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妻の事しか考えていないとこうなる。


普通に日記を書いたのですが、途中から長い妻様との思い出とラブレターになってしまったので、何時もの日記の料理等はカットし、妻様に読んで貰いたいが為の記事にしてしまいました💦

ーー✨✨

この言葉を女性が言われて、普通は嬉しいは分からないのだけど、僕は嬉しいし安心するんだ。
妻様と一緒になって…大体の舵を僕が決める様になってから、二人の事を一人で決断しなくてはいけない事も増えた。
自分の全てが正しいだなんて思わないし、普段からそう思って貰いたいとか、尊敬とかは必要じゃない。
本当に必要なのは、決断がどちらに転がったとしても、二人で修正すれば良いと肯定出来るこの言葉に限る。

貴方の其の決断は…
「正しかった」と。

この曲は、絵描きではないが昔の妻と僕を思い出させる。
今も…僕が此の曲を歌うと、妻は決まってこう言う。
「貴方が迷っても…正しかったって言いますね」
桜模様の便箋を用意しなくちゃと、何時も笑って。

僕は紙本を出す前も、ずっと只管書いていた。
理由は…この曲の彼、其の物かも知れない。
失恋しても、何があっても…何故か…書いていた。
軈て今の妻と出逢った時も、勿論書いていた。
僕は大量の時間を書く事に注ぎ、デートは車で夜の街へ行き友人を含めて飲み明かした。
二人のデートらしいデートの時間も、会話する時間さえも物書きで埋まるのが当たり前だった。

妻様が読む事が本当に好きではなかったら、きっと簡単に破局していたと思う。
妻様の前に付き合っていた彼女の失恋話を読んでも、妻様は僕を抱き締め、
「辛かったね」
と、もう大丈夫だからと笑うだけだった。
不思議な人だと思い乍ら、それでも書いていた。

軈て僕は前の彼女の様に、時間の無さに耐えられず消えてしまうのではないか…そう思って、何度か振り向く様にはなった。
それは、単に自分がもう傷付きたくはなかっただけなのに、其の度に当時だから原稿用紙を持って、妻様が詰め寄るんだ。

「此処の表記ですけどね…。此の頁がですね。…この解釈ですけど…」
と。

決して、表現や内容が如何のとは触れずに、誤りか間違えて捉え易い場所や、頁数の確認をする。

僕が書き走ると言っているが、昔は実はもっと酷く…正しくは「書き捨てる」だ。
書いては後ろに原稿用紙をポイポイ見ないで投げてしまうんだよ。
机に山になるだろう?
机の半分が縦に置いても、原稿用紙が積み重なり段差が出来る。
其処に腕を置くのが邪魔だったんだ。
勿論、ザッと書いた後はパソコンで打ち直して清書した。
昔は公募も原稿用紙換算で、パソコンからも原稿用紙形式で印字された物が主流だった。
だから普段から、下書き程度に書くなら原稿用紙が普通だったと思う。

妻様は机の後ろのベッドの上に、山の様に積まれて行く原稿用紙に半分埋もれ乍ら、頁を揃え綺麗に閉じてくれていた。
振り向くと何時も…。
可愛らしくこじんまりと正座して、膝の上に紙を重ねて行った。
何に使うでも、誰かが読むでも無い原稿を彼女は大切そうに、一枚一枚集め、印字してもまた其れを大切そうに見届けては纏めて閉じてくれた。

もっと大切に扱って下さいなどとは、プロになっても言われ無かった。
ずっと好きに書かせてくれただけ。

「書く事だけを考えて下さい」

昔も今も、一度執筆に入るとそう言った。
本当に書いているだけで、他に何一つせずとも不自由無く、完璧な迄に徹底して。
プロを辞めても。成る前からだ。
それでいてプロを辞める時も、お好きにどうぞと言っただけ。

妻はそこに拘りがあるのでは無い。
良い話を蹴れば、あら…勿体無い…と、取り敢えず程度に言うが気にしない。
重要なのは、僕が夢中になって書けているか…それだけだから。
妥協して書けば、誰でも無い…妻の反応一つで、僕にも分かる。
満足するに足りなかったかと。
難しい言葉や漢字を使う語彙量とはまた別だ。
妻が拘るのは、視界の広さや表現力の有無が多いのだと、僕は感じている。

あの頃から妻は気付いていたのだと思う。
書く事が、僕の命とさして大差ない事だと。

黒影紳士のseason2が始まってから、あの頃…否、あの頃よりも書く事が二人の時間を奪って行った。
それでも彼女は変わらなかった。
其れ迄の間はホームページにひっそりと書いては逃げ、ゆっくりと二人過ごしていたのに。

妻様は時々嫉妬した。
誰にでも無い…黒影紳士にだ。
それでも、読む微笑みは昔と変わらない。
書く時間を大切にしてくれる事も。

「だって…貴方の命ですから」

と、今も腱鞘炎の腕を慈しむ様に介抱しては、何の得にもならない、時間の損失でしかない物書きを支えてくれている。

こんなに書いては、また心配を掛けてしまうな💦苦笑
愛する妻が起きたら…僕はきっと眠っているだろう。
僕の命をずっと守ってくれたのは、誰でもない…君だ。
其れを忘れ掛けた時も、筆を置いた時も…。
書きたいと言う、微かに燻っていた火種を絶やさずに、大事に守っていてくれたからだと思う。

僕にはな、一つ未だ大きな謎があるんだ。
何故書いている途中から、主人公に鳳凰が宿る羽目になったのか。
予知夢の暗い影を落とす紳士を…推理やミステリーだけに仕上げたかった筈が、何時の間にか気付けば鳳凰になっていやがる。

此の火種なんだが…なぁ、妻よ。
君が僕のハートに付けた物では無いのか?ww

妻様が起きたら…僕は寝惚けてこう言う。
「blogを読んでおくように。君の事を書いたから」
と。
君は必ず読む。
僕が書いた物ならば、どんな作品でもずっと愛していると知っている。
君の事とは言わずとも、短編を書いたと言えば必ず読むに違いないのだ。
推理でも推測でも無い。
重ねて来た事実の上に成り立つ、真実の…愛だから僕には簡単に解けるよ。


昔、未だ僕があまりしっとり系のLove songの良さを分かっていなかった頃、ただロック系統かクラシック音楽が好きで、此の曲を聴いて、妻に熱唱した覚えがあるww

妻様は上級で大丈夫だから、ボーカルのマイクの音が割れようが、ギターが云々は元を知っているので此方の方が痺れるだろうと想定して上に貼るw↓
本気で歌ってるよ、妻様、これ❗️w
息切れしてるじゃんwぐらい本気のやつだ。

歌手の本気の声量って凄いなぁ…。
妻様はピアスしてないもんなぁ〜♪←朝から公然でイチャつくなww

一応、初級は此方↓原曲ね💦


妻様へーー💌

お早う。
何時か、ずっと長年書かせてくれた感謝を伝えたいと思っていた。
言葉でも会話でも無く、君が守ってくれた書くと言う事で。
後…何年書けるかも、量も、時間も分からない。
腕…調子乗って御免ね。
もしも、後の残りの人生の時間、君が喜んでくれるのならば、僕は何も恐れず書いて行けるだろう。
もしも…君の為ならば、今は君が不安がり泣きそうな顔をして心配するから、腱鞘炎を気にして休み休みでいるが…
本当は、此の腕や手が粉砕してでも、君への愛を永遠に書いていたい。

君が何時か、僕の足を庇って腕を首に回して、肩を貸してくれたあの日…覚えているね。
手摺りに力を入れて何とか立っていた僕に、電車の中で君が其の手を外したんだ。
寄り掛かって楽にする様にと。
手も足も使い物にはならなかったが、君が受け止めてくれたね。
相変わらず、僕は使い物にもなりはしない。
けれど…今度は、此の手が使えなくても、此の足が使えなくても、僕が必ず君が必要な時、受け止めさせてもらうからね。

愛している…最愛と言う言葉だけは、君だけの物だ。
何億何兆と積まれても、僕は君宛てにしか書かない。
書かなければ殺すと言われても君にしか使わない。
一生涯、二つと無い…僕の最高の宝の名に相応しい…。

そうだ。最愛の妻よ…。
起きたら…腕…冷やしてくれないかww←この人って💦ww

最後に…
これからも、君の為に書かせて下さい。
そして、読んでいるあの穏やかな笑顔は、僕の独り占めのままにしておいて下さい。

君と出逢えて…君に書けて…僕は幸せです。

昔の様に、君が僕に精一杯与えてくれた自由に執筆する時間を、君は今も無理をして守ろうとしていますね。
君の事…書いて見ていない様で、もう背中でも感じる程見ていたのですよ。
もう一人で頑張らなくて良いんです。
頑張らなくても、自然で。
要らないよ…もしも、君が苦悩してまでくれた時間ならば。
今直ぐにでも筆を置き、此の両腕は君を抱き締め支える為に使おう。
この頃、時々口にする、
「何も出来なくてごめんね」
の、あの言葉…。
君の言葉…聞いていない様で聞いています。
家事は大変ですが、今に始まった事では無いですよね?
書くのに必要な時間が増えたんですよ。
昔とは違い、管理や宣伝にも時間が掛かるじゃないですか。
君の所為ではありません。
もっと書かせてやりたいと願う君の気持ちは、痛い程に伝わっています。
もう…自分を許して上げて下さい。
僕は君が可哀想で、苦しくてなりません。
僕は君の全てを許します。
君は直ぐに自分を責めてしまう人だから。
僕はそんな事で、他の誰かに振り向いたりもしません。
心の隙につけ入るのは悪魔だと言いますが、僕の心は君でいっぱいだから、隙も御座いません。

後何年…残りの時間が短じかろうが、長かろうが、僕は君以外を選ばなければ、君といた事を死んでも尚後悔しないと誓おう。

出逢った日も、離れた時も、そして今がある事も
全てに感謝しています。

ありがとう💐

思い出の曲🎧貼っておきますね。
また、一緒に歌おうか。


待ち合わせ前…
僕は慌ててタイを選んだ

こんなにタイ一本で悩んだ日は
人生であの日が最初で最後だった

あんなにも早く会いたくて…
あんなにも慌てた朝…

君が待っていたと言うだけだったのに

君じゃなければ
あの幸福な朝は訪れはしなかっただろう

輝く様に硝子越しに鏡の僕を照らし
小鳥が急げと笑っていた

あの日飛び出した真っ白な光は
今もずっと
君へと続く奇跡の様だった

お賽銭箱と言う名の実は骸骨の手が出てくるびっくり箱。 著者の執筆の酒代か当てになる。若しくは珈琲代。 なんてなぁ〜要らないよ。大事なお金なんだ。自分の為に投資しなね。 今を良くする為、未来を良くする為に…てな。 如何してもなら、薔薇買って写メって皆で癒されるかな。