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おとひで🍀
2020年7月1日 20:34
琵琶湖の西岸を南下していった。湖と意識していないと、海と間違う。岸辺は波が寄せては返している。水辺独特のにおいを嗅ぎながら、走る。琵琶湖の周囲は思ったより、建物が多かった。京都に入ると、今度は北上していった。京都は修学旅行の思い出がたくさんある。京都駅の大きさ、近くのお好み焼き屋、東寺、金閣、銀閣などなど。行ったことのある所には寄らず、天橋立へ向かった。細い林の
2020年7月4日 13:31
天橋立を満喫した僕らは、また走り出した。すでに夕方のため、宿を探す。宿といっても、駐車場かテントを張れるスペースのことであるが。運よく、公衆浴場を探し出し、駐車場でパス練をした。汗をしっかりかいた後、久しぶりの大きなお風呂に入った。その晩は、蒸し暑く寝つきが悪かったが、お風呂の爽快感がありぐっすり眠ることができた。翌朝早く、兵庫を走った。僕は寝不足によりところどころ記憶
2020年7月7日 17:56
前回、出雲大社から再スタートといって締めくくった後に、鳥取砂丘に行ったことを思い出した。鳥取の皆様失礼いたしました。ひたすら海岸線を走っていると、鳥取砂丘の看板が見えてきた。砂丘の看板なくても、道路のまわり結構な砂だった。砂の畑のようなところがずっと続いており、らっきょう畑?などと考えながら通り抜けた。鳥取砂丘は、想像よりも多きかった。観光駐車場に車を止め、丘の上を
2020年7月10日 08:21
出雲大社の周辺は、おみやげやさんと上り坂が印象的だった。急な上り坂を登ると、出雲大社の看板があった。昔、誰かに言われた、神無月の話を思い出した。神無月は全国の神様が出雲大社に集合しているので、神無月という。島根では神有月というということを、だれかから聞いた。本当かどうか確認はとっていないが。境内に入ると、空気の神妙さを感じた。張り詰めたわけでもなく、緊張とも違う、独特の
2020年7月12日 06:38
出雲大社でお参りをし、僕らはまた西へ向かう。国道9号をひた走り、山口を目指す。島根県も横断するのは結構な時間がかかった。途中一度、テントで寝た。車中泊に比べると、とんでもない快適さだ。蒸し暑い、熱帯夜の中、眠りについた。朝は、すこぶる快調で歯磨きしながら今夜もテントで眠れたらいいなと思った。ところどころのコンビニで、ジュース、アイスを食べ、窓全開、エアコンなしの
2020年7月17日 21:17
やっと、九州へ上陸できる。この時点で、背中の汗疹との闘いであり、若干先輩との会話も続かなくなってきていた。軽自動車だったので、九州への道のりは安く済んだ。橋を渡ると思っていたが、地下にいってトンネルをくぐった。九州に上陸すると、特に本州と変わらないじゃん、という印象だった。とりあえず、恒例のコンビニ弁当を買いに行く。ここで、キャメルマートが多い事に気が付いた。東北地
2020年7月21日 10:16
九州に入り、僕の地理の知識もあまり追い付かない。東北地方に住んでいるので、どうしても関東以南というか西側の事に疎い。その中でも、九州といえば、阿蘇山のカルデラ、鹿児島の桜島、熊本のい草、種子島など社会の勉強でやった知識は薄っすらあった。水曜どうでしょうのファンとなった後、日本一周をしていたら、指宿に行ってみたいと思っただろう。先輩の、追試の日程もあり九州は3日で一周する計算
2020年7月22日 14:38
夜も遅くまで走り、朝は早くから走り出したようだ。僕は睡魔に襲われ、夜寝る時は走行中だったし、朝起きた時も、すでに走行を始めていた。先輩はかなり眠いだろうが、サザンを聞いてなぜか生き生きしている。尊敬します。昨日からの旅の途中、立ち寄ったところは、ハウステンボス、ちゃんぽんのお店だった。学生の、さらに財布を落とした僕たちにとってハウステンボスのパスポートは、高かった。
2020年7月28日 09:38
沖縄への移動をあきらめた僕らは、北上を始めた。夜間の移動というのもあり、九州で立ち寄った観光地は、大分県中津市にある、福澤諭吉旧居・記念館が記憶に残っている。不眠不休で運転している先輩は疲労困憊していると思われたが、記念館内の、年表をじっと見つめながら、うなずいている。本当にすごい人だと思った。興味を持つと、疲れなんて関係ない、そんな人だった。医師になってからも精力的に
2020年7月30日 09:13
本州へ戻った僕たちは、瀬戸内海を見ながら東へ向かった。山口、広島と国道をひた走った。いつものように昼食はコンビニのカルビ丼。夜は車中泊だった。四国へ行きたいのだが、瀬戸大橋しか思いつかなかったが、しまなみ海道といういい道を発見した。とりあえず行ってみる。いくつかの島に降り立ちながら、四国を目指した。島に下りたり、橋の上から海を眺めたり。この度で一番の絶景だったか