自分を変える方法
人間は感情というパワーのある象に乗った、理性という象使い
Daigoさんのお話ですごく腑に落ちる内容がありました。
「人間は感情というパワーのある象に乗った理性という象使いだ」、
という面白い視点です。
お話では他人を変えるという視点でしたが、
自分を変える、という方向の視点のみで引用し考察したいと想います。
人間を変えるためには
①理性/象使い
➁感情/ 象
という視点がポイント。
理性/象使い
・自分の方向性をつけたりコントロールをする部分
・「ライダー」→象の上に乗っている人間、象使い
・パワーが弱いが頭が良く、象に方向性を教えることができる
感情/象
・パワーがあるが、気分屋さん(飽きっぽい)→象、動物的
(暴走すると手に負えない)
理性/象使いの失敗例
理性がパワーのある象を、
コントロールしよう、
ちゃんとしないと、とし続けると理性が疲弊する。
→
理性が疲弊してしまうと、
感情というパワーのある象が自由に動いて暴走する
感情が暴走している状態が人間の常
「正しさ」という「理性」の領域を伝えても、
結局「感情」が暴走していれば人は動かない、
自分は動かない。
僕が僕自身を客観的に見つめても、
感情優位になった時はハッキリと言って、
「バカ」になっていると自覚があります。
また、そのような状態が優位な人と長く過ごしたり、
そのような人たちの中にいる、
という環境も影響することがあるでしょう。
楽をして、
消費的で惰性的な人たちが生活の中にたくさんいるのなら、
自分を客観的にコントロールする必要があります。
また、
この仕事をする中で色んな人を見て来ましたが、
「良い方向にいきたい」「自己実現したい」
という理性は少なからず、
10人いたら10人うっすらと持っていますが、
ほぼ全員が煩悩という堕落的な感情に侵されています。
「こうしたらこうなれるよ」という
「正しさ」という理性に訴えチャンスを与えても、
10人いても9人は結局は最終的にやらない。
そもそも「感情が暴走している状態」が人間の常だし、
だからこそ痛い思いをするために、
是正するために輪廻を繰り返し、
生まれてきているのが人間なのかもしれません。
ポイント
感情は強いパワーを持っているので、
そのパワーを暴走させずに、
良い方向にそのパワーを利用できたら良いですね。
それについて考察してみました。
自分を動かす方法
例えば、良い方向に行くために何かをしなければ、といった状況だとしましょう。
感情がノッてきていない状態で、
「理性」のみで突き進んだ場合、危険がいっぱいあり、
結局、感情が暴走してしまえば、
理性は罪悪感も伴い疲弊し、
挙句の果てには、
「自分って出来ないやつなんだ」
と悪のスパイラルに入る。
理性が、感情をノらせ、
感情のパワーを利用できれば無敵状態ですし、
それで結果がでれば、
理性も感情も、この上なく最高なわけです。
感情は承認欲求を求める性質があります。
感情くんが頑張っら、
感情くんを褒めてあげてください。
自分で自分自身を褒めてあげてください。
実際にストレスから逃げると人間は害悪なホルモンが分泌されますが、
ストレスから逃げずに受け入れると、
「オキシトシン」という愛情に寄与するホルモンが分泌されます。
子供がお母さんに抱かれたときに、
愛情の光に包まれたときに、出るホルモンです。
前向きに挑戦に向かい続けることこそ、
人間の精神衛生を良くさせるスイッチが、
遺伝子レベルで設定されていると言えるのではないでしょうか。
そのために、
感情というパワフルな象を乗りこなす事が有効で、
良いサイクルを生むといえます。
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