琵琶湖の西岸を南下していった。
湖と意識していないと、海と間違う。
岸辺は波が寄せては返している。
水辺独特のにおいを嗅ぎながら、走る。
琵琶湖の周囲は思ったより、建物が多かった。
京都に入ると、今度は北上していった。
京都は修学旅行の思い出がたくさんある。
京都駅の大きさ、近くのお好み焼き屋、東寺、金閣、銀閣などなど。
行ったことのある所には寄らず、天橋立へ向かった。
細い林のイメージだったが、実際は砂浜で海水浴を楽しむ人たちがいた。
きれいな砂浜だった。
水面がきらめいていて、水が透き通っていた。