子宮頸がん被害者連絡会に寄せられた被害者登録では
①被害者は全国におよぶこと(とりわけ首都圏に多い)、
②接種年齢は13歳をピークに12、14、15歳が大半を占めること、
③20代~45歳までの接種者もいることなどが報告されています。
初交以後の接種も含め、このワクチンの有効性についての正確な情報提供がされないままに接種が推進されていたことがわかります。2016年3月の提訴会見以後、被害者登録数は530件余になったとされていますが、潜在的な被害者数は計り知れません。

-抜粋終了-


私はワクチンが駄目だと言っている訳ではないのです、
安全なワクチンを開発・提供して下さいと言っているのです。


※参考ページとして
「子宮頸がんワクチン被害の裁判 - HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団」
「副反応 - Wikipedia 薬害などとして知られる社会的となった事例」

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・生存率が低く、再発率の高い注射部位肉腫

さて、お話を元に戻させて頂きますが、家の雄猫(左足ナックリング)も保健所から家に来て1年後に4種混合ワクチンを右脚付け根に打ちました。
何故なら新しい赤ちゃんの雌猫(後ドライ疑いが判明)をなりゆきから保護する事になってしまったんです。

この子はお隣さんの倉庫で生まれた子で、
野良のお母さんから病気を貰っている事などを考え、
万一に備えての決断でした。


すると・・・、数週間後にしこり(硬結)が出来ました。
これ自体はたまにある事です。
ただ、その先が怖いんです。
極々稀にですが、大変な病気に発展する事があります。


「注射部位肉腫」です。
※旧名:ワクチン関連性肉腫 (肉腫=悪性腫瘍。癌。)


「注射部位肉腫」はワクチンや抗生剤などの薬剤を接種後、数ヶ月~10年後に出る事もあり、ワクチンのアジュバント(補助剤)である「アルミニウム」が肉腫から検出される為にこれが疑われていますが、
抗生物質などの他の薬剤でも反応するので「ワクチン関連性肉腫」から「注射部位肉腫」へと名前が変更されました。
どの道アジュバントが危険であることに変わりはありませんが。

この為アジュバント非添加のワクチンも開発され、
アジュバント非添加にする事により(メーカーによれば)炎症の低下を実現したそうです。
但しこのワクチンも死亡例が沢山あります。

「すべては猫のために ピュアバックスⓇ RCP-FeLV」


この注射部位肉腫、発生頭数は1/1000~10000(0.1~0.01%程)と非常に低いと言われています。

皆様は低いと思われますか?

いいえ、私はそうは思いません。
何故なら私は20万人に一人の病気に罹っていましたから。

どんなに低い確率だって、当たれば本人にとっては100%なんです。


このしこりが消えず、万が一悪性になれば・・・、
術後も生存率は異常に低く、再発率は異常に高い。
しかも手術法は浸潤性が高い為に病巣を中心とした広範囲の除去、つまり断脚です。

そこまでしても生存率は異常に低いんです。

再発率は異常に高いんです。

何という事をしてしまったのか、自分を責めに責めました。
しかも悪い事に、注射を打ったのはよりによって右脚、
つまりナックリングをしていない無事な方だったんです。
今思い出しても言葉に出来ない程の後悔が襲って来ます。

断脚の事を考え、義足も調べました。
義足を付けても、その後どれだけ生きられるのか・・・。

そうこうしている間にも、しこりは一定の大きさになりました。
悪性で大きくなっているのかも知れない。
言いようのない恐怖です。


ただ、転んでもただでは起きないのが私と姉でした。
とにかく免疫力を上げる事、肉腫(癌)の予防、効果的な物。
調べてはひたすら、試しに試しました。
ミナスプロン、メシマコブ入りのクッキー、にんにく、ブロッコリー。


にんにくは現在猫に与えても問題ないという見方が強く、
キャットフードにも入っています。
ただ、個体差があるだろうと思い念の為に極少量から、
結局一日に1/4欠けも食べないくらいでした。

当時はナックリングの改善の為に、週に1回主治医の紹介で県内の少し遠い病院へ鍼灸をしに通っていて、その都度しこりの大きさを測って頂いては大きくなっていない事を確認していました。
余談ですが、メシマコブ入りのクッキーはこの病院で買っていたんですよ。

結局一番続けたのはミナスプロンだったのですが、
これをあげ始めてからの毛艶の良さと言ったらありませんでした。
もうつやつやのふわふわで。

ミナスプロンの詳細は
「【2020年2月改訂版】FIPへの対処法、予防法」
こちらの「1.[ウイルスを殺す]」の「5.ミナスプロン」をご覧下さい。

その甲斐あってかしこりは徐々に小さくなっていき、
4ヶ月前後で消えてくれましたが、その間の私達の心痛と言ったら・・・。


こうなって強く思ったのは、私達がするべき事はどんな病気にも対抗できる強い免疫力を普段から作ってあげる事だと思いました。
FIPにしても癌にしてもそうですが、同じ条件下でも発症しないのは免疫の強い子です。

なのでワクチンで予防して、逆にその病気を発症させたり別の病気を発症させる位なら普段から猫本来の免疫を高める努力をする、と決めたんです。
ワクチンの危険性をよく分かっている主治医も、「それが一番いいね」と言って下さりました。

勿論、これは家が完全室内飼いでボランティア等の多頭飼育をしていないからこそ出来る事です。
現実的にワクチンを打たなければどうしようもない状況である事もあります。

ただ、家ではワクチンを打って病気になった方が打たずに病気になるよりも後悔すると思っているからこその決断をしました。


これはあくまでも私たちの考え方です。
置かれている状況や皆様のお考えで、万一が起きても後悔の「より少ない道」をよくよくお考えになられて、どうぞ慎重にお選び下さいませね。


「ワクチン注意点 - 猫も家族計画~猫避妊5千円病院有~」

こちらの方は豊富な保護経験に基づく実体験からワクチンの危険性を詳しく説いておられます。
ワクチンの様々な危険性を分かり易くまとめて下さっており、不透明な実態やFIPとの関連性も見出しておられます。
是非一度ご覧頂きたいページです。


「混合ワクチンの恐怖、悪性転換 ( 猫 ) - バリ好き親爺のテキトウ日記」
※リンク切れです

こちらの方は猫ちゃんが幼少期の混合ワクチン直後に腫瘍化、
後、石灰化した物が成猫になってから悪性のリンパ腫になった事を書いておられます。
ワクチンを打ったのはたったの一回だそうです。

この為、ワクチンと腫瘍の因果関係を認めないお医者様が殆どです。
もっともワクチン直後の副反応からのショック死ですらも認めないお医者様が多勢だそうですが。


FIPとワクチンの関連については

こちらの「発症の引き金と悪化の原因」の「1.ワクチン」をご覧下さい。


※注射部位肉腫参考ページとして
「猫の注射部位肉腫(FISS・ワクチン関連肉腫)~症状・原因から予防・治療法まで猫の悪性腫瘍を知る」
「ワクチン関連肉腫(注射部位肉腫)|猫の病気|動物の病気|あいむ動物病院 西船橋」
「猫のワクチン反応性肉腫について - 茅ヶ崎市 動物病院 Amateru」
「[パソラボ] パソラボ情報 イヌ、ネコなど小動物の病理検査を通じて先端獣医療をサポート」
http://www.patho-labo.com/topics/topics.cgi?mode=find&word=%91%E6%82T%82O%89%F1%81@%83l%83R%82%CC%83%8F%83N%83%60%83%93%8A%D6%98A%93%F7%8E%EE&cond=1

※ワクチン参考ページとして
「ワクチン(予防接種)」
「(「動物・自然保護」啓発団体) プラーナ/猫白血病ワクチン」
「(「動物・自然保護」啓発団体) プラーナ/ワクチンを問う」

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2.ワクチン接種時の注意点


・健康状態の確認

ワクチン接種ではアナフィラキシーショックで亡くなる子も多くおり、
特に病気の子や薬毒体制の低い子、体調不良、高齢であれば尚更危険です。

数日前~当日には血液検査を受け、
内臓等に問題が無いかを確認してから接種して下さい。

夏バテの状態でワクチンを注射しただけでも亡くなった子がいます。
決して珍しい事ではないんです。

そういった場合は必ずワクチンを避けて下さい。

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・打つ時間と万一の際の病院の確保

接種を受ける時間は午前中が望ましいです。
これは接種後の容体急変にもお医者様の対処が可能だからで、
午前中のみしかワクチン接種を受け付けない病院もあります。

この事からもいかにワクチンの副反応が恐ろしいかは汲み取って頂けると思いますが、午後に接種を受けなければならない場合においては万一の際、夜間にも対処して頂けるのかをご確認下さい。

対処して頂けない場合には一番近い夜間救急動物病院を調べておきましょう。
夜間救急動物病院が近隣に無い場合には、
他の動物病院で夜間対応して下さる所を電話で聞いて探す事も大切です。

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・ワクチンを打つ位置と、位置の記録

止むを得ずワクチンを打たれる方、
万一に備えて必ず切断出来る場所をお医者様にお願いして下さい。

理想は尻尾ですがかなり痛いそうで、
現実に打てるお医者様は少ないそうです。
肩甲骨の間の接種は首を落とす訳にはいかない為、必ず避けて下さい。


もう一つ重要な事があります。
それは前回と同じ場所には絶対に打たないと言う事です。

ちゃんとした獣医さんでしたら前回のカルテを元に、
前回とは違う場所に打ってくれます。
家の子も、先生がナックリングのある左脚に打った理由はその前の注射が右脚だったからです。

ですが、皆様もご存知でしょうが獣医さんは万能ではありません。
そこまで頭が回らない方もいらっしゃれば、
うっかりお忘れになって惰性で打たれる事もあります。
何だったら何も気にせずに同じ場所に打ち続ける獣医さんだっていらっしゃるんです。

獣医さんにとってはたった一回の注射ですが、
飼い主や動物にとっては運命を左右する一回かも知れません。

ワクチン注射をする際には必ず正確な位置を図に残す等して記録し、
次の注射の時には最初に「ここ(前回の場所)以外に打って下さい」と申し出て下さい。
正確な位置を記録しておけば、逆の足ではなくとも位置をずらして打つ事が可能です。

また、前述した通りワクチン以外でも注射部位肉腫は発症します。
抗生剤でもです。

注射を打つ場所や位置の記録はワクチンに限らず行っておくとより安全です。


お医者様は全ての猫ちゃんを守ってはくれません。
お医者様も人間です、失敗や至らぬ事も当然あります。

何もかもを獣医さんに任せずに、
自分の身は自分で守ると言う様に、
動物の身は飼い主さんが守ってあげて下さいね。

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・ワクチン接種後の注意点

接種後暫くの間は、必ず安静且つストレスをかけない様に心掛けてあげて下さいね。

おもちゃを与えたりお風呂に入れたり外出させたりといった肉体的、精神的な負担は必ず避け、
病人に接する気持ちで安静に、いつも通りに優しく接してあげる事が大切です。

また、何か悪い変化が無いかを向こう2~3ヶ月は気に掛け、
しこりが出来ていないかのチェック
もしてあげて下さい。


しこりやFIPの発症はワクチン接種後、数週間~3ヶ月でも起こります。
悪性腫瘍の場合は10年後に出る事もあります。

もしもしこりが出来たとしても、悪性にならなければ問題はありません。
大切な注意点として、触り過ぎると刺激から悪性に転じる事があると言われています。
ワクチン接種部位は極力触れず、
しこり確認の触診は優しく、手短に終わらせて下さいね。

そして接種後は食欲が極端に落ちてしまう子が多い為、
いつもよりも好物を多くあげたり普段と違う物にしたりして、
沢山食べるように促してあげて下さい。
一番のおすすめは、鶏肉を茹でた物です。

度々申しておりますが、体を作るのはご飯です。

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3.ワクチンの種類

ワクチンには「不活化ワクチン」と「生ワクチン」があります。


・不活化ワクチン

死んだ病原体(ウイルス等)本体や、
抗原部分のみを使用して体内で抗体を作らせるワクチンです。

「不活化ワクチン - Wikipedia」


死んだ病原体の為、感染を起こす「敵」ではなく「異物」としてみなされる為に細胞性免疫は誘導されません。

※細胞性免疫:
ウイルスや癌細胞等を直接攻撃する免疫反応

その為、抗体を作る液性免疫のみが誘導されます。


弱らせたウイルスを体内に入れる生ワクチンよりも副反応(ワクチン接種で起こる発熱等の免疫反応)が少ないのですが、
死んだウイルスですから体内で増殖しない為に、
生ワクチンよりも多量接種+複数回の摂取が必要となります。

持続時間も短く、問題の「アジュバント」が使用されるのも一般的にはこの不活化ワクチンの方です。
但しアジュバントが不使用でも前述した通り死亡例はありますし、
注射部位肉腫の危険性もあります。

このアジュバントですが、添加の目的は持続時間が短い問題を補う為にワクチンを不溶化して長く体内に留まらせる事にあります。

また、投与した場所に炎症を起こす事でマクロファージ(異物を処理、分解する細胞)を集めて抗原を貪食する流れを求めたり、
抗体を産生する為のT細胞やB細胞を活性化する役割も求めます。

「アジュバント - Wikipedia」

つまり炎症を起こして集めたマクロファージに抗原(ウイルス)を食べさせ、体内の異物侵入を知らせて抗体を作らせたり、
抗体を作る細胞の活発化を狙っているという事ですね。

利点:
副反応が少ない
死んだウイルスの為、感染の危険はない

欠点:
多量、複数回の摂取が必要
持続時間が短い
アジュバントが添加されている場合が多く、炎症を起こす

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・生ワクチン

生きた病原体(ウイルス等)を弱らせた状態で体内に入れ、
抗体を作らせるワクチンです。

「生ワクチン - Wikipedia」


その為、抗体を産生する液性免疫と同時に
病原体を直接攻撃する細胞性免疫も誘導されます。

不活化ワクチンよりも獲得免疫が強く、少量で済み、
持続期間も長い事で通常はアジュバントも添加されません。

※獲得免疫:
T細胞やB細胞が担当する免疫。
感染を記憶し、次の感染で速やかに対処する為に備える。ワクチンの原理。

但し生きたウイルスを使う為、
体内で増殖して感染症状を起こす場合があります。

副反応(ワクチン接種で起こる発熱等の免疫反応)も起こりやすいです。


更に怖いのが、免疫が弱っていたり高齢であったり、
元々そのウイルスを保有している際には本格的な発症を起こす場合がある事です。
私が聞きかじる限りは猫白血病のワクチンに多い様に感じます。

また、免疫獲得に1ヶ月程の期間が必要です。

利点:
摂取量、回数が少ない
・通常はアジュバント非添加

欠点:
副反応、軽微感染、本格発症の危険性がある
・免疫獲得まで1ヶ月かかる

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・ワクチンは毎年接種するべきでないと公的に決められています

さて、ここまで書いておいてなんですが、
実は現在、「世界小動物獣医師会(WSAVA)」
「犬と猫のワクチネーションガイドライン」により、

ワクチンは不必要に接種すべきではない。
コアワクチンは、子犬および子猫の初年度接種が完了し、6 ヵ月または 12 ヵ月齢で追加接種(ブースター)を終えたら、3 年毎よりも短い間隔で接種すべきではない。
なぜなら、免疫持続期間(durationof immunity, DOI)は何年にもわたり、最長では終生持続することもあるためである。」

というお達しが出ています。
※2015年版

※筆者注:
コアワクチンは「どの子にも接種が推奨される病」の分類で、
・猫汎白血球減少症(猫パルボ)
・猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペス)
・猫カリシウイルス感染症
が猫のコアワクチンです。


あれ?と思われた方もいらっしゃりますよね。
”今年”のワクチンそろそろだ」、「”今年”はもう済ませた」、
そうお考えの方もきっといらっしゃるかと思います。

私もずっと不思議だったんですよ、
だって人間でも一度接種したワクチンってずっとしなくていいって言われましたよね。
実は2020年10月現在、この話は皮肉なことに病原体の減少により覆ってしまっているのですが、それはちょっとややこしいので興味がおありの方は

こちらをご覧頂くとして、
ノンコアワクチンと非推奨ワクチンに続きます。

「VGG は、ノンコアワクチンを、地理的要因、その地域の環境、またはライフスタイルによって、特定の感染症のリスクが生じる動物にのみ必要な
ものと定義
している。
VGG は一部のワクチンを非推奨(その使用を正当化するための科学的エビ
デンスが不十分)ワクチンに分類
している。

(中略)

 VGG は「定期的な(通常は年 1 回の)健康診断」という方針を強く支持し、このことは、年に 1 回のワクチン再接種に関する推奨やそれを期待する
飼い主の考え方をなくすことにつながる。

ノンコアワクチンとは「必ずしも必要ではない」分類であり、
非推奨ワクチンは化学的根拠が薄弱であり推奨出来ないと判断されたものです。

※筆者注:
VGG(Vaccination Guidelines Group)は、
「世界小動物獣医師会(WSAVA)」
が世界へ普遍的に使用出来る犬猫ワクチン接種ガイドラインを作成する為に組織されました。

「Vaccination Guidelines Group - WSAVA」
「WSAVAワクチネーションガイドラインの概要とアジアの小動物臨床獣医師に向けた提言 辻本 元」


このお達しに従って毎年のワクチン接種を中止している動物病院も幾つかありますが、先に記した通りこれは2015年度版です。
広まってないんですよ。

「ワクチネーション最新アップデート2017」

-以下本文一部抜粋-

「座長 ガイドラインでは、成犬、成猫になった場合は3年間よりも長い間隔でのワクチン接種を提示していますが、日本でどのような現状でしょうか?

栗田 当院ではワクチン接種を希望する全頭に抗体検査を提案しています。3年ごとよりも頻回に接種しないということであれば、では何年なのかを示す必要がありますので、抗体価を検査機関で測り、基準値以下を目安に接種しています。
いっぽうで、ある市では動物取扱業の講習で毎年ワクチンを打たない動物はシャンプーやカットなどを受け付けてはいけないという指導をペットショップにしているそうです。

(中略)

Day イギリスでも毎年ワクチンを接種していないと動物を受け付けないという施設があります。科学者ではない人たちがワクチンに関するルールをつくってしまったため非常に複雑化している。これは獣医師として、科学者として、法律や規制が科学の進化に追いつく必要があることをアピールすべきです。」

-抜粋終了-


さて、この記事を読んで下さっている皆さんにお願いがあります。
私もこのお話を知ったのはつい最近なのですが、きっかけは

こちらの動画を観たからです。

こちらの動物病院(北海道)の獣医師が解説して下さっており、
とてもとてもお勉強になります。

動画内では未だ毎年の接種を行う主治医には

「犬と猫のワクチネーションガイドライン 世界小動物獣医師会(WSAVA)

こちらの資料を獣医師に見せる事、
それでも難しい様ならサニーズアニマルクリニックの院長先生にお話を通す旨(10:30辺り)を仰られています。
本当に動物の健康を第一に考えておられる立派なお医者様です。

なので是非こちらの動画をご覧頂いて、再生回数を上げて頂ければと思います。
正しいこと、有益な情報の提供、努力をした人が広まり、
共有され、少しでも良いことが訪れる世の中であればと願います。


※参考ページとして
「ワクチン - Wikipedia」
「アジュバント - Wikipedia」
「副反応 - Wikipedia」
「予防接種後の有害事象」
「赤羽ペットクリニック ワクチンについて」
「猫のワクチン いろいろ | 猫専門病院の猫ブログ nekopedia ネコペディア」

「混合ワクチン接種のサイクルが変わります! | たのうえ動物病院 | 土浦市 つくば市 牛久市 阿見町」
「ワクチンは毎年必要か?|本庄犬猫病院」

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4.なぜ注射は危険なのか

経口薬では毒でもない限りは不意に亡くなる、なんていう事は余り聞きませんよね。
ではなぜ注射がこんなに危険かと言うと、
生物の体は本来、内臓によって浄化されるからです。

ぴんと来ない方もいらっしゃると思いますが、
つまり内臓、特に肝臓が薬毒を代謝、排出してくれるからです。

肝腎要(「かん」「じん」かなめ)と言う通り、
肝臓や腎臓の毒素を排出してくれる機能は何にも替え難い重要な機能です。

人間の肝臓は判明しているだけで

・消化
・分解
・代謝
・合成
・造血

等、500種類以上の働きをし、
数千種類の酵素を用いて毒素を分解します。


人工的な再現が不可能
な程に複雑且つ精密で、
人間の肝臓を完全に再現する事は現在の人類には不可能です。

更にこの機能を機械で再現しようと思うと、
何と東京ドームよりも大きな工場になってしまいます。


つまり注射はこの内臓、特に濾過工場である肝臓を介さずに血液に直接薬を打つ為、薬毒が「直」に体へ入ります。
良い方へ働くのなら素晴らしい効き目となるのですが、
強い薬であればある程に危険となります。

この為、注射は急逝を引き起こす事もあるのです。

これ程に大切な機能を担う臓器ですから、
肝臓は健康であれば何と全体の8割程を切除しても一年後には再生する程再生能力の高い内臓です。(人間の場合)


ですが猫は極端に解毒作用の弱い生物だと言われており、
FIPでは薬毒により肝不全等の障害を引き起こしますが

こちらの「5.肝臓の回復を行う」でご紹介したミルクシスル等を用いて肝臓の再生を促す事が可能です。


※参考ページとして
「肝臓 - Wikipedia」
「肝臓をデザインする|バックナンバー Vol.17|島津製作所 広報誌 ぶーめらん」

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ちょっと長くなってしまいますので、次に続かせて下さいませね。
次はワクチンを無毒化する為のビタミンC詳細についてと、
ワクチンを打つ際の注意点とまとめを書かせて頂きます。


お次はこちらです。

目次:
5.無毒化と抗体増強の為のビタミンC
6.ビタミンCの与え方
7.ビタミンCの選び方
8.ワクチン接種時の注意点、確認点、ビタミンC投与の簡単なまとめ


インターネット上で様々な情報を共有して下さる皆様、
日々研究を積み重ねて社会をより良くして下さる皆様に、
心からの御礼を申し上げます。

ご無理がなければ100円のご支援をして頂けますと、大変有り難く思います。