醸造酒の分類



醸造酒について。
あわせてお読みいただければ幸いです。



◉醸造酒の分類


醸造酒は、

・"単発酵酒

・"複発酵酒

この2つに分類されます。


まず、"単発酵酒"に含まれるお酒は

・果実酒

・蜂蜜酒

・乳酒

などといったものです。


それに対し"複発酵酒"は、


さらに2つに分類され

・単行複発酵酒:ビール・発泡酒


・並行複発酵酒:清酒・紹興酒


などといったものがあります。





◉ワイン


・単発酵酒の代表的なもの

・原料のブドウに糖が含まれているので、そのしぼり汁に酵母菌を加えて発酵させる


ぶどうの品質・気候・壌土・醸造酒などの違いによって、


ワインの良否に影響をあたえます。



*種類

・白ワイン

・赤ワイン

・ロゼワイン

・スパークリングワイン




◉ビール


・単行複発酵酒の代表

・麦芽、ホップ、水だけで醸造する


麦芽の乾燥を強く行うことで"黒ビール"ができます。


*"ホップ"とは?

つる性の植物。
この雌しべの"毬花まりはな"という部分がビール作りに使用される。

また、このホップには

・ビール特有の苦みや香り

・殺菌作用を高める

・泡を安定に保つ


というような効果があります。


*種類

・上面発酵(エール)タイプ

・下面発酵(ラガー)タイプ

・自然発酵タイプ

(・発泡酒 )





◉日本酒(清酒)


・並行複発酵酒の代表

・醸造酒の中で最もアルコール度数が高く香りも良い


*種類

・吟醸酒

・純米酒

・本醸造酒






"発酵"の工程の違いで、


種類の異なるお酒が作られるとは


とても興味深いですね。



※bitesjapansquadの投稿:きぴり

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